9月下旬のある日。
福岡県内のある場所にアオギスを採集に出かけた。
水環境館で展示用の生体を確保するのが目的。
水槽も小さいため、今年生まれの幼魚狙い。
そして採集具は、「投網」。
ある達人の方にお聞きした場所に行ったものの、
広すぎて見当もつかない。
うねりもあって途方に暮れながら、とりあえず打つ。
しかし、何も採れん・・
スズキの15㎝くらいのが、たまに。
疲れが見え始めたころ(顧問は飽きて漂着物で遊んでた)、
OBのA木君が10㎝くらいのメナダを採集。
「お!来たか???」
がぜん元気になって、打ったとたん40センチのスズキを
はじめ、一網で5~6匹のスズキ&ボラ。
さらには一瞬だけアオギスと見紛う、コノシロ。
そしてついに・・「と、採れましたぁ!」とA木君。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/55/8769f41ae47c2b23b775d06de0453931.jpg)
「久々に心臓ドキドキでした」とA木君。
しかし、予想サイズは10㎝程度。
今年は成長遅いのかしらん、それともこんなもん?
これじゃあ顧問の網は抜けまくりだわ、と強がりを言う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/32/aed1c4c53e2f5a549b9573d068743097.jpg)
この話を友人N氏にしたところ、「ホントに投網で採れるんだ・・」と。
そんな例はほとんど無いんじゃないのとのこと。
「ある達人」のスゴさを激しく実感。