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高知市の喫茶店で「アイスコーヒー・モーニング」を注文したら、金魚鉢みたいなグラスにドリンクが入っていた。マックでいえば3L、服のサイズでいえばXLみたいな印象か。パンやサラダも付いて、最後に煎茶が出てくる。それでいてリーズナブルだったのは一昔前のこと、今はどうなんだろ?
喫茶店の軒数と内容の充実で有名なのは名古屋市で、「コーヒーを飲んでから仕事にかかるのが名古屋流」なんだそうな。
同じ東海でも静岡市には喫茶店がない、というか以前の旧静岡市内のことで、開店してもすぐにつぶれてしまう。そんなバカなと思うか知れないけど、「朝からコーヒーを飲んでゆっくりする人なんていないよ」というのが静岡流らしい。
当地も喫茶店らしい喫茶店はない。モーニングコーヒーなんて習慣がないので日ごろは痛痒を感じないけど、不意のお客さんが来たときに困る。「毎日開けてよ」と、週に1日や2日空いているだけの店に頼んだら「あんたは毎日来てくれるのか?」と切り返しされるだろう。
最近できた喫茶店に行ってみた。休みは週に2日? はっきり聞くのを忘れたけど、この店が休みの時は他のカフェが開いているらしい。出来損ないっぽい内外装がノスタルジックで、なかなかのセンス。観光客に奉仕するための店ではあるようだけど、これはこれでありがたい。