2018年6月号
表紙は、探検隊な山下さん!
新たな発見を求めて、未知の秘境に挑むイメージでしょうか。
他、らいかさんも双眼鏡をもって探検隊に・・・
今月の「コミックス1巻、発売中で賞」は、『部屋にマッチョの霊がいます』!
アッコさんの姿が見えなくなって・・・
迷惑客に脅かされている時期にもかかわらず、アッコさんがいなくなって久しく、
さらに涼さんの弟くんも大変な状況で、不安がつのっている木葉さん。
そんな風に色々と気になる事がある中、とつぜん家にやって来た迷惑客。
「お前が悪いんだからな」と凄みながら、部屋へ押し入って来るとは恐ろしい。
威圧を加えながら迫る様子は、恐怖そのものでしたね。
木葉さんも、いきなりのことに言葉がなく、声が出せないほど怯えてしまい、
部屋の中を逃げ回りますが・・・
なんて展開に、手に汗握ってしまいましたよ。
絶体絶命のピンチでありましたが、そこを救ったのがアッコさんの教えだったことは、
2人の大きな繋がりを感じられて、感慨深いものがありましたね。
また、アッコさんがポルターガイストで力を貸したような描写もありつつ、
本当にいなくなってしまったのかも気になる所・・・
次回、最終回とのことで、寂しいけれど楽しみです!
【移籍連載!】
●妹のおシゴトは時給2000円 (遠山えま 先生)
仕事は「妹」!?
【主な登場人物】
・ミエ子 : 1人暮らしの女子高生。 時給2000円で「妹」の仕事に?
・只野 : ミエ子さんのクラスメイト。 彼女の雇用主。
・衣々子 : ミエ子さんの友人。 妹のプロ。
まんがタイムファミリーから移籍!
両親が夜逃げして、1人暮らししていたミエ子さんは、常に金欠状態。
そこで見つけた時給2000円の仕事は、「妹」になること?
といった感じのお話で、クラスメイト・只野くんに雇われて、
「妹」として過ごす日々が描かれますが、最初は嫌いだった彼のことを
ミエ子さんは好きになり始める、という内容のようです。
今回は、ご両親が日帰りデートに出てしまったため、1日兄と一緒のミエ子さん。
バイトの役割がなければ、ただの男女と意識してしまう彼女でしたが、
兄・只野くんも下心丸出しの遊び(王様ゲーム等)を提案してきていて笑!
と思ったら、「妹のプロ」衣々子さんによれば、その遊びは兄妹の定番とのことで、
受け容れてしまうミエ子さん・・・だったものの、どう考えても聞く相手を
間違えているだけのような(^^;
そんなこんなで、兄妹の時間を過ごす2人でしたけど、理想の「妹」イメージを
ことごとく裏切られてしまう只野くんが愉快でありました。
などなど、両親不在の中、2人きりの兄妹が面白かったわけですが、
最後にとんでもない事態になってしまい、次回への引きが気になりつつ・・・
移籍連載スタートとのことで、今後も楽しみです!
●おしかけツインテール (高津ケイタ 先生)
居候ツインテ少女は、家事の得意なデキたコで・・・
【主な登場人物】
・朝比奈花梨 : 母と共に居候している少女。 家事も勉学も運動も得意。
・新田俊郎 : 花梨さんたちの親戚で同居中。 お金持ちなネオニート。
・橘由利 : 花梨さんのクラスメイト。 運動得意で勉強苦手。
・白鳥美代 : 花梨さんのクラスメイト。 料理部で甘い物好き。
・神崎瑠璃 : 花梨さんのクラスメイト。 花梨さん大好きなセレブお嬢様。
・佐々木杏夏 : 花梨さんの中学時代のクラスメイト。 2年生から同じ学校へ。
・平山育美 : 野菜嫌いだった少女。 花梨さんに懐いている。
・菫 : 花梨さんの中学時代の知り合いで、年上。
・池澤花 : 花梨さんたちの担任教師。 バスケ部顧問。
まんがタイムファミリーから移籍!
