先週1週間は、特に週の後半は高熱でヘバリつつ、
しかし休む訳にもいかずお仕事に専念したため、久々の魚ぶろぐ。
■神代ドジョウ
秋冬のドジョウ展に向け、いろいろドジョウ情報や
資料の収集をしている。
そんな中、全長30㎝以上にもなるという、
巨大ドジョウ「神代ドジョウ」についても少し調べた。
(神代ドジョウ??)
伊賀上野ケーブルテレビで、2003年頃『シリーズ「伊賀は今」~
幻の神代ドジョウ』という放送があったらしい。
制作部チーフのkさんに電話し、お忙しい中、丁寧に教えて頂く。
番組は、表面的でなく、しっかりと追求していったようで、
制作のkさんらの情熱に、話を聞くだけでもワクワクし、とても感動した。
今までゴチャゴチャだった情報を整理し、眠れる標本の発掘までやった
ところがスゴイ!!
【教えていただいたこと】
①伊賀上野の「新堂」地区だけにいた。
②昭和30年代までは見られた。
③今は特別天然記念物(三重県指定1971年~)。
④田んぼが古琵琶湖の粘土質で、胸までつかる田んぼだった。
それを田んぼ改善して、生息環境が変わっていなくなった。
⑤背中に「芋斑」があるため、「芋斑ドジョウ」という別名がある。
⑥江戸時代に疫病が流行ったときに、このドジョウを食べると治ったために
神が身代わりになったドジョウということで、「神代ドジョウ」の名になった。
⑦食用にもされていたらしい。
⑧伊賀上野の教育委員会に写真が残されていた。
その標本は水産試験場が持って行き、のちに伊勢湾台風で紛失。
⑨ところが、取材を進める中で、霊峰中学の理科室に残されているのが
発見された。しばらく校長室に「飾って」いた。
⑩旧伊賀町の天然記念物などまとめたパンフに写真が掲載されていた。
⑪現在も伊賀上野市が「神代ドジョウを探せ」イベントをしている。
つい最近も実施。
■伊賀上野市の教育委員会・文化財課にもお聞きした。
①三重県から調べてくれとの話があり、3カ年計画で近畿大に委託中。
②しかし、まだ見つからず。
③チラシや新聞で呼びかけたところ、数件反応有り。
タウナギのこともあった。
幻の神代ドジョウ
果たして、どんなドジョウだったのでしょう。
ドジョウ展、いろいろな「ドジョウ話」を集めています。
どんなことでも良いので、魚部まで教えてください。
しかし休む訳にもいかずお仕事に専念したため、久々の魚ぶろぐ。
■神代ドジョウ
秋冬のドジョウ展に向け、いろいろドジョウ情報や
資料の収集をしている。
そんな中、全長30㎝以上にもなるという、
巨大ドジョウ「神代ドジョウ」についても少し調べた。
(神代ドジョウ??)
伊賀上野ケーブルテレビで、2003年頃『シリーズ「伊賀は今」~
幻の神代ドジョウ』という放送があったらしい。
制作部チーフのkさんに電話し、お忙しい中、丁寧に教えて頂く。
番組は、表面的でなく、しっかりと追求していったようで、
制作のkさんらの情熱に、話を聞くだけでもワクワクし、とても感動した。
今までゴチャゴチャだった情報を整理し、眠れる標本の発掘までやった
ところがスゴイ!!
