昨年につづき、よつぎりポテトさんの企画に参加!
ギリギリの駆け込みで、申し訳ありません。 よろしくお願いいたします。
今年は、「4コマ漫画ナツ10」とのこと。
(私の作品選択や言い訳についてはこちら)
(昨年の企画参加記事はこちら)
またも大急ぎで書いてしまったため、誤字脱字などありましたら、ご容赦のほどを・・・
■放課後のアインシュタイン
(仁川志帆先生 『まんがタイム』ゲスト)
とある女子高校のサイエンス部顧問と部員3名(と校長)。
その学園生活や日常を、面白おかしく描いたコメディ作品。
今月号(9月号)にて「お休み」となっていますが、連載化を期待しております。
けだるげ美人だけど、ちょっと変わった女性教師・松戸梨花先生を中心に、
天然系・こずえさん : 純粋ボケ担当。 先生大好きなのもポイント。
オシャレ好き・ミキさん : ボケ・ツッコミ双方装備の中間型?
しっかり者・なつみさん : 鬼軍曹ツッコミ、時折ロマンチスト・ファンシーで楽しい。
といった女子生徒たちが、それぞれ個性を発揮。
先生も、クールにボケるところが魅力的! 性格も〝漢〟らしくてステキだったりします。
校長は、まともでバイタリティあふれる(時々暴走気味)も、姿がドングリ型で親しめる。
また、3頭身スタイルの雰囲気がよい。
なんというか、ゆったり感覚なほのぼの風味をただよわせていて、私は好きです。
■乙女プレス
(水知せり先生 『まんがタイム』ゲスト)
地元タウン誌の編集となった山吹幸さんと、その先輩たちとのお仕事コメディ。
コメディといっても、しっかりお仕事! でも、4コマ漫画として笑えるネタ満載で楽しめます。
幸さんと、上司であるボスや先輩・水野さんとの関わり方が面白い。
3人それぞれのキャラクターが、ウマいことバランスをとって「仕事」が成り立っている
・・・ということが描かれていた今月号のネタが好きですね。
■時間がない!!
(王嶋環先生 『まんがタイムオリジナル』連載中)
常に「修羅場」な、ウェブデザイン会社の職場で働く人々を描いた作品。
チーフデザイナーである由良さんを中心とした、後輩・松下くんとの関係や、
その他同僚・上司などとの掛け合いが楽しい。
最近は、由良さんと松下くんとの関係性に重点が置かれているようですが、
これもまた面白味の1つなので、今後の展開に期待といったところでしょうか。
あと、今月号の「成田」は「盛田」・・・ですよね。
■つくねちゃん+30
(ひらふみ先生 『まんがくらぶオリジナル』連載中)
松戸都さんのOLライフと、謎のペット・つくねちゃんとの共同生活。
ちょいとやさぐれ気味な都さんと、泰然としてるつくねちゃんのコンビが楽しい。
キャラクター同士の激しいけれど、どこか「おさえめ」なやりとりが面白い!
■イエス・マスター! (※)本記事末に追記あり
(松本蜜柑先生 『まんがホーム』連載中)
偏屈なお金持ち剛造じぃさんと、彼のお世話をするメイドロボ・とわのお話。
そこへ、くおんという存在も加わって3人の日常が描かれてゆきます。
基本コメディだけど、どちらかといえば1話ごとに「物語」形式となっている作品。
■視界良好
(古下えみ先生 『まんがタイムラブリー』短期集中連載開始)
メガネを愛するOL成田秋奈さんの、メガネ・ラブな日常風景。
本当にメガネが大好きという「変わった」性格が、周囲とのギャップをかもし出す楽しさ。
以前は、他誌にて学生時代の成田さんが描かれていましたが、あちらも好きでした。
■田中さんちの白米ちゃん
(池尻エリクソン先生 『まんがライフ』新連載)
「ごはん」が擬人化されたキャラクター・白米ちゃんの、田中さんに尽くします生活。
相棒みそ汁ちゃんや、その他のおかずさんたちも加わった食品擬人化コメディ。
白米ちゃんは田中さん大好きで、彼のために一生懸命になりますが、
田中さんは白米ちゃんを「ごはん」として認識しているので、きちんと食べちゃいます。
そこらへんの白米ちゃんの献身ぶりと、田中さんの認識とのズレが楽しい。
そして、もう1つのポイントは、擬人化された食品たちの愛らしさ。
見た目はもちろん、その献身的な性格がその愛らしさをいっそう輝かせます。
でも、けっこう過酷にオチがついたりするのが、また笑えてしまう要素になってたり(^◇^;)
■ねこみみぴんぐす
(まりも先生 『まんがタイムきららキャラット』連載中)
高校1年生、卓球部の小春ひよりさんは・・・ねこみみだった!
