くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

社会

2011-05-13 01:41:10 | Weblog
電車の何両目に乗るか。

1両編成や2両編成のローカルな電車なら
大して重要な問題ではありませんが、
都会を走る長い編成の電車の場合は
考えるべきことは多々あります。

先頭車両に乗れば運転手と同じ視点で
疾走感のある景色を楽しめますが
万が一電車が何かと衝突したら大変危険です。

じゃあ最後尾の車両に乗れば安全かといえば
追突された時のことを考えると、そうとも言えません。
一番最後にホームへ入るのも
何となく悔しい感じもしますしね。

このように安全面を考慮するなら
真ん中くらいの車両に乗るのが無難なところでしょう。
ですが、そんな守りの姿勢でよいものでしょうか。
人生時には攻めの姿勢も必要不可欠。

攻めの都会人として何両目に乗るべきか。
その答えは「行き先によって変える」です。

目的地の駅の構造を把握しているならば
最適な階段の前にぴったり降りることなど
赤子の手をひねるようなものです。
ひょいと乗ってひょいと降り、先頭切って階段を昇る。
何ともスマートではありませんか。

ただしその場合はやむを得ず
危険な先頭車両に乗ってしまうことも…。

そんな時は運転手の声に耳を傾けましょう。
しっかり声を出して安全確認をしていれば
ガラス越しでも運転手の声は聞こえてきます。
声が小さい私としては
この良く通る声を聞くと実に惚れ惚れとし、
安心感を覚えるものです。

日常でちょっと注意力を上げてみると
私たちは生活のあらゆる場面で
他人に命を預けていることを思い出させられます。

横断歩道を渡る時に赤信号で止まっている車の運転手、
歩道に面した工事現場の安全管理者
電車待ちの列で後ろに並んでいる人…。
挙げていけばキリがありません。
例え規則だからそうしているだけであっても
結果として生命と安全を委ねてるわけです。

世の中は実によく出来ているものです。
まじめに生きる社会の人々に感謝感謝ですね。

あれ、何の話だったか。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