五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがライフオリジナル 感想

2017年08月18日 | ◆4コマ誌③ まんがライフオリジナル

2017年9月号

 

 表紙は、スイカを食べるちぃちゃん!
 三葉さんは浴衣姿で、納涼気分を醸し出していますね。
 他、新連載作品や、ゲスト作品からも!

 

 

 今月の「カレーで賞」は、『夏のカレースペシャル企画』

 

 様々な作家先生のカレー事情。

 カラスヤサトシ先生、ノッツ先生、ぱんだにあ先生、ふかさくえみ先生、
 胡桃ちの先生、むんこ先生によるカレーづくりのあれこれが楽しかった。

 カラスヤ先生の「ドロドロだけど油ひかえめカレー」の作り方が興味深いし、
 ノッツ先生は「サッと大量に作れて」と言いつつ、けっこう凝ったものを作るし、
 ぱんだにあ先生は「カレーのご飯とルーの割合」が意外なものだしと、それぞれ面白い。

 ふかさく先生は「初めてひとりでつくった料理」だったようで、その時の苦労?が愉快。
 胡桃ちの先生は、牛肉を使ってしっかりしたカレー作りをしていて、美味しそうでした。

 などなど、各作家先生のカレー事情が描かれていましたけど、
 むんこ先生のカレー事情が、あまりにお手軽すぎて大笑いでした゚(*゚´∀`゚)゚
 でも、まあ、こんなものですよね(ぇ。 いや~皆さん、凝ってますよねえ。

 

 

【連載スタート!】

●出没!アダチック天国 (吉沢緑時 先生)

  

 足立区の魅力を伝えます(?)

 ゲストを経ての連載スタート!
 吉沢緑時先生と、編集のI島さん(美化)が、足立区をめぐって、
 その魅力を余すことなく伝え・・・ようと努力する作品です。

 今回は、あだちゃりで足立区1周をめざすお2人。
 「あだちゃり」とは、レンタル自転車のことのようですが、結構ボロボロで笑!

 そして、うだるような暑さの中、自転車で足立区をめぐるという苦行。
 そんな中で、23区中「坂道が少ないランキング」だの、「銭湯が多い順」だの、
 「面積が広い順」だの、「高齢化率が高い」だので足立区がいると知れて、興味深い。

 毛長川の由来も恐ろしくて面白かったり、あだちゃりでの1周サイクリングは、
 有意義なものでありました・・・ その結果、吉沢先生は力尽きてましたけど(^^;

 などなど、足立区の魅力(?)を伝える本作品。
 むしろ面白スポット探訪のようになってしまうことや、I島さんの個性が面白味で、
 読んでいて足立区の印象も深まってゆきますので、今後も楽しみです!
 

 

 

【ゲスト作品】

●トリビアごはんのいろはさん (鈴音ことら 先生)

  

 学園の人気者は、ごはんに詳しい?

 【主な登場人物】
 ・飯野いろは : 高等部1年生。文武両道・才色兼備の人気者ですが・・・
 ・丹波小豆  : 高等部1年生。学園の人気者だった少女。いろはさんをライバル視。

 少し近寄りがたい優等生で人気者のいろはさん。
 そんな彼女をライバル視する小豆さんは、背が高く胸も豊かでスタイルのよい彼女が
 何を食べているか知りたがり・・・ と始まるお話。

 1人でお弁当を食べるいろはさんでしたが、その中身は梅干しとご飯だけ!?
 そのことに興味を持った小豆さんが近づくと、いろはさんが梅干しについて解説を
 始めていて面白い。

 そんな風に、いろはさんによる食べ物うんちくが楽しい内容になっています。
 梅干し1つでも、だいぶありがたいものなのだと、興味深かったですね。
 小豆さんのいろはさんへの関わりも気になりますし、ぜひとも続きを~!

 

 

●庭バカ (カラスヤサトシ 先生)

  

 庭つきマンションを手に入れたカラスヤ先生の、お庭事情。

 庭のある中古マンションんを購入したカラスヤ先生。
 どのように庭を手入れしようかと心弾ませていますが・・・

 隣人さんが幻聴を聴くタイプのヤバい人で、その方からのクレームが厳しく、
 なかなか庭に出ることが出来ない日々が続くという、けっこうシビアな内容でした。
 せっかく購入したのに、これでは意味がないですよねえ。

 とはいえ、その隣人さんが引っ越したことで、ようやく庭に立つ日がやって来て、
 庭に色々と植えたり、色々やれるようになっていたのは解放感あって、よかった。

 と思ったら、今度は奥さんと庭の手入れについて意見が分かれて、
 互いのエリアを侵さないなどの決まりを作りながら、庭を作り上げてゆく様子が面白い。
 また、庭バカのインスタもあるようで、その広がりと続きに期待です!

