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山内壮夫「猫とハーモニカ」像(札幌・中島公園)前でパンフルート演奏(9月18日)

2011年09月16日 21時02分13秒 | 情報・おしらせ
 
 パンフルートという楽器の演奏会(主催:中島公園モニュメント研究会)が2011年9月18日(日)の午後3時から、札幌・中島公園にある野外彫刻「猫とハーモニカ」(山内壮夫作)の前で開かれます。

 以下、主催の研究会の橋本信夫代表から届いたメールを転載します。
 なお、橋本さんは、札幌彫刻美術館友の会の会長さんでもあります。

演奏者:横地太郎氏(芸名:竹笛太郎、愛媛県新居浜在住)
楽 器:パンフルート(パンパイプ、パンの笛)自作
曲 目:鳥の歌(カザルス編曲)
    亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)など

場 所:中島公園自由広場(菖蒲池東側、道立文学館前の広場)
    (地下鉄南北線中島公園駅下車徒歩5分)

日 時:9月18日(日)15:00時〜

リンク:石川博司 関連ホームページ「猫とハーモニカの謎」       
    http://nakajimapark.info/rekisi/nekotohamonika/index.html


 山内壮夫は、札幌市民会館前の「希望」など、多くの作品を手がけた、北海道出身者を代表する彫刻家のひとりであることは、言うまでもありません。

 ところで、上のリンク先は一読の価値あり、です。

 そもそも、猫が演奏している楽器は、どうみてもハーモニカではありませんね。
 この楽器が、じつは「パンフルート(パンの笛)」であることを、明らかにしています。

 パンというと、筆者はドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」を思い出します。
 もっとも、そんな優雅なもんじゃなくて、宮沢賢治の「土神と狐」の土神みたいに土俗的なものかもしれませんが。



 日曜日、美術館めぐりや、北海道文学館の「林静一展」を見たさいに足を伸ばしてはいかがでしょうか。


・地下鉄南北線「中島公園」駅3番出口から約440メートル、徒歩6分
・市電「中島公園通」から約460メートル、徒歩7分
・中央バス、ジェイアール北海道バス「中島公園入口」から約250メートル、徒歩4分


山内壮夫(13) 猫とハーモニカ
札幌市内にある山内壮夫作品を紹介したエントリへのリンク



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