2017年8月号
表紙は、ひんやりスイーツに驚く山下さん!
フルーツとアイスの大盛りスイーツが、美味しそうだし涼しそう。
他、らいかさんはかき氷製造機、志摩さんは富士山?かき氷で、ひんやり。
今月の「自分の知らぬ所で賞」は、『あかるい夫婦計画』より、【悔しい真実】!
同窓会で言われたことは・・・
高校時代の同窓会にて、「あの頃好きだった」なんて告げられた女性。
「その時告白してくれたらOKしたのにーっ!!」と、脈ありだった模様。
こーゆーのって、なんで今更言っちゃうんでしょうね。
実は口説いてたりするんですかね? 色々と失礼な気もするのですけど・・・
それはともかく後半部分では、自分の知らない所で勝手にフラれていた
なんて話が描かれてましたけど、それもなぜ言ってしまうのかと(^^;
言わぬが花なんじゃないですかね~。
【今月のピックアップ!】
●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)
テレビ先生とネット先生、現実の先生、誰を信じる?
「体に良い物」として、納豆を食べたい患者さん。
薬に合わないため制限されて不満たらたらですが、どうもテレビで「体に良い」と
紹介されていたらしく、「医者の言う事は信じられない」なんて言っています。
つまり、お医者先生よりも、テレビ先生の方を信用している状況。
テレビって意外といい加減なこと言いますし、妄信は危険なのですけどね。
でも、年配の方に多いですよね、こうした方・・・
「テレビ先生への絶大な信頼はどこからくるの?」と聞く山下さんですが、
榊先生は「オレが知りたいよ!」と、お手上げ状態。
片や、少し若い世代は「ネット先生」に信頼を置いていて、ままならぬものです。
ネットに転がっている情報は玉石混交すぎて、ハズレを拾う率が高いですからね。
いずれにせよ、現実の医者よりも信頼してしまうことに対して、
「見ず知らずだからこそ話せるし信じられる」と述べていたのは、興味深かった。
身近な人間よりも、見ず知らずな人の方が、ある意味「安心」できるのかも。
とはいえ、やはり確率からいえば、専門家の方がテレビやネットよりも信頼できる
のは間違いないでしょうから、まずはお医者先生の言葉に耳を傾けるべきですかね。
無論、専門家もピンキリですから、そこはしっかり見極める必要もあるでしょうけど。
その点、榊先生であれば信頼も安心も、確約されたようなもの。
ラストの師長のセリフには笑いましたけど、だからこそ安心できる面もあって、
そんな所が良かったですね・・・なんて感じつつ、今後もそのまま楽しみです!
【ゲスト作品】
●ひとりで飲めるもん! (コナリミサト 先生)
誰もが振り返る美女は、リーズナブルなご飯がお好き!?
【主な登場人物】
・紅河明 : 広報部のエース、皆の憧れであるものの、食事風景は変?
「28歳の若さで異例のスピード出世のカリスマ」なんて言われる明さん。
そんな彼女は社内で注目の的、その美貌もあって、どんなものを食べれば
あんな風になれるんだろうなんて言われていますが・・・
彼女が退社後、食事へ行ったのは、街中の「天丼や」。
よくあるリーズナブルなチェーン店で、ちょっと場違い感がありますね。
と思っていたら、食事を始めた途端、等身が縮み、まるで別人になったから笑!
「なまらうみゃーっ」と、涙目で口を緩めて喜ぶ姿が可笑しかった(^^;
リーズナブルなチェーン店めしが大好きという彼女の食べっぷりは、
ただの小天丼が、極上の美味となったように感じられるほど美味しそうで、
その珍妙な風景と共に、楽しい内容になっていました。
そんな風に、誰もが振り返る美女の、ひとりリーズナブル飯が面白い作品。
食べる際の縮んだ等身も可愛らしいですし、連続登場のようで、楽しみです!
【その他】
●らいか・デイズ (むんこ 先生)
伯父さんが浮気・・・?
