らんかみち

童話から老話まで

脳トレもただのゲームだよね

2008年09月28日 | PC WEB
これ、分かる分かるぅ~!
綿棒から食品まで 「黒」人気の秘密は…(神戸新聞) - goo ニュース

 大阪に行って周りを見回したら、着ている服は皆さん黒ばっかり。おまえら個性っちゅうもんを主張せんのかい? と疑問を投げかけたくなりますが、もしかしてファッションセンスに自信が無いのでしょうか。そうじゃないですよね、みんなして地球の喪に服しているつもりなんだと思います。
 
 地球の喪といっても地球が自分で死んでいくわけじゃなし、他でもない人間自身が住めなくなる環境悪化を自らの手で進捗せしめているだけのこと。まあ言葉をかえれば、人としてより良く生きようとした結果がこれであって、志は間違っていなくてもプロセスに問題ありということでしょうか。そうではない生き方もあったはずなのに、今までその立場は軽視されていたのでしょうか。
 
 現代日本人は2極に分化されたと思います。ものを考える人と、ものを処理する人と。いいかえれば、悩む人と即断即決してマニュアル通りに解決する人、この二通りに二分されたのではないでしょうか。あるいは生きていくために地球の命を削れる人と、自分の命を削って地球を救おうと考える人と。いや、それは言いすぎか!
 
 ぼくの姉Aはものを考えず即決する人、あるいは悩まない人です。その決断力に陰りが見えたか、息子がボケ防止にとニンテンドーDSを与えたらしいです。それは的中して姉はDSの脳トレに精を出しているんですが、その姿はぼくから見たらゲームをしているのと差異不明です。まるで息子が子どものころにゲームに熱中していたみたいに。
 
 脳トレはやったことありますけど、漢字や英単語の問題は難しく、解けたら楽しいです。毎日やってたらボケ防止に効果は絶大だと思います。でもそれは思うに、ゲームとなんらかわりありません。反射ではないものの、脳の一部分を働かせている過ぎないと思います。
 
 つまり脳トレを長く続けていると、ベルトコンベアーの作業に携わっているのとなんら変わらない、「処理し続ける」ことに馴らされた脳が出来上がるのではないでしょうか。実際、姉Aと話していたら、ものを考えとるんかいな? と疑いたくなるんですが、もしかしたら昔からああだったのかも。それが個性というものであってほしいな、とは願っているんですが……。

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