五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムきらら 感想

2012年02月12日 | ◆4コマ誌⑩ 不定期購読誌

2012年3月号

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 不定期購読4コマ誌の感想になります。

 

 今月号にて「きらら」100号とのことで、

 特別付録小冊子『まんがタイムきらら いちまるまる』がついてきます!

 100ページのボリュームで、「きらら」ゆかりの作家先生陣による漫画やイラストなど掲載。

 きららファンなら絶対買いな記念の1冊となっていますね。

 

 しかし私が毎月買っているのは「キャラット」「ミラク」の2誌でして、

 なおかつここ半年ほどはなかなか読めなかったこともあり、

 感想も中途半端なモノしか書けませんが、ご容赦いただけると幸いです。

 

 

 今月の「鬼コワイ・・・でも、こんな鬼なら大歓迎で賞」は、『あっちこっち』より、姫さん!

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 アニメ化も決定し、今月号には津留崎優先生による制作現場レポート漫画も載っています。

 そんな勢いあふれる4コマ作品『あっちこっち』の今回は、節分ネタでありました。

 はい、もう姫さん可愛いね! そんな姫さんに豆をぶつけるか否かで悩む一同が面白く、

 そしてラストでは、さらに可愛い「てれり」がデター!で、楽しいお話でありました(^^;

 

 

 

●棺担ぎのクロ。 ~懐中旅話~ (きゆづきさとこ 先生)

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 連載再開センターカラー! コミックス3巻、発売中です。

 再び幕を開ける“黒き旅人”の物語。

 大きな棺を担ぎ、相棒センと共に旅を続けるクロ。

 途中、白き双子との出会いを経て、魔女を探しあてどなく、そして深い闇の中へ・・・

 

 私は連載休止前のお話は読んでいたので、この場面からの再開に「?」となったものの、

 すぐに「状況」を理解できました・・・ なるほど。

 多くの人が集う鉄道駅にて、クロはただ独り、列車を待ち続けています。

 そこで出逢う人々。 教師をしていた老人、双子の姉妹、傷病兵の青年。

 それぞれの人生、その行く先、そして残してゆく物・・・

 

 “オチ”がわかっていても、そこに見出される人々の生き様とクロの言葉が、

 何とも言えない雰囲気をつくりだし、物語に引き込んでくれる素晴らしさがありました。

 どこか切ない。でも、あたたかい。

 

 本作品はいわゆるダークファンタジーであり、どこか暗めの空気に覆われています。

 実際、人の死やその予兆、不吉さを感じさせる要素も満載で、

 笑いよりは物語性に重点を置いた4コマ作品となっているのです。

 しかし、だからといって暗い一辺倒ではなく、「旅」というものを通じて描かれる

 世知辛いだけではない人の世のやさしさや、失われない人の心の輝きが、

 小さな希望として胸に残る心地よさも存在していているように感じます。

 

 さて、旅の再開。

 あそこから帰った後、クロたちの物語はどこへ続くのか・・・

 3巻でもそうでしたけど、今回もちらほら描かれていた「戦争」の影。

 このあたりが、これからの嵐の中心となってゆくのでしょうか。

 背負った棺が使われてしまう日は近いのか?

 暗い予感をはらみつつ、それでも気になるこの先のお話。 今後も楽しみです!

 

 

 

●ステルス×メイツ (ととねみぎ 先生)

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 新連載始動! 『ねこきっさ』のととみねぎ先生がキター!!

 百地鋼次くん、転校初日にいきなりナゾの軍団にねらわれていますが・・・

 

 と始まった本作品。

 転校初日ということで不安がる鋼次くんを、イトコのいすずさんが面倒見ようとしますが、

 ズレた作戦でむしろ不安に拍車をかけているような(^^;

 というか、いすずさんの方が鋼次くんに面倒見らているような・・・?

 そんな2人の関係が面白そうな予感であります。

 

 とそこへ、メガネの白峰真澄さんから部へのお誘いがあったのですが、

 なんだかあやしい部活動っぽいので拒否したところ、

 さらに先輩2人が現れて、鋼次くんを勧誘しようと追いかけてくるという展開!

