小林恵のNY通信

NY在住47年、2011年より東京谷中に居住。創造力をのばすためのエッセンス、スパイスをいれた私の暮らしの手帖です。

事件発生!

2015-06-28 10:49:53 | フックド・ラグ猫

 置き忘れられたラグ猫の運命・丸山久美の白襟ねこちゃん

ラグ猫つくりに励む生徒たちは遠路何時間もかけて谷中に来てくださいます。一か月に一度2時間のクラスです。
新潟県の十日市市からいらした丸山くみさんが「私がここにおいて行った猫ちゃんが、いなーい!」といいました。「ええっ!」

早速玄関に集まったて「いらっしゃいませ」の猫ちゃんの写真を調べると確かに全員集めたはずの丸山くみさんの猫はいない!
落としたのかしら?またはコソ泥かしら?ドキン、ドキン!心を落ち着けて「くみさん、もしか発見できなかったら写真があるのでそっくりを
私が作るから心配しないでね」と。

 撮影は一人でお天気を見ながら大きなカバンに猫ちゃんを持てるだけ詰めて谷中を巡ります。この日撮影した後の写真にはくみさんラグ猫
は見当たりません。落としてきたか、どこかに忘れてきたか。全生庵(山岡鉄舟・徳川幕末明治維新の際、国事に殉死した人を弔うために明治
16年に建立.臨済宗:禅寺)を背にしたコミュニティセンターの草原で写真を撮ったあと全生庵の裏墓地の小さな五重の塔の前で
写したした写真以後に登場していません。「ちょっと念のため全生庵のお墓まで行ってきます」というと「私もいく!」と京都からいらしている

    
平野陽子さん。3人で全生庵へ。左の写真以後は登場しなくなっているのでまっしぐら5重の塔へ。いつもお墓の管理をよくしてい
て草刈りをしているおじさんに聞こうと思ったとたん、白襟くみさん猫が.草の中から私に「はーい!ここよ」とといいました。本当に頭だけ出していたのです。

刈られた草の中から取り上げるとびっしょりに濡れていました。この数日谷中も見たことのないような豪雨が数度ありました。何週間も草の中で生き延びて
いたのです。

喜びの3人に囲まれて帰宅。今は窓べで全身乾燥中です。くみさんの守り猫です。売り飛ばしたり、人にあげたりしないでね。永久保存猫でーす。

今大好きなのど自慢を聞きながら書きました。歌った巧い人 ”生きる力は半パじゃないよ~”…カンカンカン!合格!!タイミング良い猫ちゃんへの応援歌でした。
次の合格者は Love is over~ でした。そうならないようにね。くみ猫ちゃん、これからママ以上に生きるのよ! ニャンキュー オール Nyank you all.