パンフルートという楽器の演奏会(主催:中島公園モニュメント研究会)が2011年9月18日(日)の午後3時から、札幌・中島公園にある野外彫刻「猫とハーモニカ」(山内壮夫作)の前で開かれます。
以下、主催の研究会の橋本信夫代表から届いたメールを転載します。
なお、橋本さんは、札幌彫刻美術館友の会の会長さんでもあります。
演奏者:横地太郎氏(芸名:竹笛太郎、愛媛県新居浜在住)
楽 器:パンフルート(パンパイプ、パンの笛)自作
曲 目:鳥の歌(カザルス編曲)
亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)など
場 所:中島公園自由広場(菖蒲池東側、道立文学館前の広場)
(地下鉄南北線中島公園駅下車徒歩5分)
日 時:9月18日(日)15:00時〜
リンク:石川博司 関連ホームページ「猫とハーモニカの謎」
http://nakajimapark.info/rekisi/nekotohamonika/index.html
山内壮夫は、札幌市民会館前の「希望」など、多くの作品を手がけた、北海道出身者を代表する彫刻家のひとりであることは、言うまでもありません。
ところで、上のリンク先は一読の価値あり、です。
そもそも、猫が演奏している楽器は、どうみてもハーモニカではありませんね。
この楽器が、じつは「パンフルート(パンの笛)」であることを、明らかにしています。
パンというと、筆者はドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」を思い出します。
もっとも、そんな優雅なもんじゃなくて、宮沢賢治の「土神と狐」の土神みたいに土俗的なものかもしれませんが。
日曜日、美術館めぐりや、北海道文学館の「林静一展」を見たさいに足を伸ばしてはいかがでしょうか。
・地下鉄南北線「中島公園」駅3番出口から約440メートル、徒歩6分
・市電「中島公園通」から約460メートル、徒歩7分
・中央バス、ジェイアール北海道バス「中島公園入口」から約250メートル、徒歩4分
◆山内壮夫(13) 猫とハーモニカ
◆札幌市内にある山内壮夫作品を紹介したエントリへのリンク