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特急北斗はまたも満員 伊達と函館に行ってきた(その3)

2024年10月07日 09時37分00秒 | つれづれ日録
(承前)

 そんなに広い会場でもなかったので、20分ほどで出て、午前11時7分発の道南バス「洞爺湖温泉行き」に乗ることにしました。
 往路とおなじ「伊達道の駅・カルチャーセンター前」からです。
 企画展「洛中洛外図」は後日あらためて来ることにします。

 バスはすいていましたが、このあとの「伊達市役所前」から老人女性がたくさん乗ってきました。
「どこまでですか」
「長和まで」
「じゃおなじだ」
など、なんともにぎやかです。

 途中「伊達駅通」という停留所があるので、間違えて降りないよう注意しなくてはいけません。
 次の「伊達駅前」で下車します。

 伊達滞在はわずか1時間。
 午前11時28分発の特急「北斗8号」に乗ります。
 窓口の駅員は、なんだか時間のかかりそうな老人の応対をしていたので、自動販売機で特急券を購入しました(乗車券は札幌→函館を買っており、途中下車扱いにしています)。

 窓側の坐席を買ったので安心していましたが、車掌アナウンスによると、なんとまたも満席です。
 筆者のとなりの席は若い女性で、ちょっと緊張しましたが、一言も言葉を発しません。
 
 手にしていた簡体字のガイドマップから察して、どうやら観光客のようです。スマートフォンばかり見ていて、駒ケ岳や大沼にも関心がなさそうなのはなんか残念(画像は、車窓から見た大沼)。

 筆者の前の席にいた家族連れも華文が印刷された飲料を飲んでいて(どうやって航空機内に持ち込んだのだろう)、この混雑の原因はインバウンドなのかもしれません。
 
  
 沿線では、函館線と多くの区間で並走する北海道新幹線の建設工事が進んでいます。
 トンネルでない区間は順調のようにみえます。

 一日も早い札幌延伸が望まれますが、在来線のことを考えると、もろ手を挙げて歓迎する気になれないのも確かです。

 新函館北斗駅で多くの客が降りました。

 終点まで行かずに、一つ手前の五稜郭で降車。
 函館から市電などに乗るとそれなりに時間がかかるので、五稜郭駅からタクシーを使うのが、道立函館美術館へのいちばんの早道なのです。
 
 
 その前に昼食です。

 駅のすぐ近くに「A」というラーメン屋があったので入ってみました。
 午後1時半過ぎなので、店内は男性グループ以外には、若い男がカウンターにすわっているだけでした。テレビがうるさくないのは好印象です。
 
 函館でラーメンといえば塩です。
 「特製しおブラック」というのを頼んでみました。980円。
 
 海峡ラーメンのような典型的な「塩」とは、味も見た目もぜんぜん違います。

 麺はやや硬め。少し細くて、スープがよくからみます。
 具は、さやえんどうや、小さな餅2個が入っていて、楽しいです。チャーシューは2枚でした。
 スープは濃厚でコクがあり、かなりおいしいです。
 ただし意外と辛くて、後からじわじわきます。
 

 五稜郭附近にありそうな、いかにも観光客向けの店に入るよりも、良かったと思います。
 本店はすすきのらしいですが。

 小雨のなかを駅に戻り、タクシーに乗りました。

 五稜郭タワー前まで、d払いで1100円でした。

(この項続く) 


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