ヤングキングアワーズ 2018年2月号より
今月の『僕らはみんな河合荘(最終回)』感想はこちら
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●蒼き鋼のアルペジオ (Ark Performance 先生)
アメリカへ・・・
振動弾頭のデータを持ち、アメリカへ向かっているのは<白鯨>。
一方で401は陽動のため、ナガト艦隊を北へ釣りあげようとしています。
群像が残した作戦通りですが、はたして群像不在の中、遂行できるのか?
なんてことが気になりますが、今回、イオナの口から高速駆逐艦「シマカゼ」の
名前が出ていたことに注目ですね。
「高速」という点に特別なものが感じられる「シマカゼ」。
ナガト艦隊に所属するらしく、<白鯨>としてはこれを振り切れる位置まで
行けなければならないと・・・ <白鯨>では駆逐艦にも対抗できませんからね。
イオナ主導のもと・・・
群像がいない状況で、指揮を執るのはイオナ。
ナガト艦隊の攪乱をおこなった後、<白鯨>を追い越し、北米艦隊を引きつける
ための行動をとることを、駒城艦長に説明しています。
それを受けて、<白鯨>が向かうのはサンディエゴ。
「・・・出航した瞬間から、時代を動かすための困難は覚悟しています」
なんて語る駒城艦長の言葉が、頼もしい。
といった感じに、今後の指針について打ち合わせをする401と<白鯨>でしたが、
そんな中、<白鯨>を見守る者が・・・ まあ、ヴァンパイアさんなのですけども。
彼女がどう関わってくるのかも、注目でしょう。
イセとヒュウガ。
401の動向について、通信機の内容を知ることが出来るヒュウガが
把握しているのは、イオナの迂闊さなのか、はたまた計算なのか・・・
ヒュウガも、自分はどう動くべきか考えていますし、現在は“霧”所属に
戻ったとはいえ、いざという時、何かしらの連携をとれる可能性もありそうです。
それはともかく、イセさんが正座する前で、話を聞くヒュウガさん。
どうも、イセがレキシントンを逃がしてしまったことの説明を聞いているようで、
あの状況からU-2501は離脱できたのかと、感心してしまいました。
というか、この2人の力関係がヒュウガ>イセといった感じで、
掛け合いっぽいやりとりが愉快でした(^^;
レキシントンの策に翻弄されてしまったイセさんですけど、
確かに船体を捨ててまで進もうとするとは、なかなか考えられませんよね。
しかし、おかげでヒュウガさんは、任務失敗を口実に姉を謹慎させられるという
好機に恵まれたわけで、レキシントン様様なのではないでしょうか。
これで、艦隊の行動もだいぶ自由度が増したように思われますし。
また、会話の端々から、やはり北米艦隊との関係も派閥的というか、
別の艦隊という意識が強いようで、テリトリー侵犯には複雑な思いを抱いている
ヒュウガさんに、人間的なものを感じずにはいられませんでしたよ。
首相府。
上陰次官と402が何やら話し合い、政府側が頼まれたという調査結果を譲渡。
それが「タカオ部」に関するものというのは、興味深い所ですね。
タカオ部について調べている意図はよくわかりませんけど、
部を率いるさくらさんについては気になりますので、彼女のことがわかると
面白いのですけども・・・
それから、上陰次官が402との会話で「我々はあなた方に抗する術はありません」
なんてことを語った所、402は「あなた方はもう少し自信を持っても良い」と
返していたのが意外でしたね。
これは、402が人類について、それなりに評価していることの表れですし、
そこにはむしろ好意すら感じられるものでしたから。
そして、2人して群像を話題にしているのも面白い。
不在の状況で、彼のことが思い起こされるのは、それだけ存在感が大きいということ。
人類にとっても“霧”にとっても、群像の存在が重要なものであることが感じられます。
などなど、今回も様々な場所の状況が描かれましたけど、
401のナガト艦隊への陽動はもちろん、レキシントンの行方と目的も気になりますね。
そんな感じで、今後も楽しみです!
今月のアド探~!
撃沈倶楽部への入部がなければ、身体(船体)の再建造ができない!?
チョウカイさんの言葉に驚愕するアシガラ&ハグロ・・・
なんて感じでしたけど、クレームをつける2人に対して、総旗艦の名前を出して
制するチョウカイさんのやり口に、思わず笑ってしまいました(^^;
しかし、ハグロさんの入部理由が、ナチさんを探しに行くためという所には、
姉妹愛を感じられてしみじみ・・・と思ったら、改造マニアみたいなことを
言い出して、雲行き怪しくなっていたのは愉快でしたね。
そうか、ハグロさんにはスピード狂なんて属性があったのか~。
あと、ダ〇ダロス・アタックには大笑゚(*゚´∀`゚)゚
いや、艦だし出来るのか・・・
そして1人、冷静にツッコミを入れ続けるミョウコウ姉さんに涙しました。