らんかみち

童話から老話まで

1枚エッセイに入選しました、が……

2007年07月31日 | 童話
「31日の消印有効」のエッセイを仕上げていたら、現金書留が届き、ハテ、何かいな? と悩みました。開封してみると、「貴殿の作品が入選しましたので……。大変遅くなり……」の信書に包まれて5000円が入っていました。

 この応募は入選していたなら5月末には知らせが届いていたはずでした。賞金が届かなかったので落選したものと思い込み、「ぼんくら審査員どもが!」と腹を立て、記憶から抹消して2か月も過ぎているから分からなかったのです。
 
 そんなわけで、本当に入選したのかどうか、その企業のホームページを見ると、確かに掲載されてました。でも思っていたとおり、文章力に頼らない、エピソードに終始した、どこかで聞いたような話も沢山入選してます。ひょっとして応募者全員が入選してるんじゃないか、と思えるくらい敷居が低いのです。
  
 そうは言ってもぼくの入選作品だって、日々書いている自分の日記から抜粋したものですから、決して威張れたものではありません。でも毎日の日記が金に換わったということは、日記が価値のあるものだと認められたということですから、ぼくとしては「してやったり」で、とても嬉しいです。
 
 今回の公募は順位のつかない全て「入選」で、その数も50くらいだったと思いますから、もっと書きまくって応募すれば良かったと後悔しました。いや~、それにしても審査員をぼんくら呼ばわりしてはいけませんね。