みずからの個展を「ミトラマ」と称して活動をつづけている水戸さん。個展は9カ月ぶりです。
今回は、最初のうちこそ普通の風景画や花の絵がならんでいますが、そのうちにやっぱりへんてこりんな絵(前回も書きましたが、これはほめことばです)になってきます。
部屋が砂で埋まり女の人が困っている、阿部公房ばりの「砂」とか、冥王星が惑星からはずれたというニュースに着想を得て、狸小路5丁目の入り口にスイカが落下 . . . 本文を読む
21日は親類の法事で小樽へ。
前週の疲れが完全には回復しないまま、あたらしい週に突入。
おまけに、先週末あたりから、どうも熱っぽい。
会社にいてもぼーっとする。
空調のせいもあるんだろうけど。
閉口してます。
「水戸麻記子絵画展」「絹谷幸二展」「A★MUSE★LAND ビューティフルドリーマー」、まだアップできていません。
しばしお待ちください。
画像は、さいとうギャラリー . . . 本文を読む
じつは先週、おなじ会場で、山本純一さんに指導を受けている写真教室展がありまして、なかなか良いネイチャーフォトが多く
「こりゃ、先生はヘタな写真を出品できないな」
などとよけいな心配をしていたのですが、はっきりいって、杞憂でした。すばらしい! これぞ、ネイチャーフォトです。
冬をテーマにしたのも、焦点がしぼられていて、好感がもてました。
筆者は1枚目の「黎明」に心打たれました。
流氷の浮 . . . 本文を読む
3年前に閉校した札幌市中央区の旧曙小学校の校舎を利用して、美術家のアトリエなどに使われてきましたが、管理運営する「あけぼの開明舎」が、3月いっぱいで閉鎖するという方針を打ち出し、入居者をびっくりさせています。
下は、あけぼの開明舎のページ。
http://www.geocities.jp/akebonokaimeisya/
mixiをやってる人は、Dr.ツクールさんのページもごらんくださ . . . 本文を読む
・英泉「今様美人拾二景 高名輪 うわきそう」
紙をかんであだな目つきをした美女の大首(クローズアップ)。
目の周りがほんのり赤い。
えりの蝶も、あでやかだ。
なんとも色っぽい1枚だと思う。
ところで、「高名輪」は、いまは泉岳寺や、品川駅前のプリンスホテルで有名な港区高輪のこと。
幕末に編まれた「江戸切り絵図」をめくっておどろいたのは、田町から品川駅前へとつづく第一京浜が、海沿いの . . . 本文を読む
今週はいそがしかった。
ギャラリーをまわっていても、つかれと眠気をかんじることおびただしい。
北都館(琴似)
→アートスペース201
→丸井今井札幌本店 一条館8階美術工芸ギャラリー
→さっしんギャラリー
→スカイホール
→さいとうギャラリー(水戸麻記子絵画展 MITORAMA)
→ギャラリー大通美術館
→札幌時計台ギャラリー
→富士フォトサロン(山本純一写真展)
→石の蔵ぎゃらりぃ はや . . . 本文を読む
・国貞「御誂絵馬尽 深川八幡の額ノ内 さゐく物」
芸者が三味線の絃を交換しているのを見てちょっとおどろいた。
こんなこともじぶんでやっていたんですね。
この絵のこま絵はやや大きめで、なかに「さゐく物」と書かれ、なにやら機織りでもしているような感じ。
ところで、深川八幡は、正式名称を富岡八幡宮といい、江東区富岡2丁目に現存する有名な神社だ。
八幡宮とは、応神天皇をまつる社。弓矢の神様で . . . 本文を読む
「絵画の場合」、3度目の展覧会。
過去2回は「北方圏学術情報センター ポルトギャラリー」でひらきましたが、今回は小品展のおもむきです。
またことし秋に「ポルト」で展覧会をひらく予定であり、今回はまあ、間奏曲みたいなものだと思います。
作品のタイトルとは別に、各自がいま気になっている「キーワード」を掲げ(案内状のはがきにも印刷してあります)、ことばとの関係もふくめて作品を鑑賞してもらえれば . . . 本文を読む
かんがえてみれば、1週間に勤務の日が5日間あるのは、ひさしぶり。なんだかつかれてきた。
昨年のゴールデンウィーク明けから、判で押したように、朝9時過ぎに会社に着いて、夜は早くて6時半、おそくて8時…という日がつづいている。業務の内容も、毎週ほとんどおなじである。
変化がない。
筆者の商売は、全般的に、勤務時間が短いとは、あまりいえないけれど、仕事の内容も、勤務地や出勤時間も変化に富んで . . . 本文を読む
札幌の南隣にあるベッドタウン、北広島市では、同市内在住のユニークな陶芸家、松原成樹さんのプロデュースで毎年、企画展をひらいています。
今回は、石の抽象彫刻がテーマ。山本良鷹、伊藤隆弘、藤田尚宏、野村裕之の4氏が出品しましたが、札幌と長沼(空知管内)の在住で、北広島の人はだれもいません。北広島市、太っ腹だなあ。12月16日に「ギャラリートーク」が行われたので、ようすをのぞいてきました。
. . . 本文を読む
シルクスクリーンと染色の分野でユニークな新鋭を次々と輩出している道都大(北広島)の中島ゼミの展覧会。2005年12月、市民ギャラリーを全館借り切って、OBも多数まじえた展覧会をひらきましたが、今回は通常の規模にもどっています。
もっとも、講師や卒業生も、現役大学生とおなじように出品しているのは、中島ゼミらしいところです。ただ、昨年出品していて、今回姿の見えない人が何人かいたのはちょっとざんねん . . . 本文を読む
若手版画家、鳴海さんの個展。今回は、全室スイートという高級旅館「望楼 NOGUCHI 登別」の個室レストランに展示されている鳴海さんの作品を中心とした展覧会です。
会場で配っていたリーフレットから一部を引用します。
2006年春、茶廊法邑(札幌)での個展開催より新たな出逢いとご縁を頂き、海外での発表やアートイベントの参加、画廊企画展、作品社会参加などの機会に恵まれました。中でも建築家・中山眞 . . . 本文を読む
1週間前の1月9日、このblogのアクセスが急に増えたのは、soramiさんによると、筆者が10月に、北海道新聞を引用するかたちで書いた「夕張市美術館、閉館へ」のエントリに、Yahoo!ニュースからリンクがはられていたためだそうです。
そのニュースとは、おそらく下のものと思われます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070109-00000012-m . . . 本文を読む
(承前)
そういえば、昨年暮れの北海道新聞には、こんな記事も出ていました。
最後飾る収蔵品展 夕張市美術館、2月11日から
(前略)夕張市美術館は、二月十一日から三月二十五日まで、展覧会「Finish and Begin 夕張市美術館の軌跡、明日へ」を開く。収蔵品のうち炭鉱画家らの作品が中心となる。閉館に合わせた企画で、北海道新聞社が共催する。
展覧会は前期(三月四日まで)と後期に分 . . . 本文を読む
あれ? 道教大の日本画研究室の展覧会「にかわ絵展」は、研究室が閉じたことで、昨年かぎりで終了したはずですが・・・。
会場の入り口に、つぎのように書かれた紙が掲示してありました。
日本画の新たな可能性を追求するために、作家それぞれの表現手段を用いて作品を発表、研究する会と定義づけ、主旨に賛同したメンバーが集まっています。
なるほど。
朝地信介、池田さやか、今橋香奈子、熊崎みどり、駒澤千波、 . . . 本文を読む