らんかみち

童話から老話まで

freelottoに当たった、けど詐欺だった

2009年02月27日 | PC WEB
 スーパーアグリに続き、まさかのホンダF1撤退に衝撃を受けてのち、カワサキもバイクレースの最高峰であるmotoGPからの撤退を表明して、今年は暗黒ののモータースポーツ年になると思っていたら、カワサキが帰ってきました。
 
 motoGPの公式サイトのいうことだから間違いないと思うんですが、ページのトップに表示される広告で一気に信頼を裏切られた気分です。
「当たりました! 当選金の振り込み手続きはこちら」みたいな表示がされて、またかよ! こんなうまい話があるわけが無いと思いつつも、そこは小市民の哀しい性で、ついクリックしてしまいました。

 どうやら『freelotto』という会社で、住所やメルアドなどの個人情報を入力を促す日本語のフォームに引っ張り込まれます。あからさまに怪しい! いかにも海外の詐欺師が日本語のサイトを作って網を張っている匂いがプンプン。
 調べてみると、入力したら大量のメールが送られてきて「支払い手数料がかかるので、クレジットカード情報を入力してください」というようなことが書かれているらしい。いわゆる原始的な『フィッシング』と呼ばれる詐欺ですね。
 
 こんなのにひっかかる人がいるのかな、と調べてまたびっくり。けっこうだまされている人がいます。「嘘っぽいけど、もし本当だったら自分はとんでもない愚か者。このチャンスをの逃すまじ」。という心理を巧みについた(巧みとも思えんが)手口に、ついつい個人情報を入力してしまうようです。
 
 腹立たしいのでアメリカのFBIのメールアドレスとか入力してやろうかとも考えたんですが、下手したらこちらがFBIの咎めを受けやせんか? と心配になって調べたら、FBIも過去にハッカーの被害に遭ってサーバーが停止したとか。それでこの手の問題には非常に神経質になっているとのこと。やっぱりFBIのメルアドなんか入力しなくて良かった。
 
 それにしても腹立たしいのはmotogpの公式サイトです。『freelotto.com』で検索したらGoogleではヒットせず、それらしいサイトに行こうとすると「安全な接続ができません」といわれます。ところがyahoo!JAPNを使って検索したらトップにヒットします。しかもすんなり表示! 開いただけで何らかのウィルスに感染する可能性あり。慌ててツールを稼動させたところ、何もなくてホッとしました。
 にしても、まだまだGoogleにyahooは及ばないようです。ちなみにGoogleを検索エンジンに使っているらしいグーの結果は、Googleと良く似てました。