五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 『4コマ漫画ナツ10』 参加!

2009年08月31日 | ◆4コマ漫画 感想

 

昨年につづき、よつぎりポテトさんの企画に参加!

ギリギリの駆け込みで、申し訳ありません。 よろしくお願いいたします。

 

今年は、4コマ漫画ナツ10とのこと。

(私の作品選択や言い訳についてはこちら

(昨年の企画参加記事はこちら

 

またも大急ぎで書いてしまったため、誤字脱字などありましたら、ご容赦のほどを・・・

 

 

■放課後のアインシュタイン

 (仁川志帆先生 『まんがタイム』ゲスト)

 とある女子高校のサイエンス部顧問と部員3名(と校長)。

 その学園生活や日常を、面白おかしく描いたコメディ作品。

 今月号(9月号)にて「お休み」となっていますが、連載化を期待しております。

 

 けだるげ美人だけど、ちょっと変わった女性教師・松戸梨花先生を中心に、

 天然系・こずえさん   : 純粋ボケ担当。 先生大好きなのもポイント。

 オシャレ好き・ミキさん : ボケ・ツッコミ双方装備の中間型?

 しっかり者・なつみさん : 鬼軍曹ツッコミ、時折ロマンチスト・ファンシーで楽しい。

 といった女子生徒たちが、それぞれ個性を発揮。

 

 先生も、クールにボケるところが魅力的! 性格も〝漢〟らしくてステキだったりします。

 校長は、まともでバイタリティあふれる(時々暴走気味)も、姿がドングリ型で親しめる。

 

 また、3頭身スタイルの雰囲気がよい。

 なんというか、ゆったり感覚なほのぼの風味をただよわせていて、私は好きです。

 

 

■乙女プレス

 (水知せり先生 『まんがタイム』ゲスト)

 地元タウン誌の編集となった山吹幸さんと、その先輩たちとのお仕事コメディ。

 コメディといっても、しっかりお仕事! でも、4コマ漫画として笑えるネタ満載で楽しめます。

 

 幸さんと、上司であるボスや先輩・水野さんとの関わり方が面白い。

 3人それぞれのキャラクターが、ウマいことバランスをとって「仕事」が成り立っている

 ・・・ということが描かれていた今月号のネタが好きですね。

 

 

■時間がない!!

 (王嶋環先生 『まんがタイムオリジナル』連載中)

 常に「修羅場」な、ウェブデザイン会社の職場で働く人々を描いた作品。

 チーフデザイナーである由良さんを中心とした、後輩・松下くんとの関係や、

 その他同僚・上司などとの掛け合いが楽しい。

 

 最近は、由良さんと松下くんとの関係性に重点が置かれているようですが、

 これもまた面白味の1つなので、今後の展開に期待といったところでしょうか。

 あと、今月号の「成田」は「盛田」・・・ですよね。

 

 

■つくねちゃん+30

 (ひらふみ先生 『まんがくらぶオリジナル』連載中)

 松戸都さんのOLライフと、謎のペット・つくねちゃんとの共同生活。

 ちょいとやさぐれ気味な都さんと、泰然としてるつくねちゃんのコンビが楽しい。

 キャラクター同士の激しいけれど、どこか「おさえめ」なやりとりが面白い!

 

 

■イエス・マスター!  (※)本記事末に追記あり

 (松本蜜柑先生 『まんがホーム』連載中)

 偏屈なお金持ち剛造じぃさんと、彼のお世話をするメイドロボ・とわのお話。

 そこへ、くおんという存在も加わって3人の日常が描かれてゆきます。

 基本コメディだけど、どちらかといえば1話ごとに「物語」形式となっている作品。

 

 

■視界良好

 (古下えみ先生 『まんがタイムラブリー』短期集中連載開始)

 メガネを愛するOL成田秋奈さんの、メガネ・ラブな日常風景。

 本当にメガネが大好きという「変わった」性格が、周囲とのギャップをかもし出す楽しさ。

 以前は、他誌にて学生時代の成田さんが描かれていましたが、あちらも好きでした。

 

 

■田中さんちの白米ちゃん

 (池尻エリクソン先生 『まんがライフ』新連載)

 「ごはん」が擬人化されたキャラクター・白米ちゃんの、田中さんに尽くします生活。

 相棒みそ汁ちゃんや、その他のおかずさんたちも加わった食品擬人化コメディ。

 

 白米ちゃんは田中さん大好きで、彼のために一生懸命になりますが、

 田中さんは白米ちゃんを「ごはん」として認識しているので、きちんと食べちゃいます。

 そこらへんの白米ちゃんの献身ぶりと、田中さんの認識とのズレが楽しい。

 

 そして、もう1つのポイントは、擬人化された食品たちの愛らしさ。

 見た目はもちろん、その献身的な性格がその愛らしさをいっそう輝かせます。

 でも、けっこう過酷にオチがついたりするのが、また笑えてしまう要素になってたり(^◇^;)

 

 

■ねこみみぴんぐす

 (まりも先生 『まんがタイムきららキャラット』連載中)

 高校1年生、卓球部の小春ひよりさんは・・・ねこみみだった!

