2012年4月号
ゲスト作品1つ、そして佐藤両々先生の新連載がスタートの今月号!
なにやら表紙に変化が訪れそうな気配が・・・?
今月の「この4コマ・ネタがよかったで賞」は、『ほんわかぱっぱ』より、ちらし寿司ネタ!
ばぁちゃん、桃の節句に「ちょいとオシャレに」ちらし寿司をと、
なにやら難しい字を書いてますが、わかばさんはわかりにくいと言っています。
それでは言い方変えてみたならば・・・ なるほど納得と笑いのオチでありました(^◇^;)
みごとな流れの4コマになっていたのが楽しいネタでしたね~。
【フレッシュゲスト★】
●歌ヒメ.net (香椎ゆたか 先生)
水谷青葉さん12歳は、歌手・・・!?
それは、ネットを舞台にしての歌手活動!
「ドガドガ動画」に歌を投稿したことから評判になり、七音詞葉という名でがんばっています。
そんな青葉さんと、姉・照葉さん(歌詞担当)との、二人三脚な楽しさアリ。
表情があまり変わらない妹に対して、表情豊かな姉。
しかし照葉さんは、表情豊かなのだけどほとんどしゃべらない人で、なおかつシスコン。
妹大好きなので、2人の力関係は妹優位といいますか、妹の方がツッコミ役に。
こうした姉妹の個性と関係が、より面白さを際立たせていますね。
また、青葉さんの大親友である丘賀みどりさん。
彼女もまた「七音詞葉」のファンですが、青葉さんが詞葉であることを知らずにいます。
このあたりの2人の関係に、青葉さんの「秘密」を読者が共有できる楽しさを感じますね~。
ネットで活躍するナゾの歌手・詞葉。
その正体である青葉さんの「秘密」の日常と、姉との“仲良し”共同作業。
そうしたものが楽しく描かれた本作品は、姉妹のキャラクターに面白味があると感じます。
もっと読んでみたいので、ぜひともつづきを~!
【新連載スタート!】
●はるまち・ダンス (佐藤両々 先生)
「リアルタイム学園4コマ」とあります本作品。
受験をひかえた女子中学生・長崎さんと、栃木さん。
マジメな長崎さんに対して、栃木さんは教師から目を付けられている元気者。
そんな2人が受験にのぞむ第1話となっています。
こんどの作品の登場人物は、地名(県名?)で統一してくる感じですかね。
長崎さんの視点で進む第1話になっていますけど、
栃木さんの元気っぷりと、彼女の良い人っぷりが楽しさになっていた印象。
受験前だというのに風邪ひいてしまった栃木さんが、はたして受験に合格できるのか?
そんな心配をする長崎さんも良い人なので、2人は良いコンビといえるでしょう。
長崎さんの名前は、幸香で「さっちん」。
栃木さんは「トメちゃん」と呼ばれていますけど、何てお名前なんでしょうね。
この2人のやりとりが楽しさになっていたスタートですが、
これからどのような展開が待ち受けるのか、タイトルの「はるまち・ダンス」とは何なのか・・・
佐藤先生の学園モノというだけで、いやでも期待が高まる本作品!
ほかにも登場した“おっぱいメガネさん”も気になる所で・・・ 今後が楽しみであります!
でもね~、滅・〇龍拳よりも、私はレ〇ジング・ストームの方が面倒くさいと思うんですよね。
なんであんなややこしいコマンドにしたのかと開発の人を恨むことしばしばで(何の話だ)
【アニメ化決定・・・だと・・・!?】
●しばいぬ子さん (うず 先生)
なんと、アニメ化決定!?
一部では「資本主義の犬」などと、愛着こめて(?)呼ばれるしばいぬ子さん。
どこからどう見ても「犬」なのに、まわりの人たちは「人」として接しています。
でも、茶子さんだけは「犬」にしか見えないのにとクールに受け止めていて、
彼女の視点から眺めるいぬ子さんの日常が、楽しい4コマ作品となっています。
今回のお話は、ひなまつりにホワイトデーと、3月イベント中心。
とくにホワイトデー・ネタでは、いぬ子さんが鼻をきかせたり、
とても素敵?なイベントを開いたりして、「犬」っぷりを発揮しているのが面白く、
それを生あたたかく見つめる茶子さんの言葉や表情のニュアンスが、笑いを誘います。
ほかにも、いぬ子さんを慕う後輩さんや、いぬ子さんの俳句などなど、
楽しさ盛りだくさんの今回でしたが、この作品がまさかアニメ化するとは思っておらず、
正直ちと驚き・・・ コミックスが出ていないのですけど、アニメ放映に合わせるんですかね。
いずれにせよ、今後も楽しみです!