・話の内容にふれる部分があります。
↓ 宣伝用イラストということで、使用させていただいております。
4コママンガです。
「恋愛ラボ」と書いて
「ラブラボ」。
作者は、宮原るり先生。
(サイト:ヘッポコロジー)
今、注目する作家先生のお1人。
ある私立の女子中学校で、生徒会長を務める真木夏緒(マキ)とどちらかといえば問題児タイプの倉橋莉子(リコ)が、ひょんなことから「恋の練習」をすることになって・・・・というお話。
【リコ&マキ】
リコとマキ。 問題児と優等生。
リコがツッコミ役で、マキがボケ・・・・・
いや、大ボケ担当という感じで、この2人のかけあいが楽しい。
ふだんのお笑い系のやりとりはもちろん、
ちょっとした友情を感じさせるシーンとかいい感じです。
2人がお互いを「リコ」「マキ」と呼び合うようになるところとか、
下校中、「恋愛訓練」の成果を見せられずに固まる2人とか、
もーたまらんですよ。
【スズ】
リコ&マキの後輩である棚橋鈴音(スズ)は、内気でドジなメガネ娘。
ドジなボケ役・・・でありながら、けっこう容赦ないハリセン娘でもある。
ハリセンを差し出すときのあの純粋な笑顔。
・・・・・・・なんともいえぬ清々しさよ。
そして、「おまけ」で知ったのですが、愉快なスズの家族・・・。
・・・そーゆーことだったんですな。今まで気付かなかった( ̄Д ̄;)
そういえば、そんなようなこと言ってましたね・・・・お兄さん。
【エノ&サヨ】
そして、リコ&マキの「敵」、榎本結子(エノ)と水嶋沙依理(サヨ)。
この2人もなかなかなキャラクターです。
リコ&マキに劣らぬかけあいのおもしろさ。
ほとんど、クール系のサヨがエノをバッタバッタと
斬りまくるだけだけど。
それでも、2人の信頼関係を感じさせるエピソードはいい感じです。
「敵」ではあるけど、悪人というわけではない・・・このバランスがイイ!
【物語】
「恋は出逢い! 曲がり角での上手なぶつかり方」
「恋人達の第1ステップ! 手つなぎの練習」
「魅力的なうなじの見せ方」
・・・などなど、おもにマキ発案の練習課題をこなしてゆくリコ&マキ。
(このあたり、マキのアホっぷりがおもろすぎです。)
そして、後輩のスズに「恋の練習」の現場を目撃されたり、
「敵」であるエノ&サヨからのイヤガラセ・宣戦布告を受けつつ
話は進み、そして感動のラストへ・・・・
そして、ここからが本当の『恋愛ラボ』始動!
この1巻が「序章」ともいえる位置づけになります。
笑いあり、友情あり、緊張感あり、感動ありの物語。
おもしろいです!
【その他いろいろ】
・「人物紹介」のページ
「藤崎女子中学校 生徒特別資料?」が、なにげに楽しい。
各クラスの担任による調査書が登場人物紹介に
なっているのだけど、各担任の個性がよくわかる。
個人的には、3年1組の杉原雅先生に登場してほしい。
雅は、「みやび」なのか「まさし」なのか・・・・
どちらにせよ、漢(オトコ)な人物だと思われます?
・今後
「恋愛ラボ」の今後の活動はどうなってゆくのか?
マキのアホっぷりは、どこまでゆくのか!?
「恋愛の達人」リコが、隠している秘密をマキに知られてしまうのか?
そのときのマキやスズの反応やいかに??
そして個人的には、現“最強”キャラクターであるサヨが、
「恋愛」がらみで顔赤くしたり、ヘコんだりする姿が
見てみたいんですよね~。(悪趣味)
・・・・サヨはそーゆーキャラクターではないので、望み薄ですが・・・・
・・・・などなど考えつつ、今後の展開を楽しみにしております。