浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

辞典

2006年11月10日 | 日常

辞典
もう何年(十何年?)も前からですが、電子辞書が普及しています。最初の頃は国語辞典が、そして和英辞典などの外国語辞典、最近ではカタカナ言葉辞典や簡単な日常会話が登録された電子辞書があるそうです。それこそ、ポケットサイズの小さな電子辞書に数ヶ国語の辞典や様々な機能が付いて1万円を下回る値段で売られています。

僕も大学時代に一度電子辞書を持ったことがある(その頃の電子辞書は今とは比べ物にならない程度の機能でしたが)のですが、単語を入力すれば、すぐに回答が得られる便利さにも関わらず、すぐに使うことを辞めてしまいました。何故か違和感があったのです。それに便利なのに便利だと感じなかったのです。

今だったら、あの便利さを理解できるのでしょうか?外出する時にわざわざ重たい辞典を持っていく必要もありませんし、不意の時にも膨大な量の情報を持ち歩いているわけですから。

でも僕はあの紙の辞典を引くのが好きなんですよね。パラパラとページを捲るときやずっしりと重たさを感じるときに自分で調べた達成感がありますからね。そして、何より僕が気に入っているのは、目的の単語を調べた後に、その付近に載っている言葉の意味や使い方を知ったり出来ることですね。少し物知りになった気分になります。


空き情報サイト

2006年11月10日 | 福祉

先日、職場で「シルバー新報」という高齢者福祉業界紙を読んでいたら、「ショートステイの空き情報サイト開設」という記事がありました。

その記事によると、全国のショートステイ(短期入所生活介護・短期入所療養介護)を行なっている施設の空き情報をホームページで検索することが出来て、施設の概要なども確認することが出来るものを開設し、現在は登録施設を集めているというものでした。

しかし、記事を読んでいくと気になる点もいくつかありました。まず、登録料として月々1万円がかかること、さらに空き情報は結局のところ自分で入力しなくてはならないこと(当たり前か)、そして一番気になったのが、「施設は稼働率を上げようと努力をしていない」という内容の記事が書いてあったことです。

ええっ!そうなんですか!

僕は福祉現場の職員で、それこそショートステイの受付・調整業務も行なっていますが、まさか自分の仕事がそのように評価されていようとは・・・。自分ではそれなりに努力しているつもりだったんですが・・・、結構ショックです。

まあ田舎ですから、競争と呼べるものはありませんが、それでもなるべく多くの人が利用できるようにと、ショートステイの認知度アップに努めてきたつもりだし、部屋調整もしてきたつもりですし、手続きも頑張ったつもりなんですが・・・・。

はっきり言わせてもらうならば、わざわざ月々1万円も払って、空き情報を入力するほど相談員は暇ではありませんし、ショートステイの空き状況も刻一刻と変わるものなので、そのサイトをどれほど信用して良いのかもわかりません。

ただそれは僕だけが思っていることなのかもしれませんので、数ヶ月待ってから、このサイトへの登録施設が増えて、有効に活用されるようなら、頭を下げて謝ります。少なくとも僕が勤めている施設では空き情報をネット上に載せるなんて有り得ない話ですから・・・。