虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

甲賀 矢川神社

2007-02-11 | 一揆
甲賀を走ってきた。
矢川神社(甲南町)。
ここは天保13年近江大一揆の出立の場所。

天保13年10月14日夜、この神社の境内の鐘が乱打され、数千人の農民が集まる。翌日には群集は2万人にもふくれあがり、10月16日には約4万人が三上山の麓(野州市三上村)に押し出す。三上村には、幕府(水野忠邦)からの検地役人が本陣をかまえていたからだ。16日、一揆勢は本陣を襲い、検地中止(10万日の延期)の証文を勝ち取り、増税によって幕府財政の回復をはかろうとした水野忠邦の企図をうちやぶる。

矢川神社の境内には、この一揆についての掲示板はないけど、神社に入る前の矢川橋詰に天保義民150年祭を記念して平成3年に作った10メートルほどの石柱(メモリアルタワー」が建てられていた。

近くには甲賀流忍術屋敷もあり寄ってみたが、その話はまたあとで。

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