朝食や夕飯のデザートに何か果物を食べたいとき、
グレープフルーツが食卓に上ることが多い。
特別な理由があるわけではなく単に安いので
スーパーでいろいろな果物を物色しても結局グレープフルーツを買うことになる。
特に凝った食べ方はせず、そのまま生で食べる。
暑い季節なので冷蔵庫でよく冷やすとさらに美味しくなり、
喉の渇きも効果的に潤してくれる気がする。
グレープフルーツの食べ方といえば、
半分に切ってスプーンでえぐる方法が最もポピュラーだろうか。
提供する側にとっては半分に切って出すだけだからこの上なく楽な調理方法だ。
しかし食べる側としてはスプーンで果肉と薄皮を剥離させるのはなかなか骨の折れる作業である。
そこで親切な人は予め専用のナイフで果肉をくり抜いておいてくれたりするが
この方法だと提供する側の負担が大きくなってしまう。
自分が提供する側か食べる側かの一方であれば
どちらの方法が楽かということは言いやすい。
でも実際問題として私の場合は提供する側であり同時に食べる側でもあるから
いずれにしたって面倒な手間が発生することに変わりはないのだ。
そこで私はグレープフルーツの新しい調理方法を模索した。
まず始めに頭とお尻を切り取って果肉を露出させる。
この際どちらが頭でどちらがお尻であるかは皆さんの判断にお任せしたい。
そして頭からでもお尻からでもいいのだが
りんごの丸剥きの要領でクルクルと皮を剥いていって
果肉だけの球体にしてしまうのだ。
あとはこの球体を切り分けてお皿に盛って、
フォークで突き刺して美味しくいただく。
手間が増えたのか省かれたのかは定かではないが
私にとっては提供する側と食べる側の作業量のベストバランスだ。
当のグレープフルーツがこの食べられ方をどう思っているかは知らない。
半分に切ってお花のような果肉を見せる調理方法が文字通り
グレープフルーツにとっての「花形」だとしたら
丸裸にしてしまう私のやり方は辱め以外の何物でもないのかもしれない。
グレープフルーツが食卓に上ることが多い。
特別な理由があるわけではなく単に安いので
スーパーでいろいろな果物を物色しても結局グレープフルーツを買うことになる。
特に凝った食べ方はせず、そのまま生で食べる。
暑い季節なので冷蔵庫でよく冷やすとさらに美味しくなり、
喉の渇きも効果的に潤してくれる気がする。
グレープフルーツの食べ方といえば、
半分に切ってスプーンでえぐる方法が最もポピュラーだろうか。
提供する側にとっては半分に切って出すだけだからこの上なく楽な調理方法だ。
しかし食べる側としてはスプーンで果肉と薄皮を剥離させるのはなかなか骨の折れる作業である。
そこで親切な人は予め専用のナイフで果肉をくり抜いておいてくれたりするが
この方法だと提供する側の負担が大きくなってしまう。
自分が提供する側か食べる側かの一方であれば
どちらの方法が楽かということは言いやすい。
でも実際問題として私の場合は提供する側であり同時に食べる側でもあるから
いずれにしたって面倒な手間が発生することに変わりはないのだ。
そこで私はグレープフルーツの新しい調理方法を模索した。
まず始めに頭とお尻を切り取って果肉を露出させる。
この際どちらが頭でどちらがお尻であるかは皆さんの判断にお任せしたい。
そして頭からでもお尻からでもいいのだが
りんごの丸剥きの要領でクルクルと皮を剥いていって
果肉だけの球体にしてしまうのだ。
あとはこの球体を切り分けてお皿に盛って、
フォークで突き刺して美味しくいただく。
手間が増えたのか省かれたのかは定かではないが
私にとっては提供する側と食べる側の作業量のベストバランスだ。
当のグレープフルーツがこの食べられ方をどう思っているかは知らない。
半分に切ってお花のような果肉を見せる調理方法が文字通り
グレープフルーツにとっての「花形」だとしたら
丸裸にしてしまう私のやり方は辱め以外の何物でもないのかもしれない。