そんな彼女を中心とする、卓球部の人々との部活動や日常。
「ねこみみ」に限らず、様々な“キャラ”付けが、親しみやすかったことがポイント。
向日葵さんは「ヘッドホン」をいつも装着しているし、
紫陽花さんは「ウサギのぬいぐるみ」を肌身離さず持っているという〝わかりやすさ〟。
主要3名のキャラクターが、まず視覚から定着したことが大きかったですね(^^;
私は「ねこみみ」には、さほど惹きつけられないのですが、
その〝わかりやすさ〟には、何だか納得したものがありました。
また、外見のみではなく、「ねこみみ」さんの純粋でがんばり屋な性格、
「ヘッドホン」さんのおバカだけど健康的元気娘なところ、
「ウサギのぬいぐるみ」さんのクールだけど・・・な点など、
〝中身〟もまた面白い魅力にあふれた“キャラ”であることが好感触。
■チェルシー
(シバユウスケ先生 『まんがタイムきららキャラット』連載中)
元気娘な女子高生・吉水ユキさんが、学園祭で“お笑い”をやるべく
友人と結成したグループ「チェルシー」のお話。
“お笑い”ということで、コント・ネタなどの要素があるものの、
ネタ的にヒットしているかと聞かれれば・・・ちょいと言葉をにごします(^∇^;
それでも、なんだか楽しい空気感。
あまり「萌」に詳しくない私が言うのもなんですが、
絵柄はそれっぽいものの、頭身は高めでスラリとした雰囲気で
いわゆる「可愛らしい系」ではない感じが、私には新鮮でした。
(といっても、キャラクターが可愛くないわけではない)
そして、私をとらえた要素は、おそらくリズム感ではないかと思っています。
主人公のユキさんが暴走気味にはっちゃけて、それに周囲が引きずられたり
ツッコんだりするリズム・流れ。
時折、とんだりはねたりするのも、なんだか「楽しいな~」という気持ちにさせてくれます。
■ひよぴよえにっき。
(琴久花央先生 『まんがタイムきららキャラット』連載中)
小学生の姉が、まだ小さい妹のお世話に奮闘するお話。
妹の無邪気な小さい娘っぷり、そして姉の健気な一生懸命さがよすぎです!
とにもかくにも、姉妹の「可愛らしい空間」がくり広げられる様子。
これが心地よい。
それは絵柄だけのものではなく、姉妹の“キャラ”であり、
その姉妹のやりとりが生み出す、不思議な雰囲気・空気感そのもの。
ここらへんの描き方がきわめて絶妙で、第一印象からグイグイッと引き込まれました。
本当に、子供らしい元気さがあふれんばかりで、見ていて楽しい気分にさせられます。
と同時に、姉の奮闘ぶりがこれまた応援したくなるというか、
もどかしくないお世話な雰囲気で、よい感じなのであります。
以上、つたない文章で申し訳ありませんが、
これをもって私の『4コマ漫画ナツ10』とさせていただきます。
お粗末さまでしたm(__)m
私も宿題ギリギリ派です・・・エンドレス8ならよかったのに・・・・・・
すみません、本当にすみません!
(※)追記
『イエス・マスター!』作者である松本蜜柑先生には、
単行本があるため、こちらの作品は選考基準外になるようです。
まことに情けないことに、私はそのことを存じ上げなかったうえ、
コミックス情報の調査が浅はかであったために、このようなミスをおかしてしまいました。
御不快な思いをなさった方がいらっしゃいましたら、申し訳ございません。
ここに謹んで、お詫び申し上げます。
なお、本作品は選考基準外とはなりますが、本文は自分への戒めとして、
また何より「好き作品」の表明として、そのまま残しておきたいと思います。
まことに、申し訳ございませんでした。