【教えていただいたこと】
①伊賀上野の「新堂」地区だけにいた。
②昭和30年代までは見られた。
③今は特別天然記念物(三重県指定1971年~)。
④田んぼが古琵琶湖の粘土質で、胸までつかる田んぼだった。
それを田んぼ改善して、生息環境が変わっていなくなった。
⑤背中に「芋斑」があるため、「芋斑ドジョウ」という別名がある。
⑥江戸時代に疫病が流行ったときに、このドジョウを食べると治ったために
神が身代わりになったドジョウということで、「神代ドジョウ」の名になった。
⑦食用にもされていたらしい。
⑧伊賀上野の教育委員会に写真が残されていた。
その標本は水産試験場が持って行き、のちに伊勢湾台風で紛失。
⑨ところが、取材を進める中で、霊峰中学の理科室に残されているのが
発見された。しばらく校長室に「飾って」いた。
⑩旧伊賀町の天然記念物などまとめたパンフに写真が掲載されていた。
⑪現在も伊賀上野市が「神代ドジョウを探せ」イベントをしている。
つい最近も実施。
■伊賀上野市の教育委員会・文化財課にもお聞きした。
①三重県から調べてくれとの話があり、3カ年計画で近畿大に委託中。
②しかし、まだ見つからず。
③チラシや新聞で呼びかけたところ、数件反応有り。
タウナギのこともあった。
幻の神代ドジョウ
果たして、どんなドジョウだったのでしょう。
ドジョウ展、いろいろな「ドジョウ話」を集めています。
どんなことでも良いので、魚部まで教えてください。
お魚キラーで捕まえて3年位かな? 蛇の子供が採れたかと思った
その中学に通ってるとは・・
ホントに、まさかまさかの驚きですね。
しかも神代ドジョウについての授業があるなんて
もっと驚きです。そして素敵なお話ですね。
少し聞いただけですが、今と昔では随分と環境の
変化が著しいそうですね、そちらも。
なかなか厳しいかもしれませんが、
神代ドジョウには何か夢があってワクワクしますね。
ぜひ、今後も魚部にもお話を聞かせてくれると
とてもうれしいです。
こちらでは、ある溜め池で20㎝オーバーかと思われる
ほどの大きさのドジョウを数年前、数匹捕まえました。
しかし、周辺の圃場整備に伴い、池は干されてしまいました。
さらに、すこし形も整形されてしまうようです。
身近な自然環境に関わると、心が苦しくなることも
多いのですが、まだまだ知らないタカラモノも沢山
残っていると思います。
そういったものを見つけて、ワクワクドキドキして
みんなにも伝えて残していく。
全国あちこちで、そんな活動が増えると良いですね。
それでは。
私も今日学校の授業でジンダイドジョウの事をやりました。
はい。
まさかの霊峰中学校に今います。
霊峰中学の生徒です。
私もとてもジンダイドジョウが気になりました。
標本が昨日くらいに学校に戻ってきたので実物を見させてもらいました。
朱色みたいな色してましたよ。
そのうち東京の上野博物館に行くらしいです。
まだ未定ですが。。。
今の新堂の川はなかなか汚いのでいるのかどうか。。。。
ザリガニばっかりです笑
絶滅しているかもしれません。
春休みくらいに探しに行きたいものです。
シマドジョウは、出汁取り用に利用されていた
ことがあるのですね。
魚部にとって、紫川(地元の川)のことに関する
「師匠」がいるのですが、彼が言うには
“ヤマトシマドジョウは淡泊すぎて美味しくない”
と、もっぱら味についてのことで、骨っぽいこと
には触れていなかったので興味深く思いました。
ドジョウについてですが、私の出身の群馬では、シマドジョウを煮干のようにして使っていたそうです。海の無い県ですから、川魚をダシ取り用に使っていたんですね。骨っぽい魚なので、普通のドジョウのようには食べられなかったそうですが、大変よいダシが出たそうですよ。
そんなシマドジョウも、今ではなかなかお目にかかれない魚になっています。
こちらではこれというのがまだ、ありません。聞き集めないといけませんね。
ただ、紫川師匠が言ってたのには、
「ありゃ、不味い。味がない!!」
ということでしたよ。
淡泊すぎたらしいです。
ではでは。
ドジョウの色々話、集めたいですね。
ドジョウ話といえば、筑後川の漁師さんに聞いたことがありますが、
昔はヤマトシマドジョウを食用にしていたと
言っていましたよ。
カタビラドジョウと呼んでいたとか。
ヤマトシマの地方名って聞いたことありますか?