高校入学時、親戚の新田俊郎くんの家へ居候することになった朝比奈母娘。
娘の花梨さんは、俊郎くんと交流を深めつつ、学校生活も充実させる日々・・・
といった感じのお話ですが、今回は、学園祭で執事&メイド喫茶をする花梨さんたち。
由利さんがウィッグでロングヘアになって、だいぶ印象変わっているのが面白い。
胸まで盛っていたのは愉快でしたけど(^^;
神崎さんが張り切ったり、育美ちゃんが来たり、杏夏さんも頑張っていたりと、
にぎやかな学園祭になっていたのが楽しかったですね。
そして何より笑ったのは、「池澤先生の壁ドン★体験企画」。
意外と大盛況だったのも可笑しかったですが、その裏も愉快でありました。
などなど、学園祭で大はしゃぎな今回でしたけど、
ラストでの偽物と本物の違いを見せつけられる由利さんは、少し可哀想でしたね(ぇ
なんて感じつつ、移籍連載スタートとのことで、今後も楽しみです!
●ウチが古武道宗家 (さくまりょう 先生)
ふつうの女子高生のはずなのに、武道家な少女のお話。
【主な登場人物】
・万堂薫 : 女子高生。 身についた武道の構えが日常でも出てしまう。
・父 : 薫さんの父。 喫茶店の主人ながら古武術の使い手。
まんがタイムファミリーから入移籍!
ふつうの女子高生として過ごしたい薫さんですが、ボールが飛んできても
条件反射で迎撃してしまうのが悩み。 そんな彼女の日常が愉快な4コマ作品です。
父上から教わった技は、変な構えのものばかりで、咄嗟に構えるとちょっと可笑しく、
それを薫さんが恥ずかしがるのも当然なのですが、父上は新しい技を教えようと
してくるため、何とか抵抗しようとするものの、結局覚えてしまうのが面白い(^^;
そんな父娘の修行模様が愉快だった今回ですけども、万堂流を継がせたい父と、
しとやかに生きたい薫さんとのやりとりが、よかったですね。
また、何だかんだで強い薫さんは、友人たちに憧れられているらしいので、
そのあたりの描写を期待しつつ、移籍登場、今後も注目です!
●マイ・ベスト・腐レンズ (星海はやと 先生)
隠れ腐女子が、そのことを知られてしまい・・・
【主な登場人物】
・九条 : 隠れ腐女子だったものの、色んな人にバレてしまい・・・
・飯塚 : 九条さんが腐女子と知る。 現役高校生BL漫画家の腐男子。
・桜井 : BLを知らない女子だったものの、九条さんを経てBLを知る。
まんがタイムファミリーから移籍!
高校では、リア充デビューを狙っていた九条さんでしたが、飯塚くんや桜井さんに
知られてしまい、隠したいのに隠せない状況が面白おかしな4コマ作品です。
クラスでも、遠慮なしにBL話をしようとする飯塚くんに、困り果てる九条さん。
それだけでも大変なのに、桜井さんまで加わって、クラスメイトに誤解される
会話が繰り広げられていて笑゚(*゚´∀`゚)゚
そんな風に、腐女子であることを隠したいのに、BL話で盛り上がってしまう
友人たちに囲まれて、困惑する九条さんの様子が愉快なお話。
移籍とのことで、今後も注目です!
【最終回!】
●北斎のむすめ。 (松阪 先生)
コミックス3巻は、夏ごろ発売! ・・・ですが、最終回!!
