らんかみち

童話から老話まで

ドラマ「Nのために」

2014年10月23日 | エンタメ
 TBS系の金曜ドラマ「Nのために」のエキストラで、菩提寺の豆いんげんさん、もとい、若いんげんさん(副住職)が出演するというので録画して観たところ、あらら、今治市のレストランがロケに使われている。結婚式場にも使われているらしく、綺麗な建物だ。

 瀬戸内海に浮かぶ架空の島が舞台というから、方言がどうのこうのと突っ込む気はない。瀬戸内海のしまって、隣同士でも方言はずいぶん異なる場合が多い。当地で使われる言葉を大きく分けたら広島系と愛媛系だろうか。それが混じり合っているとはいえ、島ごとに一応の統一感はある。

 ドラマの中で使われているのは、大阪系の架空の方言だろう。そう好意的に解釈しても、お母さん役の方言が他の出演者から浮いている。ま、いいか、今治がロケ地だと思うから違和感があるだけで、ああいう島があるんだと思っていたら、やがて東京が舞台になるんだろう。

 それにしても、お母さん役の演技が気になって仕方ない。左利きの女優さんなのに右用の包丁を使わされて演技している感じだし……とかいうのは早すぎるか。真言宗の坊さんが別の宗派の祭壇でお経を読んでいるシーンも観られるかしれないんだから。ミステリアスなだけでなく、景色の見どころあり、突っ込みどころありのドラマみたいなので、この先が楽しみだなぁ。