らんかみち

童話から老話まで

チコリーでアーティチョークを

2014年06月25日 | 酒、食
          

 アーティチョークもカルドンも、花を愛でたいという人々によって当地では静かなブームらしい。以前からの愛好家に加え、地元の花屋さんも置くようになった。
「こんな花、買う人いるんですか?」と、去年聞いたことがあった。

 で、今年その花屋さんに行ったところ「去年仕入れたアーティチョークは全て売れましたので、今年も仕入れます」とおっしゃる。買ったお客さんは地元の人らしいけど、どこのどなたかは分からないそうだ。

 地元の花屋さんには今年もまたアーティチョークが置かれ、小ぶりな花が咲いていた。鉢植えでも立派に花が咲くんだね。だったら日当たりとか調整できる鉢植えの方が種は採りやすいかも。それに同好の士の畑ではイノシシにやられてアーティチョークが全滅し、ぼくの差し上げた種は鉢植えで育てられている。

 ただ、ぼくは食いたいから栽培しているわけで、どんどん花を付けてもらわなくては困る。畑で栽培すると巨大になるってどんどん花を・・・・・・付けるはずなんだけど、うちの畑では鉢植えと変わらない生育状況。
 まあ今年は種を採るだけってことで、食べるのは市販のオイル漬けに甘んじるとするか。

                    

梅干し漬け大失敗

2014年06月24日 | 酒、食
       

 昨日塩で漬けた梅は今日になっても梅酢が出てくる様子がない。圧をかけられる漬け物容器に入れているんだけど、熟した梅の香りに誘われて小バエが入っているじゃないか。しかも梅そのものも傷みかけていて、こうしちゃおれんとラッキョウ酢を投入。半日待ったら少し梅酢が上がってきたかな。もうこの方法はやめて、次からはポリ袋に入れて塩揉みするか。

              
 
 先日のびわジャムは失敗に終わったけど、ビワ種酒は失敗することはない。どんな風味かというと、ずばり杏仁水。咳止めの水薬に香りを付ける矯味剤だね。市販の酒でいうなら、養命酒のキー・フレイバーと思う。ビワ種と酸味を付けるためにレモンを配合。

                     

 本日は疲れることが色々とあって、凝った酒の肴を作る元気がない。ディナーはカップ焼きそばにしようかとも考えたけど、ちょっとしたワインがあったので、チコリーの舟を使ってみた。
 チコリーの上にマヨネーズ、生ハム、自家製カッテージチーズ、オリーブの実、塩胡椒、オリーブオイルでフィニッシュ。物を載せていくだけの簡単な肴だけど、これがつまめるんだよね。日本酒だったら味噌と豆腐なんかも良いんじゃないかなぁ、やったことないけど。

 なんでわざわざチコリーの舟に乗せるかというと、サンチュやレタスのように包む面倒がないからというのと、噛んだときのチコリーの崩壊感が素敵だから。あと苦みもアクセントになるし、ほんの僅かな甘みも見逃せない。カップ焼きそばだと侘びしいけど、チコリーに何かを載せるだけで味も見た目もお店の肴みたい。便利な野菜に癒されるわい。

6月23日(月)のつぶやき

2014年06月24日 | 暮らしの落とし穴

アーティチョーク、ほぼ開花。良い香りというもんでもなく、強いてたとえるなら、はったい粉の香り? pic.twitter.com/mM0j6eI5Ow



セクハラヤジにも三分の理

2014年06月23日 | 暮らしの落とし穴
 セクハラヤジで疑いをかけられていた男性都議がついに白状したらしい。場末の飲み屋でも耳にしないような幼稚なヤジが、あろうことか都議会で飛び出すとは。いやしかし、自民都議のフェイスブックが炎上しているのを見ると、ちょっと彼に同情してしまう。

 たぶん自民都議は塩村さんのファンだったんじゃないかな。元女優さんというだけあってきれいな方だし。
 子どものころ、気になる女の子に「バーカ、お前の母ちゃんで~べ~そ」とか憎まれ口をきいていたよ、好きなんだって気づいてもらいたくてね。あれと同じレベルの話だろう。

