2009年10月号
今月号から、『うちの姉様』が表紙・巻頭作品になっていますね・・・「ノエス」(^o^;)
いろいろと変化の時期なのでしょうか。
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●こうかふこうか (佐藤両々先生)
本編とは関係ないのですが、「読者オススメ☆夏バテ防止料理」に
84歳・男性の方からのコメントが載っていて、
なんだか不思議な気分になりました(^_^;) 読者層、厚い!(?)
そして、本編。
ややっ! またも不穏な人間関係?
幸花さん、再び“針のむしろ”的な心情に??
自分の付き合っている人が、別の異性ばかり見ていたら、気が気でない。
そんな状況なのは、亀山さん。
「岩井は 幸花ばかり気にするし」と、お怒りの様子。
でも、鶴見さんはきちんとフォロー(^o^)
岩井くんに「・・・亀ちゃんに優しくしたげてよー」なんて言うところとか、
どこまでフォローの人なんだ!
そう、今回は鶴見さん大活躍?ですよ!
亀山さんの〝変化〟に気付く、その観察力・注意力。
「仕草も可愛くなったよね?」
ぶほぉっ!;:゛;`(;゜;ж;゜; ) どこぞのNo.1ホストですか、アンター!!
いやいや、さすが私のホレたお方!(ぇ
以前、幸花さんの〝変化〟も察知されておりましたが、
彼女は本当に、周囲をよく「見て」います。
そんな鶴見さんが亀山さん相手に、子供っぽい“仕返し”してるとことか
・・・可愛いなあ(えー
それはともかく・・・・・・
やはり幸花さんは亀山さんを「意識」するあまり、
自分の行動に制約をかけすぎてしまい、それが裏目に出てしまう展開。
亀山さんは、岩井くんの気持ちを知りながら、
それでもいいよと言ったけど、やはり気になる彼の視線。
前回も、岩井くんと幸花さんが一緒にいるだけで、
いろいろ気にしすぎな感じでしたが、またもや暗雲たちこめる?
などなど先行き不安な展開に、ドキドキしつつワクワクしたりと、
そんな不謹慎な自分を戒めながら・・・今後も楽しみであります!
そして、佐藤先生の『つれづれなるママ本』が、もうじき発売!(8月27日)
先生ご自身が「一番人様に見て頂きたいと思っている漫画・・・」とのことです。
他社で非4コマの作品ですが、『ぢごぷり』(木尾士目先生)という
育児を題材にした作品があります。
いわゆる「萌」の絵柄で描かれている(けど赤ん坊は「非萌」で描かれている)
のですが、それはたぶん同じように「人様に見て頂きたい」という〝思い〟が
あるのではないかな~・・・なんて、佐藤先生のコメントを見て感じました。
「萌」であるのは、とくに男性に読んでほしいからかも?
それだけ「育児」に対する〝思い〟は、
経験者の方にとって特別なものである
・・・のかもしれませんね。 ちょっと余談すぎて、すみませんm(__)m
●おかあさまといっしょ (小池恵子先生)
トビラを占領するのは、嫁サマです(^^;)
そんな嫁サマ主役回!
嫁サマが自由を満喫し、縦横無尽に唯我独尊!
・・・なわけではなく、何やらシリアス話。
既婚者である同僚さんに相談を持ちかけられるも、
「相談」という名目の「愚痴」
なんてことは、まあよくある・・・かな?
私も、自覚なく愚痴ってたりとか、あるやもしれませぬし(^^;
愚痴の嵐に呼び起される嫁サマの過去。
「全員が加害者で被害者」な家庭環境というのは、
子供にはツラすぎるキツすぎる。
嫁サマの、厳しくもどこか歪みを感じる性格形成の背後には、
こうした過去があったのか・・・と納得するのも、何となく不遜な感じ。
なぜなら、嫁サマの「そこ」からの脱出が見事すぎるから・・・
苦悩懊悩、自己憐憫に自己嫌悪、そんな出口のない迷宮は、
捕らえられながらも自分からは離れられない牢獄のごとし。
それなのに、彼女は自分の一歩を自分の意思で歩き出す。
「私は 最低の人間だけど」
このセリフから始まる流れに、私は溺れてしまいそうでした。
なんてスゴイんだ・・・と感心していたら、
もっとスゴイ「奇跡」に遭遇!
ここ笑うとこ?(^◇^;)
いや、私は笑わず真剣に、「運命の出会い」に感動しましたけど(ぇ
どMな夫さんの顔が・・・意外と目が鋭くてカッコよさげ?(゜゜;)
そして、ラストにようやく姑サマ登場!
この2人、これで本当に「うまくいってる」のが面白い!
ということは以前も書きましたけど、
本当に嫁サマにとって、この姑サマや夫さんとの関係は
「奇跡」なのだな・・・と感じました。
そんな「奇跡」を眺めつつ、今後も楽しみであります!
②へつづきます。