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くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

かぶ

2011-03-04 08:06:31 | Weblog
日常会話の中で「かぶ」と聞くと
果たして「株」のことなのか「蕪」のことなのか、
考え込んでしまうことは誰にでもあることです。

ですがこのブログで「かぶ」という単語が出てきた場合、
きっと後者の「蕪」の方であろうということは
何度か読んでいただけている方であれば
容易に察しが付くことでしょう。

今年の冬は例年より多くの蕪を食べた気がします。
これといって特に理由はありませんが、
一人暮らしで消費するには適当な量で売られているからでしょうか?
旬なので値段もお手頃ですしね。

私に買われたきた蕪は一体どういう運命を辿るのか…、

まずは頭髪を刈り取られて丸坊主にされ、
包丁で衣服を切り取られて非常にデリケートな姿にされた上で、
米糠のパックを施されます。
っていうか米糠に生き埋めにされて、乳酸菌のエサにされてしまうのです。

要約すれば糠漬けにされるということですが、
寒い冬場のことですので乳酸菌の活動も鈍っており、
しっかりと漬けるためには丸二日は埋めておく必要があります。

しっかりと漬かった蕪の糠漬けはごく淡いクリーム色で
とても水々しくて、ちょっと独特のヌメリがあって
柔らかいけれどしっかりと歯ごたえがあります。
これがご飯のおかずや日本酒のお供に最適なわけでございます。

ご飯のお供といえば、最初に刈り取られた頭髪。っていうか葉っぱ。
これは微塵切りにいたしまして胡麻油で炒め、
塩とゴマとオカカを混ぜると、
とても美味しい振り掛けになります。

蕪を使った料理は他にもたくさんあるのでしょうが
この冬はもっぱらこのように蕪を消費しておりました。

ぼちぼち旬も終わって値段も上がり始める頃でしょうか。
そしてもうすぐ春ですね。

ごちそうさまでございました。→蕪

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (本人)
2011-03-06 07:09:21
>えちごゆう様
株でないことは明らかですね。

米糠パックって実際はどうやるのでしょうね。
発酵した糠を塗るのは多分間違いなのでしょう。

でも糠床を混ぜた後は
若干手がスベスベになる気がします。
返信する
Unknown (えちごゆう)
2011-03-05 22:39:44
株でないことは明らかですね^^

もうすぐ春。名残惜しい蕪の日々でしょうか。
米糠パック

私自身に施さねば^^;
と思いつつ、いつもながら楽しく拝読しました(*^o^*)
返信する

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