 なにがなんだかわからないまま、はてさてどうなる鋼次くん!?

 

 いや~、これがなかなかにぎやかで楽しそうな始まりでした。

 ちょっと変わった部活の内容と“ライバル部”の存在が、これからの物語を

 いやでも期待させてくれますし、大勢のキャラクターが登場していますけど、

 いずれも個性的な人物ばかりで、こりゃ面白くなりそうですよ。

 「ステルスメイツ」というタイトルにも納得な本作品、今後が楽しみです!

 

 

 

●箱入りドロップス (津留崎優 先生)

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 今月号の『あっちこっち』アニメ制作現場レポートを描いておられる津留崎先生の作品!

 箱入り娘・雫さんと、隣に住んでいる陽一くん。

 そんな2人を中心に描かれる、箱入り娘の日常風景。

 

 今回は、2人一緒に登校するお話。

 学校行くのが楽しみだった、なんて言っちゃえる雫さん。

 陽一くんでなくとも「うらやましい」と思えますし、彼の言葉への反応もまた純粋でよいです。

 

 そして、時間も早いので「遠回り」してゆくことになりますが、その道草風景、

 公園で遊ぶ2人の何とも楽しそうな様子に、こちらまで高揚させられるのが良い感じ。

 まあ、いつも通りに「世間知らず」な箱入り娘の反応と、彼女への陽一くんの“レクチャー”が、

 笑える面白さとなっているのですけども(^◇^;) 鉄棒、知らんのか・・・

 

 それにしても、雫さんの可愛らしさが光っていましたね~。

 彼女がいろんな表情を見せてくれてよかったです。

 そして、今回は陽一くんと雫さん2人のお話だったのですが、萌さんの過去について

 気になる描写がありましたね。 これは今後何かあるという前ふりなのでしょうか・・・?

 

 などなど、いろいろ気になったり楽しかったりでしたが、

 コミックス1巻の情報もそろそろ出てきてもよさそうですよね。

 出たら私は買います! ということで、今後も楽しみです!

 

 

 

●けいおん! (かきふらい 先生)

 在校生編でも合宿してましたが、こちらも合宿! 大所帯なのでバス使ってますよ・・・

 しかも今回、メンバーシャッフルとか面白い試みがあり、メイン4人以外のキャラクターも

 それぞれの個性を発揮していた内容となっていました。 千代さん、いい“キャラ”してる!

 

●うちのざしきわらしが (てっけんとう 先生)

 ばーちゃんからの荷物に、わらへの贈り物である帽子が入っていて、わらご満悦。

 そこで帽子をかぶって雪遊びに興じていましたが・・・というお話で、わらの愛らしさが全開。

 いや、だいぶ作風がやわらかいというか、心温まる楽しさが心地よい冬の一幕でした。

 

●チェリーブロッサム! (茶菓山しん太 先生)

 綱島先輩の家にて、綱島母におびえる一同(^^; 綱島母様って、こんなお人だったのか!

 この人もお色気攻めで来るタイプとか、どんだけモテモテ(?)なんだ大咲くん!! うらやま(ぇ

 上級生の母親が相手とかレベル高すぎ! でも、何だかんだでにぎやかに楽しかったです。

 

●天然あるみにゅーむ! (こむそう 先生)

 部室の冷蔵庫にお肉を入れてたあるみさん。 みんなで、そのお肉を“処理”するお話・・・

 なんだけど、この感想書いてるの深夜なもんで、読みながら空腹に耐えるのがつらかった!!

 それだけ美味しそうで楽しい雰囲気でありました・・・ でも、マリーのお肉も“試食”してみ(略

 

●さつきコンプレックス (シュガー 先生)

 コミックス1巻が3月27日発売! そんな今回、バレンタインで暴走する兄!?

 いや、暴走しているのは耕太くんの妄想だった(´▽`;) でも兄からのチョコを気にするて・・・

 そんな男心の描き方もよかったのですが、黒須さんの女心もなかなか趣深いお話でした。

 

 


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