らんかみち

童話から老話まで

中国産から我が身を守るには

2007年07月19日 | 暮らしの落とし穴
中国製懐中電灯、偽パナソニック電池に発火恐れ…米で回収(読売新聞) - goo ニュース


 シャチのように巨大なカツオに追いかけまわされる悪夢を見て、真夜中に目が醒めてトイレで吐いた。それから何度も吐き気をもよおした。
 唇の周りが甘ったるいのを思うと、たぶんアメリカ産「レモンライムソーダ」を飲んだのが原因ではないかと思われます。。
 
 自動販売機で買えば350ml清涼飲料水は120円から150円ほど。ところがアメリカの星条旗をあしらったデザインの「レモンライムソーダ」は、スーパーで一缶39円だったので、慌てて4缶も買ってしまいました。
 実はそのソーダは場末の飲み屋で「こりゃ中国製やな」と断罪された物ですが、ぼくは飲んでなかったので、自分で確認したくなって買ったのです。
 
 どんな風に飲んだかというと、まずポーランド産のウォカを冷凍庫に入れてキンキンに冷やしました。これはアルコール度数が96度のバイオエタノールと言っても良いくらいの物なので、少々冷やしても凍てついたりはしません。
 そうしておいてから5度くらいに冷えたレモンライムソーダで割ったんですが、一口飲んでから妙に喉の渇きを覚え、レモンライムソーダだけをガブガブ飲みました。
 
 そのときすでに気持ちが悪くなっていたんですが、酔いに任せて眠ってしまいました。そしたら冒頭のような恐ろしい夢を見て吐いたんです。場末の飲み屋がいうように、あれは決してアメリカ産でなく、中国産だと疑います。
 確かに缶にはアメリカ産だとうたっていますが、星条旗をあしらっていたり、やたらと「US」の文字をちりばめていたりと、いかにもアメリカ産だと主張しすぎているところがかえって怪しいです。
 
 実を言うと、ぼくの買っている蕎麦粉はアメリカ産と表示されていますが、打って食べてみた感じではアメリカ産の蕎麦粉とは似ても似つきません。といっても、悪いのではなく良いのです。
 アメリカ産の蕎麦粉はもっと奇妙な味がするはずで、中国産だと思われるのです。だからと言って偽装表示を告発するのではありません。承知の上で買っているんです。
 
 改めてぼくが言うまでもないことですが、中国産の商品は本当に危険です。蕎麦粉だって一昨年にはテトロドトキシン(フグなどが持つ生物毒の一種)が検出されて輸入停止になったんです。その蕎麦粉は廃棄されたといいますが、だれが確認したんですか? 日本市場に出回ってないとどうしていえるのでしょうか?
 
 ごちゃごちゃと糾弾の合いの手を入れても始まりません。中国産の危険な食品はすでに世界中にあまねく行き届いています。
 いったい誰が悪いのか、中国人だけが悪いのか、だまされた振りをして買う方が悪いのか、それとも知らないで買わされているのか、それとも行政の怠慢なのか、ぼくには分かりません。どうやって中国産の品物から我が身を守ったら良いのでしょう。