 そんな彼女を中心とする、卓球部の人々との部活動や日常。

 

 「ねこみみ」に限らず、様々な“キャラ”付けが、親しみやすかったことがポイント。

 向日葵さんは「ヘッドホン」をいつも装着しているし、

 紫陽花さんは「ウサギのぬいぐるみ」を肌身離さず持っているという〝わかりやすさ〟。

 

 主要3名のキャラクターが、まず視覚から定着したことが大きかったですね(^^;

 私は「ねこみみ」には、さほど惹きつけられないのですが、

 その〝わかりやすさ〟には、何だか納得したものがありました。

 

 また、外見のみではなく、「ねこみみ」さんの純粋でがんばり屋な性格、

 「ヘッドホン」さんのおバカだけど健康的元気娘なところ、

 「ウサギのぬいぐるみ」さんのクールだけど・・・な点など、

 〝中身〟もまた面白い魅力にあふれた“キャラ”であることが好感触。

 

 

■チェルシー

 (シバユウスケ先生 『まんがタイムきららキャラット』連載中)

 元気娘な女子高生・吉水ユキさんが、学園祭で“お笑い”をやるべく

 友人と結成したグループ「チェルシー」のお話。

 

 “お笑い”ということで、コント・ネタなどの要素があるものの、

 ネタ的にヒットしているかと聞かれれば・・・ちょいと言葉をにごします(^∇^;

 それでも、なんだか楽しい空気感。

 

 あまり「萌」に詳しくない私が言うのもなんですが、

 絵柄はそれっぽいものの、頭身は高めでスラリとした雰囲気で

 いわゆる「可愛らしい系」ではない感じが、私には新鮮でした。

 (といっても、キャラクターが可愛くないわけではない)

 

 そして、私をとらえた要素は、おそらくリズム感ではないかと思っています。

 主人公のユキさんが暴走気味にはっちゃけて、それに周囲が引きずられたり

 ツッコんだりするリズム・流れ。

 時折、とんだりはねたりするのも、なんだか「楽しいな~」という気持ちにさせてくれます。

 

 

■ひよぴよえにっき。

 (琴久花央先生 『まんがタイムきららキャラット』連載中)

 小学生の姉が、まだ小さい妹のお世話に奮闘するお話。

 妹の無邪気な小さい娘っぷり、そして姉の健気な一生懸命さがよすぎです!

 

 とにもかくにも、姉妹の「可愛らしい空間」がくり広げられる様子。

 これが心地よい。

 

 それは絵柄だけのものではなく、姉妹の“キャラ”であり、

 その姉妹のやりとりが生み出す、不思議な雰囲気・空気感そのもの。

 ここらへんの描き方がきわめて絶妙で、第一印象からグイグイッと引き込まれました。

 

 本当に、子供らしい元気さがあふれんばかりで、見ていて楽しい気分にさせられます。

 と同時に、姉の奮闘ぶりがこれまた応援したくなるというか、

 もどかしくないお世話な雰囲気で、よい感じなのであります。

 

 

 

以上、つたない文章で申し訳ありませんが、

これをもって私の『4コマ漫画ナツ10』とさせていただきます。

お粗末さまでしたm(__)m

 

 

私も宿題ギリギリ派です・・・エンドレス8ならよかったのに・・・・・・

すみません、本当にすみません!

 

(※)追記

 『イエス・マスター!』作者である松本蜜柑先生には、

 単行本があるため、こちらの作品は選考基準外になるようです。

 

 まことに情けないことに、私はそのことを存じ上げなかったうえ、

 コミックス情報の調査が浅はかであったために、このようなミスをおかしてしまいました。

 御不快な思いをなさった方がいらっしゃいましたら、申し訳ございません。

 ここに謹んで、お詫び申し上げます。

 

 なお、本作品は選考基準外とはなりますが、本文は自分への戒めとして、

 また何より「好き作品」の表明として、そのまま残しておきたいと思います。

 

 まことに、申し訳ございませんでした。