らんかみち

童話から老話まで

ちゃぐりんがバイブル

2014年10月21日 | 暮らしの落とし穴
                 

 一年ほど前にお師匠さまが家の光協会発行の「ちゃぐりん」に連載されていたこともあって、JAバンクに行くたびに読んでいた。その前は堀米薫さんという、農業と童話作家という二足のわらじを履きこなすご婦人も連載されていた。実体験が根底にある酪農の話を書かれていて、これもまた興味深かった。

 で、数日前に半年ぶりくらいでJAバンクに行ったところ、ちゃぐりんが置いてない! 一冊もないのはどうしたことかと窓口で尋ねたら「個人的に持ってきていたんです」とおっしゃる。察するに、我が子のために購読していたけど中学生になったから、ということなんだろう。

 ちゃぐりんは小学生向けの雑誌だから、大人が読むまでもない、と思ったら大間違い。知らないことが分かり易く解説してあるので、ぼくにとっては農業の参考書として使える。ちなみに3月号にあることにゃ、ニンジンの種は「光発芽種」といい、光を感じて芽を出すそうな。

 JAの本だから農業に詳しいのは分かるとして、料理のページもまた充実している。この号は、すしがフィーチャーされているんだけど、巻きずし、手まりずし、ケーキずしなどのレシピが盛りだくさん。
 しかし小学生には少々ハードルが高そう。てか、普通の主婦でも面倒な内容じゃないかな。すし酢から作れってあるけど、ぼくなんか合わせ酢か粉末酢だもんなぁ。

「良かったら持って帰って」といわれた本だけど、購読しようかな。おっとっと、うっかり衝動買いしそうになったよ。