 イタリアのあるモデルさんがこんなことをツイッターでつぶやいていた。
「タイプじゃない男の人のことは、そう分からせるために無視する。タイプの男の人には、そう分かってもらうために無視する。当たり前の話でしょ」
 このへんが男と女の違いなんだろうな。無視された男は女の気を惹くために憎まれ口を叩く。それでも無視されたら脈はないってこと。

 自民都議の気持ちは理解できるが、もうちょっとひねりのきいたヤジで塩村都議の気を惹くべきだった。そうすれば女性蔑視とか、国際問題にはならなかったはず。
 どこかの市議だったか県議だったかが酒の席で美女議員に「1万円で、どや?」みたいな発言をして問題になっていたけど、地方議員だったので国際問題には発展しなかった、のかな? いや~、女性の気を惹くのは、かくも難しくリスクを伴うもんなんだねぇ。

6月22日(日)のつぶやき

2014年06月23日 | 暮らしの落とし穴

公演情報:6/26 11:00と14:00からの2回公演でritm(アンリュウリコーダーギャラリー向かい)にて。入場料:1500円 リコーダー井上佳代、チェンバロ中田聖子 演目はヘンデル、クロフト、B.マルチェロのソナタ、パーセルの組曲など。平日昼間ですがご都合良ければ是非!!

HAL損長さんがリツイート | RT

よみがえりマイスターの大仰さときたら goo.gl/zK6MK9



よみがえりマイスターの大仰さときたら

2014年06月22日 | 暮らしの落とし穴
「よみがえりマイスター」というテレビ番組を観た。今までオルゴールやカメラ、腕時計の修復なんかも観て、部品を一から作るなんて大変だな、と思っていた。今回はバイオリンだったので、自分でもある程度ならできる世界だ。

 そういう目で見たら、あの壊れたバイオリンは単なる修理のレベルだった。それも、一度も調整されたことがない新品の楽器の表板(もともと2枚合わせ)が二つにはがれたという軽傷。
 ぼくもやったことあるけど、あの時代の楽器はニカワで接着されているから修理ができる。現代の安価な量産品は強力ボンドを使っていたりするので、開けること自体が大変なのだ。

 バイオリンの修理は、開けて閉めるだけで10万円コース。番組でやっていた内容の修理をしたら、いかほどの請求が来るか。父親の形見のバイオリンだからこそ費用対効果を度外視して、というよりテレビ番組にかかわらないとやってられんよな。
 それにしてもあのマイスターは謙虚だった。もっとも、あれしきの修理で胸を張るわけにも行かないし、そんなことしたら同業者に笑われてしまうだろう。

 あの番組がどんだけ大仰なもんか、ようやく分かったよ。今回の依頼主はあのバイオリンに思い入れがなかったのかどうか、感動の涙もなかったし、舞台裏が見えてしまった気がして残念。ま、これからは一歩引いて眉につばでも付けながらあの番組を見せていただくとするか。

びわジャム、レモンペクチンで大失敗

2014年06月21日 | 酒、食
          

 ご近所さんから枇杷をいただいたのでジャムにしようと思って、ペクチンを入手しようとあちこち当たっていて、菓子材料の専門店でやっと見つかった。
 枇杷そのものではジャムにならないことは経験上知っている。去年も作って固まらなかったけど、それで良いんだと思ってきた。しかし、「レモンで固めんかい」という人がいて、ペクチンは手に入ったけどレモンだけで実験した。

 詳しい手順は省くけど、レモンの皮、内皮、薄皮、種、果汁で枇杷を固める。結論を言えば、失敗だった。ペクチンを抽出しながら枇杷を煮たのが間違いだったと思う。先にペクチン液にしてから砂糖と混ぜ、枇杷に投入してからレモン汁で固めるべきだった。
 まあ仕方ない、サラサラの方がパンに塗りやすいのだ、と自分を騙して使うことにしよう。