くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

ムダ毛なんかと呼ばないで!

2015-01-17 08:58:33 | Weblog
男たるもの35歳にもなれば、
ズボンの下にタイツをはいて然るべきと思い、
防寒のためにまずはレギンスをはき始めてみました。
足先まで覆わないのがせめてものアンチエイジング。

これまでズボンの下は生脚で冬の寒さに耐えてきたわけだから、
最先端の科学が生み出した暖か素材の層が1つ増えれば、
もはやズボンの下は一足先に春を迎えることになるだろう思っていました。

しかし実際にズボンの下にレギンスをはいてみると、
何だかスースーして、むしろ生脚の時より寒く感じてしまいます。
世の中には不思議なことがあるものですね。

考察の結果、
原因は脚の毛にあるのではないかという結論に至りました。

ご存知の方がどれだけいるか知りませんが、
私の足はなかなか毛深くてございまして、
スネはもちろんモモや膝小僧に至るまでフサフサでございます。
生えていないのは膝の裏くらいでしょうか。
量も長さも硬さも全国平均を軽く上回る自信があります。

ズボンの下が生脚の場合、
この立派な脚の毛がズボンを持ち上げ、皮膚とズボンが直接触れるのを防ぎ、
分厚い空気の層を形成していたのではないでしょうか。

ところがピッタリと脚にフィットするレギンスをはくことによって、
この分厚い空気の層が押しつぶされてしまい、
皮膚から外気までの距離が縮まってしまったのではないかと、
私は考えているわけでございます。

もしも私が女性に生まれて、ムダ毛処理に追われていたなら、
このような天然の防寒効果を享受することはできなかったわけで、
こういう時は男に生まれて良かったなと思います。