NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

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287号【何が極楽なのか? ゴクラクハゼ 】

2006-04-11 21:13:48 | Weblog

魚部室のスジシマ中型種水槽に、ゴクラクハゼがいる。
遠賀川水系の水路で、混じって連れてきた赤ちゃんが
いつの間にか立派になってたので、記念撮影。


本来は、感潮域上部から下流にかけているハゼ。

でも、容易に陸封化されるのか、海とは行き来できんやろ
というところでも、よく見かける。例えば、山の上のダムとか。
下流で見かける魚を、ヤマメと一緒に見かけるのは、いつも変な気分だ。

それは、ヌマチチブでも同じようなことがある。
ただ、遠賀川水系の水路ではヌマチチブはいないなぁ・・・
その水路の砂泥っぽいところにもゴクラクハゼはいたりするのに。

だとすれば、ゴクラクハゼの方がいろんな環境に適応する力が高いのかも。
ヌマチチブの方は、石がゴロゴロする場所が好きなんだろう。

ダムへの流入口も、本来のヌマチチブがすむ下流域も、石がゴロゴロ
してるものね。

  
   閑話休題

ゴクラクハゼの「極楽」って何だろ?

極彩色で派手派手しいから??

上の写真はそうでもないので、昔撮った婚姻色が出た個体を見てみましょう。



いかが?
若干、極楽ムードが出てきたかしら??

もう1枚行きましょ。



今度はどうだっ! このエキゾチックぶり!!

どっから見ても極楽!!!(かな?)



ま、結局は何が極楽かよう分からんままだけど、1枚目と3枚目は
同じ魚の模様とは思えんわなぁ。



というわけで、おしまい。
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