らんかみち

童話から老話まで

サンキュー賞っていったい何?

2007年07月20日 | 酒、食
 サッポロビールから「サンキュー賞」をいただいたけど、郵便が配達されたとき、これって何の公募だったかな? と、少し悩みました。
 確かに公募には違いなかったんですが、実力でどうのこうの出来るものではなく、抽選のやつだったから思い出せなかったんです。
 中を開けてみると1000円分の商品券でした。うれしくはありますが、これのせいで突発性難聴を患ったかも知れないとあっては複雑な気分です。
 
 アルコールならたいていのものを飲むぼくですが、この数年ワインとビールをセットでがぶ飲みしています。中でもオーストラリアワインを贔屓にしていて、とりわけ「イエローテイル」という安くて濃厚な赤ワイン(カベルネ種)がお気に入りだったんです。
 このワイン何が素敵かというと、とても新しい新鮮なものが手に入るんです。もちろんオーストラリア産ですから時期がずれているわけですが、売れ残りが販売されてないんですね。
 
 ちょっと待てよ、ワインって古い方が良いとしたもんだろう、といわれれば確かにそうなんでしょうが、それは品質管理がしっかりしている場合の話でしょう。ぼくは今まで欧州産のワインにどれだけ騙されてきたか分かりません。栓を開けたらカビが生えていたとか、ワインビネガーになっていたとか、とにかく古くて安いワインを信用できなかったのです。
 
 まあそんな訳で新しいワイしか買わないぼくですが、赤道を越えて来るにもかかわらずオーストラリアワインは好きです。他の国の安ワインとは全く趣を異にしていて濃厚なところが……。
 あ、じゃなくて、そのワインに葉書がくっついていて、それに応募したら1000円分の商品券をくれたということを書きたかっただけでした。
 
 とはいってもこれ、本当に当たったのかどうかは分かりません。ぼくは5口くらい応募したはずですが「沢山応募してくれてサンキュー」という賞だったのかも知れないんです。つまりみんなにくれたのか? などと勘ぐるのですが、突発性難聴で入院する前夜まで当のワインをがぶ飲みしてたんですから、耳が聞こえなくなった元を少しだけとれたような気が、今はしています。