五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 『恋愛ラボ』 1巻 感想

2008年03月11日 | ◆4コマ漫画 感想

 ・話の内容にふれる部分があります。

 ↓ 宣伝用イラストということで、使用させていただいております。

  Labkokuchi  

 4コママンガです。 

 「恋愛ラボ」と書いて

 「ラブラボ」。

  

 作者は、宮原るり先生。

 (サイト:ヘッポコロジー

 

 

 今、注目する作家先生のお1人。

 

 

 ある私立の女子中学校で、生徒会長を務める真木夏緒(マキ)どちらかといえば問題児タイプの倉橋莉子(リコ)が、ひょんなことから「恋の練習」をすることになって・・・・というお話。

 

【リコ&マキ】

 リコマキ。 問題児と優等生。

 リコがツッコミ役で、マキがボケ・・・・・

 いや、大ボケ担当という感じで、この2人のかけあいが楽しい。

 

 ふだんのお笑い系のやりとりはもちろん、

 ちょっとした友情を感じさせるシーンとかいい感じです。

 

 2人がお互いを「リコ」「マキ」と呼び合うようになるところとか、

 下校中、「恋愛訓練」の成果を見せられずに固まる2人とか、

 もーたまらんですよ。

 

【スズ】

 リコ&マキの後輩である棚橋鈴音(スズ)は、内気でドジなメガネ娘。

 ドジなボケ役・・・でありながら、けっこう容赦ないハリセン娘でもある。

 

 ハリセンを差し出すときのあの純粋な笑顔。

 ・・・・・・・なんともいえぬ清々しさよ。

 

 そして、「おまけ」で知ったのですが、愉快なスズの家族・・・。

 ・・・そーゆーことだったんですな。今まで気付かなかった( ̄Д ̄;)

 そういえば、そんなようなこと言ってましたね・・・・お兄さん。

 

【エノ&サヨ】

 そして、リコ&マキの「敵」、榎本結子(エノ)水嶋沙依理(サヨ)

 この2人もなかなかなキャラクターです。

 

 リコ&マキに劣らぬかけあいのおもしろさ。

 ほとんど、クール系のサヨがエノをバッタバッタと

 斬りまくるだけだけど。

 

 それでも、2人の信頼関係を感じさせるエピソードはいい感じです。

 「敵」ではあるけど、悪人というわけではない・・・このバランスがイイ!

 

【物語】

 「恋は出逢い! 曲がり角での上手なぶつかり方」

 「恋人達の第1ステップ! 手つなぎの練習」

 「魅力的なうなじの見せ方」

 

 ・・・などなど、おもにマキ発案の練習課題をこなしてゆくリコ&マキ。

 (このあたり、マキのアホっぷりがおもろすぎです。)

 

 そして、後輩のスズに「恋の練習」の現場を目撃されたり、

 「敵」であるエノ&サヨからのイヤガラセ・宣戦布告を受けつつ

 話は進み、そして感動のラストへ・・・・

 

 そして、ここからが本当の『恋愛ラボ』始動!

 この1巻が「序章」ともいえる位置づけになります。

 

 笑いあり、友情あり、緊張感あり、感動ありの物語。

 おもしろいです!

 

【その他いろいろ】

・「人物紹介」のページ

 「藤崎女子中学校 生徒特別資料?」が、なにげに楽しい。

 

 各クラスの担任による調査書が登場人物紹介に

 なっているのだけど、各担任の個性がよくわかる。

 

 個人的には、3年1組の杉原雅先生に登場してほしい。

 雅は、「みやび」なのか「まさし」なのか・・・・

 どちらにせよ、漢(オトコ)な人物だと思われます?

 

・今後

 「恋愛ラボ」の今後の活動はどうなってゆくのか?

 マキのアホっぷりは、どこまでゆくのか!? 

 

 「恋愛の達人」リコが、隠している秘密をマキに知られてしまうのか?

 そのときのマキやスズの反応やいかに??

 

 そして個人的には、現“最強”キャラクターであるサヨが、

 「恋愛」がらみで顔赤くしたり、ヘコんだりする姿が

 見てみたいんですよね~。(悪趣味)

 ・・・・サヨはそーゆーキャラクターではないので、望み薄ですが・・・・

 

 ・・・・などなど考えつつ、今後の展開を楽しみにしております。

 


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