らんかみち

童話から老話まで

飲みながら救出劇を観た罰当たり者

2010年10月15日 | 暮らしの落とし穴
 飲みながらチリの救出劇を観たのは不謹慎だっかと反省していたんですが、多くの方々がお祭り気分で観ていたと聞いてホッとしました。で、今朝の新聞を開くと近年希に見る感動ニュースの隣には「女子高生が壁の下敷きになり死亡」とあって、なんて理不尽な世の中や! 人間が長生きしたっていうのは、たまたま運が良かっただけなんですね、彼女に何の落ち度があるというの? 地球の反対側じゃ神も仏もあったもんじゃない。

 母なんて、自分が頭良かったから長生きしたと勘違いしているのかどうか知らないけど、たまに勝ち誇ったような物言いしたりしてます。たとえば、下の姉から母への誕生日祝いなど贈られたお返しとばかりに味噌を仕込み、大仕事を終えたように満足してました。まあ人間も90歳過ぎて歩いておったら、それだけで勝ち誇ってもええのかいな? 今日が何曜日で何日かも心許なくったって。

 そんな母も救出劇に釘付けになっていたみたいです。というより、そのニュースしかやってないのか! そりゃあ素敵な話だけど、食傷気味になっても仕方ないほどの大騒ぎじゃないですか。
 最近のテレビって節操がないというか、現地に住む邦人のブログとか引用して報道してますが、裏をとったの? ちゃんと検証した話かな? テレビ局のプライドはどこに行ったのかな?

 さて、この人は中国の実情に詳しい方で、その名も酔芙蓉さんです。まぁた酒臭いブログかよ! と酔い止めを服用したくなる向きもあるかしれませんが、中国の裏話などが読めるかと思うと楽しみです。