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【告知】ギヨム・ボタジ展 HOPE2011 (9月16日~11月13日、札幌)

2011年09月16日 07時55分33秒 | 展覧会等の予告
Guillaume Bottazzi Exhibition - HOPE 2011
France × Japon : ensemble pour demian

2011 September 16 Friday - November 13 Sunday
Miyanomori Art Museum 


(この段落は追記)もうすこし自力でボタジ氏について調べてからアップする予定でしたが、時間がないので、とりあえず札幌宮の森美術館のサイトやチラシの情報を転載します。詳細は、同館のサイトをご覧ください。


 
1971年フランス南東部の都市リヨンに生まれ、早くより美術家を志したギヨム・ボタジは、10代後半を過ごしたイタリアで15、6世紀のルネサンス絵画に触れ、その魅力に圧倒されて以来、古典的な技法にこだわりながら、豊かな色彩感覚と他に類を見ない独創的なイメージで抽象絵画の新たな可能性にチャレンジしてきました。どれも題名を持たないボタジの絵画は、作者の意図を探ることを拒みつつ、見る者に無限のインスピレーションを与え、その想像力を刺激して止みません。入念に計算された構図、幾層もの奥行きや時間の流れ、色鮮やかに描き出された有機的な形態は、キャンバスの限定された空間を飛び出し、未だ見ぬ異次元の世界へと私たちを誘います。

ギヨム・ボタジ展 - HOPE 2011では、アーティストが自ら選ぶ代表作約15点の展示に加え、ボタジがデビュー当初より精力的に取り組んでいるウォール・ペインティング(壁画) を、実際に美術館の外壁を使って制作、その制作過程を公開します。キャンバスや紙の上の作品同様、繊細な筆1本から生み出されるボタジ独自のイメージは、建物の外観や街の景観を変えるばかりでなく、そこに暮らす人々の意識/無意識にもさまざまな影響を与えるにちがいありません。制作期間中に開催される説明会やワークショップも、ボタジの創造の核心に迫るうえで貴重な機会となるでしょう。

今年3月11日に起きた東日本大震災のニュースをフランスで聞いたボタジは、大きなショックを受け、以来、日本で自分にできることは何か、それを考え実現したいとの気持ちを強くしたと言います。これまで自作のすべてを無題としてきたボタジが、本展に限り「HOPE = 希望」と冠することを許可したのも、そうした自らの姿勢を明らかにするためだたのでしょう。


http://www.guillaume.bottazzi.org/

2011年9月16日(金)~11月13日(日)11~7時、火曜休み
札幌宮の森美術館(ツイッターアカウントは @miyanomoriam 札幌市中央区宮の森2の11)

要観覧券(一般500円、高大生400円)、中学生以下無料

ギヨム・ボタジとギャラリーツアー
=10月15日(土)、30日(日)各午後1時
要観覧券。通訳は高石由美さん(本展ゲストキュレーター)

子供向けワークショップ
=10月16日(日)午前11時
ボタジ氏自らインストラクターとなり、ギャラリーツアーも実施。参加無料、要予約(9月16日午前11時から受け付け)。
同伴保護者は要観覧券(大人も参加可だが、観覧券の半券が必要)

壁画完成イベント
=11月13日(日)午後5時
アーティストトーク、記録映像上映など。
10月1日から参加申し込み開始

ギヨム・ボタジ展 -HOPE2011 Live ドキュメント
=10月18日(火)~11月12日(土)10am~7pm(月曜正午~、土曜~午後6時)、日祝日休み
札幌アリアンスフランセーズギャラリー(中央区南2西5)
札幌宮の森美術館での個展の模様などを写真で紹介




・地下鉄東西線「円山公園」から、ジェイアール北海道バス「円14 荒井山線」「円15 動物園線」に乗りつぎ「宮の森1条10丁目」降車、350メートル、約4分
・地下鉄東西線「円山公園」から1.4キロ、約16分

※本郷新記念札幌彫刻美術館から700メートル、約9分


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