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くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

猫の考え

2013-11-15 10:57:08 | Weblog
猫がいったい何を考えて行動しているのかさっぱり分からない。
身近に猫がいる人なら一度は思うことでしょう。

妻が連れてきた猫のリンと暮らし始めて早いもので一年が過ぎ、
リンが何をしたがっているのか、何を訴えて鳴いているのか、
何となく分かってきたような気もしますが、
未だにその行動の多くは動機が謎のままです。

しかし多分に現金というか利己的というか、
人間を思いやるとかそういう意識はあまり無いようです。

最近は私が座っているとよく膝の上に乗ってきますし、
寝るときには私の布団にも頻繁に入ってくるよになりました。
一見して私になついたかのようですが、
「なついた」というよりはむしろ「慣れた」と表現すべきで、
単に寒くなったから無害な私にすり寄ってきているようです。

私はリンと仲良くなろうと思い、
意識して頻繁に抱っこするようにしてきました。
その甲斐もあって抱き方のコツも何となく摑むことができ、
比較的長時間抱いていても嫌がらなくなってきました。

先日などはリンが自主的に「抱っこしろ」とせがんでくるので
「うむうむ、だいぶなついてきたな」と思って抱きかかえた所、
リンの視線は私の遥か上を向いたままです。

どこを見ているのかと思ったら天袋を凝視しているではありませんか。
より高い場所に乗りたがるのは猫の性ですからね、
人間の私などはそのための足場に過ぎないのです。

その証拠に天袋付近でリンに背中を向けて少しの間立っていようものなら
背後から肩に飛び乗ってそのまま天袋を目指そうとします。
天袋への到達は未だに成功したことがありませんが、
失敗すると痛い目を見るのはむしろ私の方で
必死に背中に食い下がるリンの爪が痛いこと痛いこと。
もう少し自分の年齢と体重を考えて欲しいものです。

また先日は棚の上に置いてある物のうち私の物だけ床に落とされておりました。
なぜ私の物だけ選んだように落とすのか。
妻が言うには「この所構ってあげてないいでしょう。」とのこと。
確かに仕事をしていてあまり構ってあげられない日が何日がありましたが、
リンは私の物を識別して、それを落とすことが復讐になると理解しているのでしょうか。

思っている以上に知能が高いのかもしれません。
しかし相変わらず何を考えているのかはよくわかりません。