五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 今月のアルペジオ

2017年02月02日 | ◆[不定期] ヤングキング・アワーズ

ヤングキングアワーズ 2017年3月号より

 今月の『ナポレオン -覇道進撃-』感想はこちら
 
 
 
 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●蒼き鋼のアルペジオ (Ark Performance 先生)

 

 マヤ艦上・・・

 人生ゲームに興じるのは、蒔絵さんとマヤ、そして立夏さん。
 しかし、強いのが立夏さんというのは面白い所でしたね~。

 立夏さんは、北管区の領事館から派遣されたサイボーグとのことですが、
 もう人間とほぼ変わらない行動をとっていて、なかなか優れた存在のようです。

 というか、人生ゲームとはいえ、メンタルモデルであるマヤや、
 デザインチャイルドである蒔絵さんを負かすほどの実力を発揮するとは、驚きでしょう。
 どれだけスゴイんだっていう(^^; そばかす可愛いし(ぇ

 

 

 

 そこへ、何かしらの動きが・・・

 マヤが感知した動きは、イ400とタカオのもの。
 前回、牽制行動をとるみたいなことを言ってましたので、それだとわかりますね。

 そして、そのことを知るや、すばやく行動にうつる蒔絵さんと立夏さん。
 立夏さんに抱えられ、さらに放り投げられて、ブリッジへ入り込む蒔絵さんには笑!

 ここでは、蒔絵さんを司令塔に、マヤたちがサポートする形でチームが組まれているようで、
 その連携の見事さが、なかなか爽快でした。

 

 

 

 そして、射撃!

 タカオたちに向けた威嚇射撃。
 はじめ、マヤが「ミサイル?」と聞いているものの、実弾はもったいない
 という理由で、蒔絵さんが却下していたのは納得です。

 そこで「プラズマ弾」を用い、質量を持たせた一撃を放つよう蒔絵さんが
 指示していたのは面白かったですね。 「水平線の向こうに曲射したいから」か~。

 その指示を受け、マヤが指揮者のポーズをとりながら、射撃準備。
 そこから、出力最大での射撃には、圧倒されてしまいました。
 いや、プラズマ弾が放たれるシーン、カッコイイでしょ~。

 

 

 

 タカオ・サイドは・・・

 マヤからの射撃を感知したタカオさんは、学校でお弁当中。
 平然としてはいるものの、400からは“霧”の戦術とは異なることを告げられ、
 警戒するよう促されていたのは、興味深い所。

 蒔絵さんの指示があるため、“霧”とは違った戦い方・アプローチになっており、
 だからこそ対処に慎重にならざるを得ないとは、面白いですよね。
 それだけ不確定要素が増えている、ということでしょうけども。

 実際、弾道予測ができず、まぐれ当たりが怖いので迂闊に動けないタカオさん。
 なので潜航しなくてはならなくなっていて、蒔絵さんの存在の大きさが察せられます。

 結果、タカオを見失った蒔絵さんは、撤退を判断。
 今回のタカオの行動を「顔見せ」だとわかっているあたり、さすがであります。
 というか、マヤさん気づいてなかったの(´▽`;)

 この一連の場面では、司令塔としての蒔絵さんの優秀さが、うかがえましたね。
 とはいえ、タカオ・サイドも「顔見せ」だったわけで、蒔絵の存在を把握できたことは
 大きな収穫だったと言えるでしょう。 今後、計算に入れられるわけですし。

 そんなわけで、互いに平静なまま終了となった「顔見せ」「威嚇」でしたけど、
 これから本格的な衝突があるのかどうか・・・ 不安をはらみつつも、期待してしまったり?

 

 

 

 一方、イオナたちは・・・

 イ401への補給と修理をおこない、そして、いおりさんを治療のため預けることに。
 そして、上陰次官などを相手に、今後の方針について話し合っています。

 その中で重要課題として挙がるのは、当然「振動弾頭」のこと。
 <白鯨>でなく、401がアメリカまで運ぶ方がよいのでは? と言われていますが、
 そこは群像の計画通りに遂行すべく、イオナが反論。

 これについては、前回、回想の中で群像が理由を述べており、読者としては既知の内容。
 人類が自信を取り戻し、“霧”に対峙するための措置であることは、説得力が高いですね。

 そして、上陰次官もそのことは知っていて、承諾済み。
 計画変更は必要なしと彼も考えており、話し合いは滞ることなく進行しますが・・・

 

 

 

 ナガトの存在。

 次の作戦行動では、ナガトの艦隊が相手。
 本来であれば、陽動が目的なので戦闘にはならないはずですが、
 ナガトがこちらの思惑どおりに動かない場合、どうするのか?

 これに、イオナが「一戦交えるのみ」と答えていたのは、頼もしくあるものの、
 一抹の不安を覚えずにはいられません。

 ただでさえ、ナガトはヤマト以前の総旗艦であり、警戒すべき存在。
 それに策士風でもありますし、一筋縄ではいかなそうでもあります。

 そんな相手に、群像不在の中、挑まなければいけないというのは、リスクが高い。
 果たして、戦闘にまで至る事態になってしまうのか?
 そして、そうなれば、401で対処しきれるのか?

 また、最後に上陰次官に入った連絡の内容についても気になりますし、
 新展開へ向けて、着々と進みつつある本作品・・・ もちろん今後も、楽しみです!

 

 

 

 今月のアド探~!

 前回のおみくじ解説から始まった今回。
 大戦艦2人が、なんともくだらな・・・もとい、細やかな配慮で作ったおみくじだと
 わかっていたのは面白かった(´▽`;) 演算力の無駄遣いとか言われてるし。

 しかし、2人がお金を必要としていて、その金策のためだったというのは、
 世知辛さを覚えてしまうお話でありました。 すべては蒔絵さんのためですから・・・

 と、2人の蒔絵さんを思う心にしみじみしていたら、2人の夢が広がり過ぎて、
 愉快なことになっていて笑! 戦闘に必要なものをそろえるのは、お金がかかります。

 軍事費って大変ですよね(何の話だ)
 「戦術の決定」に必要なものとか、いくらかかるんだか(^^;

 それにしたって、ハルナ&キリシマの艦体は、復活する日が来るのでしょうかね?
 ヤマトさんに対して、反逆と言わないまでも、反した行動をとっているわけですし、
 “霧”のドッグとか使えるのかな・・・

 

◆ ヤングキングアワーズ 感想

 


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