らんかみち

童話から老話まで

新年までエコひいきしなくても

2008年12月20日 | 暮らしの落とし穴
 そろそろ年賀状を書かんといかんなぁと、日本郵便の窓口に行ってサンプルを見せてもらったら、三種類見せてもらった内の二枚が非常にショボイ!
「何よこの紙質? 印刷もプリントごっこで摺ったみたいな……もっとマシなというか、いつものやつは無いの」
 文句を言ったら窓口のオジサン(ぼくの友だち)は、しょうがないな、みたいな顔で従来の賀状を出してきました。
 
「年賀状は贈り物だと思う」と宣伝している、あれは日本郵政グループじゃなかったの? 虚礼も過剰包装もいかがなものかとは思うんですが、あんまり粗末な賀状は贈り物にならんどころか、目上の人に出すにはためらいがあります。

 再生紙とか、大豆インクとかを使う割合を増やすのはいいと思いますよ。実際ぼくも自分の船のエンジン用の燃料にしようと天ぷら油を溜め、電気もこまめに消し、今だって厚着して日記を書きながら、「地球にエコしょ」と考えてます。
 そんな風に日ごろからエコひいきしているぼくでも、新年を祝う賀状にまで「エコ、エコ」と連呼するみたいなことしたくないんですよ。暗い世相だからこそ、せめて年賀状くらいは華美に走ってみたいと思うんです。

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