らんかみち

童話から老話まで

蕎麦栽培のロードマップに想定外が!

2011年11月18日 | 暮らしの落とし穴
 来客やら飲み会やらでブログの更新が滞ってましたけど、ようやく復旧に至りました。
 週末から天気がくずれるというので、昨日あわてて蕎麦を刈り入れたんですが、時期が少し遅れたようです。刈払い機で切ってみたら種がどんどん地面に落ちてしまうのです。コンバインを持たない今のところは、人海戦術以外に手は無いようです。



 足腰に負担のかかる作業を前回と同じ7名で済ませたんですが、この畑の収量は前の畑よりかなり多く、しかも実の入り方が充実しておりました。そのせいか、同じくらいの面積なのに30分余計にかかりました。女性が一人増えたので、爺ちゃんも作業に気合いが入るかと思えば、おしゃべりの方に気合いが入ったのが原因ではありません。

 畑に軽トラックを乗り入れ、キャッキャキャッキャと騒ぎながら蕎麦刈りをやっておりましたら、「何をなさっておいでですか」と、不審を感じたのか駐在さんが事情聴取に来られました。
「何をしとる言うて、蕎麦を刈っとるんじゃがん、あんたも手伝うてくれるかん?」
 爺ちゃんに言われた駐在さん、「本官は公務中ゆえ……」と、島おこしに引っ張り込まれそうになり、危険を察知して姿を消されました。

 そば収穫のロードマップは修正の上にも修正を重ね、全体的に遅れながらも許容の範囲でしょうか。刈り入れが終わり、脱穀の見通しも立ったのですが、最難関である製粉の行程が待ち構えています。
 ただ単に粉にすれば良いというのなら近場の製粉所に頼めば良いのだけど、せっかくだから手打ち蕎麦にして美味しい粉にしたいのです。ここが最も費用のかかる行程なのに、予算を残していなかった、どうする、どうするよ!