 

 

【最終回!】

●ときめきさがし (今日マチ子 先生)

 

 あれから3年・・・

 また同じような会社で働き、同じような忙しさの中を生きるミドリさん。
 その生活の様子が穏やかに描かれつつ、それでも以前と異なる雰囲気なのは、
 お子さんや旦那さんとの時間が加わっているからでしょうか。

 1年間の休みをとらざるを得なかった彼女の苦心や、ゆったりとした恢復の様子は、
 これまで描かれてきた通りですけど、その時間を思い出すミドリさんが、
 新しい生活の中で笑顔を見せていたのが、とても印象的でした。

 本作は、働くことが大好きだったミドリさんが、過労で倒れてしまい、
 1年間の休みをとりつつ、焦りの中、それでも静かな時間を過ごしながら、
 癒しを得てゆく内容でありました。

 その穏やかさが、ホッとできる安心感につながって、心地よかったですね。
 ミドリさんの新たな生活を祝福しつつ・・・楽しませていただきました!

 

 

●だから美代子です (むんこ 先生)

  

 コミックス4巻は、11月発売! ・・・ですが、最終回!!

 前回、驚きの連続となった内容でしたが、今回は、在りし日の美代子さんたち・・・
 と思いきや、ちょっと違った雰囲気だったのは、面白い所でした。

 浅井田家が勢ぞろい、つまりダーリンさんもいて、4人そろった団らん風景。
 美代子さんが3人の寝グセを直したり、自分の髪を切ってもらったり、
 そんなやりとりが、いつも以上に楽しい印象を受けます。

 けれど、隣には誰も住んでいない空き地が・・・
 「林田さん」はまだいないなんて話をしていますけど、これが過去だとして、
 なんでそんなことを知っているのか? という疑問が浮かびます。

 その後も、波平くんの話もしているし・・・と考えたら、結論は1つ。
 ここは過去ではない別の場所だということ。

 なるほど、“そちら”でも同じような日々を過ごしているということなのですね。
 そして、それが彼らにとっての幸せな時間なのだと・・・

 隣の空き地を眺める美代子さんとダーリンさんの背中が、心に響きます。
 そして、4人の日々は幸福感に包まれて、物語はシメ。

 美代子さんをはじめ、義父母様のパワフルで快活な様子から、元気をもらえるような
 お話だったな~と感じつつ・・・ 楽しませていただきましたー!

 

 

【その他】

●鬼桐さんの洗濯 (ふかさくえみ 先生)

 巻頭カラー、浴衣でお祭りへ行く鬼桐さんと茶子さん。
 鬼桐さんのポンポンツノカバーや、アサ&キヌちゃんが可愛かったりしつつ、
 お祭りでは魔王くんが子供を助けて服を汚したのを、鬼桐さんがきれいにしようとしたり、
 楽しいお祭り風景が繰り広げられていました。 たい焼き好きな鬼桐さんも愉快!

 

●のみじょし (迂闊 先生) 

 道子さんの妹・睦実さんが、中学の同窓会へ参加!
 そこで会ったのは秋尾くんでしたが、何だか相性の悪そうな2人のやり取りが面白かったり。
 睦実さんの飲みっぷりから、道子さんが姉だと連想する秋尾くんの勘の良さには、笑!
 そして子供好きの睦実さんにとって、ゆきさんの子供にモテモテの彼は、複雑な存在か(^^;

 

●きらきらビームプロダクション (板倉梓 先生)

 作詞をするため、あおいさん家でお泊り会!
 共同作業で熱くなっても、あおいさんがアイスを用意してクールダウンしていたのは面白い。
 夜は恋バナなんてしてますけど、社長と宝田くんの話になって、自分たちの話は無し(^^;
 でも、あかねさんには恋話が訪れ・・・なんて話に引き込まれましたが、次回、最終回!?

 

●ふくよかさん (井村瑛 先生) 

 新人さんがやって来た!
 雀千世さん(23)、小柄だけど胸は大きいというギャップが目立つ女性です。

 大河内さんも彼女に注目していて、福岡さんも焦り気味でしたが、色っぽい話ではないようで
 ひと安心・・・なんて感じに、小柄な新人さん加入で、面白くなりそうです。

 

●そのアパート、座敷童子付き物件につき… (小夏ゆーた 先生)

 何かとツイてない日の竜太郎さん。
 不幸のオンパレードに頭を抱えていますが、陽さんの前ではキリッとカッコつけていて愉快。
 けれど、陽さんの方は、花火大会でのことをだいぶ意識しているようで、気になりますね。
 そして、不幸の連続にイライラな竜太郎さん、沙和さんにヒドイことを言って一大事!?

 


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