浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

旅立ちのとき

2008年03月08日 | 日常

毎年のことながら、この時期は旅立ちの季節となります。僕がサッカーの指導で関わっている中学3年生の選手たちも進路が決まり、三送会を開くことになりました。

この学年は5人と人数が少なく、試合に出場するにも過半数が下の学年の選手が入るため、なかなか試合に勝つことは出来ませんでした。悔しい思いを繰り返してきた学年とも言えます。

ただ彼らはそれを言い訳にすることはなく、自分たちが力を付ければ勝てるチームに成長すると信じて努力してきた選手たちでもあります。

結局、チームとしては結果を残すことが出来ませんでしたが、サッカーに真剣に取り組む姿は評価され、それぞれが自分の考える環境でサッカーを続けることが出来るようになりました。これは僕たちスタッフが「個を高める」ことを目標に指導していることが評価されたようにも思え、嬉しい限りです。もちろん僕たちがしたことなんてわずかで、多くはそれぞれの選手の努力なんですが・・・。

これから違う環境でサッカーを続ける彼らには、支えてくれている親や仲間に感謝することを忘れないで欲しいと思います。僕も彼らと出会え、一緒に過ごすことが出来たことに感謝しています。