倫子さんがやって来て、らいか母に夫の浮気相談を持ち掛けてます。
シャツから香水はともかく、首筋にキスマークというのは穏やかでないですね。
まあ、らいか母は「兄にそんな甲斐性は」と、失礼ながらも信用している様子。
一方、来太くんは、母が父の浮気を疑っていることを認識していて、さすが(^^;
結局、らいか母が直接聞いたことで、疑いは晴れてましたけど、今度は逆に、
伯父さんがヤキモチ妬くようなことが起きていて、これは微笑ましかったり。
伯父さん側が、揺れるのは珍しいですからね~。
●きっと愛され女子になる! (瀬戸口みづき 先生)
親戚の結婚式に思う所あり・・・
結婚することになった親戚の子は24歳で、小さい頃はよく遊んださゆりさん、
しかし、彼氏が15歳と19歳の時で違っていたことに、軽くショックを受ける
さゆりさんが気の毒ながらも笑! 親族間の人生の差って残酷なものですね。
まあ、要領のよい子だったようで、結婚するのもイケメン大企業社員の好青年。
だったものの、ラストのオチには考えさせられること、しきりでした。
色んな人と付き合っても、「試食期間」がないと難しいということですかね。
それはともかく、もう、さゆりさんは志摩さんと結婚すればいいと思うよ(ぇ
●スズちゃんでしょ! (辻灯子 先生)
小さくても気を遣う梨乃ちゃん。
梨乃ちゃんとお出かけするスズさんですが、友達と会っても一緒に遊ばず、
スズさんとの行動を優先するあたり、なかなかの気遣い屋さんですね。
その分、他の所で遠慮なしになっていたのは笑いましたけど(^^;
梨乃ちゃんは、気の置けない仲間として、姉妹やイトコを望んでいるらしく、
そのことを考えるスズさんが、「イトコ作り」について考えていたのは大笑!
恋愛方向ではなく、姪のための思考になるあたり、スズさんらしいですねえ。
●小森さんは断れない! (クール教信者 先生)
小森さん、絶好調!?
寒さが厳しくなっている中、友人たちとたわむれる小森さんも面白かったですけど、
今回は陸上部の記録会で、絶好調になっていたのが楽しかったですね~。
でも自分が1位ペースだと知るや、途端に緊張して「短い天下」を満喫していて笑!
とはいえ、その天下も幻ではなかったあたり、小森さんの実力がうかがい知れます。
まあ、オチがついてましたけども(´▽`;) 中学時代の陸上部員と会っていたのも
懐かしかったですし、記録会、楽しかった!
●歌詠みもみじ (オオトリキノト 先生)
まりなさんに誘われて、高級レストランへ行くもみじさんたち。
まりなさんに借りたドレスに身を包み、本格的な雰囲気があって別世界。
これがセレブの世界かと圧倒されていたのは、仕方ありませんよね。
そんな慣れない場所で、庶民派バリバリのもみじさんたちが面白かった。
まあ、私も似たようなものなので、笑えるよりも共感めいた感覚が強かったかも。
とはいえ、見たこともない料理が出てきて、「黒いイクラ」だの「カタツムリ」
だので川柳をしたためるもみじさんには大笑いでした!
それと、ラストの川柳には、ほのぼのしましたね。
【まんがタイムオリジナル 新人まんが展】
・さんふじしまい (ぶちハルヤ 先生)
凸凹姉妹は仲良し!
【主な登場人物】
・三藤椎音 : 20歳・姉。 体は小さく可愛いものの、しっかり者。
・三藤舞音 : 15歳・妹。 背丈は普通くらい(?)ですが、甘えん坊。
そんな小さい姉と、大きな妹のやりとりが楽しい4コマ作品です。
夜中、寝ている姉の所へやって来て、眠れないからお話していいかと尋ねる妹。
そして、それを快諾する姉と、2人の関係がよくわかります。
甘え上手な妹に対し、それを嫌がりもせず、世話を焼く姉が頼もしい。
何かと元気ではありますが、ややおっちょこちょいな妹を、姉があたたかく見守る
という構図も微笑ましくて、これはつづきに期待したい所です!