北大大学院文学院にこんなスペースがあるのを、道新で読んで初めて知りました。
といっても、玄関の一角に、書棚と展示ケースがある小コーナーです。アートを本格的に展示するような場所ではありません。
公式サイトから引用します。
横長の小型コミックスというおもむきでしょうか。
どぎついカラー印刷は、昭和中期以前の子ども雑誌の付録などを思わせます。
判型は、囲碁の雑誌に付いてくる「次の一手」などの小冊子に、非常によく似ています。
中には、どう見ても鉄腕アトムのパクリだろ、としか思えないものもありました(笑)。
ソ連との蜜月時代には、クマと仲良くする物語の連環画があり、その後はクマが悪役の物語があり、それぞれの時代を反映しているのも興味深いです。
それにしても、武田雅哉先生は、いわゆる大文字の文学(魯迅とか茅盾とか)ではなく、ひたすらサブカルチャー路線に取り組んでいるのが頼もしいです。いいぞ、もっとやれ、と言いたくなります。
2023年2月13日(月)~5月12日(金)午前9時~午後5時、土日祝日休み
北海道大学大学院文学研究院 書香の森展示スペース(札幌市北区北10西7)
・地下鉄南北線「北12条駅」から約640メートル、徒歩8分
・中央バス「北大正門前」から約640メートル、徒歩8分
・JR 札幌駅から約1キロ、徒歩13分
※北11条の入り口から北大総合博物館を目指して歩き、その手前の中央大通りを左折してすぐです
といっても、玄関の一角に、書棚と展示ケースがある小コーナーです。アートを本格的に展示するような場所ではありません。
公式サイトから引用します。
本展示では、北海道大学名誉教授・武田雅哉先生の所蔵する貴重な〈連環画〉の現物、および武田先生を代表とする「連環画研究会」の研究成果をご披露いたします。
〈連環画〉は、中国語で「リエン ホワン ホワ」と言います。20世紀初頭に中国の上海で生まれた小さな劇画本で、「小人書」とも呼ばれました。一般にてのひらサイズで、1ページにつき1枚の絵と短い文字説明によって構成された連続絵物語です。連環画は、図書館や職場で借りることができたほか、街角の「小人書攤」と呼ばれる貸本屋で安価で借り、その場に置かれた腰掛けに座って読みふけることもできました。
横長の小型コミックスというおもむきでしょうか。
どぎついカラー印刷は、昭和中期以前の子ども雑誌の付録などを思わせます。
判型は、囲碁の雑誌に付いてくる「次の一手」などの小冊子に、非常によく似ています。
中には、どう見ても鉄腕アトムのパクリだろ、としか思えないものもありました(笑)。
ソ連との蜜月時代には、クマと仲良くする物語の連環画があり、その後はクマが悪役の物語があり、それぞれの時代を反映しているのも興味深いです。
それにしても、武田雅哉先生は、いわゆる大文字の文学(魯迅とか茅盾とか)ではなく、ひたすらサブカルチャー路線に取り組んでいるのが頼もしいです。いいぞ、もっとやれ、と言いたくなります。
2023年2月13日(月)~5月12日(金)午前9時~午後5時、土日祝日休み
北海道大学大学院文学研究院 書香の森展示スペース(札幌市北区北10西7)
・地下鉄南北線「北12条駅」から約640メートル、徒歩8分
・中央バス「北大正門前」から約640メートル、徒歩8分
・JR 札幌駅から約1キロ、徒歩13分
※北11条の入り口から北大総合博物館を目指して歩き、その手前の中央大通りを左折してすぐです