最後は、引っ越し準備をする北斎父娘。
葛飾北斎は頻繁に、引っ越ししていたことで知られていますからね。
そんな中、お栄さんは吉原の絵を描いていますが、光と闇の研究に励んでいて、
そうした描写にこだわりを見せつつ、吉原への強い想いを感じさせます。
そこへ吉之助くんもやって来ますけど、北斎もお栄さんも影絵で遊んでいるようにしか
見えない所は可笑しかった(´▽`;) けれど、吉之助くんも絵師になるべく決意を
固めたようで、そのあたりの本気度はしっかりと伝わってきましたね。
一方、吉原の遊女たちも、頑張っているようで、高尾も身請けの話を辞退して
吉原で生きてゆくことを決めたらしく、その不安定な道を絵師の道を重ねて語る
口ぶりが、清々しいほどでありました。
そんな風に、大火後の吉原と、北斎父娘をめぐるお話で、最終回となりましたが、
最後に吉之助くんの画号が明らかとなっていたのには、してやられた気分でした。
彼、葛飾応為をめとることになる人物だったのですねえ・・・
その後、引っ越し先を捜して旅に出た北斎父娘。
流浪の旅なんて言われてますけど、ラストのお栄さんの言葉が、絵師としての生き方を
感じさせてくれると同時に、作者の松阪先生の心情でもあるのかも? と思わせたり。
本作は、葛飾北斎の娘・お栄さんを中心に、江戸時代の風俗や、絵師たちなどの姿を
面白おかしく描いてきた作品でありました。
松阪先生の作風と相まって、私としては本誌でもトップクラスに好き作品だったもので、
終了は残念でありますけども、存分に、楽しませていただきましたー!
【その他】
●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)
地味でも大事なお仕事です。
上迫先生によれば、内科が地味と言われるのは仕方ないけど、楽と言われるのはダメ。
榊先生も、内科の仕事を把握して「頭が下がるばかり」と述べていて、地味でも大事な
仕事なんていくらでもあることを感じさせてくれる今回のお話でありました。
村越先生も「形成外科は地味でいい」と述べていて、外見と心がつながる分野であるため、
目立たない方がいいこともあると知れて興味深かったり、なかなか面白かったですね。
ラストの赤坂先生の企みに、上迫先生とヨネ先生が巻き込まれていたのも楽しかった。
●予行恋習カノジョ (アジイチ 先生)
ギスギスした関係になってしまった恋香さんと高野さんですが・・・
恋香さんが自分を避けていたワケを高野さんに尋ねると、彼女が泣きだして困惑。
そして、早川くんが恋香さんを好きであることを知ってしまったことを告げ、
さらに「火サス思考」を持っていることがわかりますが、火曜サスペンス劇場って
今時の若い子知らないんじゃないですかね?(終わってますよね?)
それはともかく、腹を割って話したことで、距離を縮める女子2人が微笑ましかった。
●少女Switch (ねこ末端 先生)
効果時間が終わって、元に戻った2人でしたが・・・
いきなり、再び入れ替わるスイッチを押してしまうマコさんが可笑しい(^^;
おかげで効果が切れるまで、互いの家で過ごさねばならなくなり、うららさんは大変。
マコさんは気楽に過ごす様子が面白いものの、遅く帰ってきた父上と一緒にご飯を
食べようとしたり、早く帰ってくるように威圧したりする所が、良い感じでしたね。
おかげで、うららさんに良いことありましたし、マコさんの家族も得したしで、面白い!
●美軍師張良 (秦和生 先生)
劉邦との再会!
沛公となった劉邦は、楚王(仮)と協力するべく、秦軍と戦うも敗北。
裏切者の雍歯にも敗北していて散々ですが、それ以上に、反乱軍に合流すべく
楚王(仮)に面会を求めながらも、胡散臭がられて叶わない張良さんが愉快でした。
兵法を学びながらも、実戦経験のない張良は侮られているようですが、劉邦さんは
全く気にせず、「一緒に戦ってくれ」と手を差し伸べていたのが爽快でしたね。
●きっと愛され女子になる! (瀬戸口みづき 先生)
コミックス1巻は6月発売! そんな今回、恋が走り出す!?
前回、初恋の賀集くんと再会したさゆりさんですが、ここから進展するのか気になる所。
しかし、賀集くんの方はあまり意識してないようで、むしろ友人くんの方が有力っぽい。
そんな中、志摩さんと熱海・來宮神社へ行くさゆりさん、縁結びを祈願したいようですが、
さゆりさんは商売繁盛を考えていて笑! しかし、そこでまさか九重くんと会って、
志摩さんの方が大変なことになっていたのは気の毒でしたね、彼が最後じゃないのか~。