小林恵のNY通信

NY在住47年、2011年より東京谷中に居住。創造力をのばすためのエッセンス、スパイスをいれた私の暮らしの手帖です。

お菓子よりチーズ・アメリカのス-パーマーケット

2012-10-17 17:23:44 | 

チーズといって微笑みたくなるバラエティがある

 
なんでもある日本ではチーズの種類が少なく
値段も高価で微笑むことができません。日本ほど食品を輸入してる国はないと思うほど何でもありますが
日本に帰ってきて寂しいと思うのはヨー-グルトとチーズの種類が少ないことです。
世界中の人が集まるニューヨークではほとんどの国のチーズもそろっています。
 パーティには必ずといってよいほどチーズが出ます。チーズとパンとワインがあれば、たとえ貧しくとも
幸せな顔がほころぶ光景は映画でなくともいつも見ることです。チーズと燻製のサーモンか、黒タラの燻製があれば・・・
そして、あとはおいしい会話があれば人生最高の楽しみです。日本は食べ物天国とも言えますがこの単純な喜びを
味わえないのは残念です。
税金が高いのか、売れないから輸入しないのか、微笑みを作るにはチーズでなくマネーと言うようになったのかもしれません。

ニューヨークのスーパーではどこでもものすごい種類のスペースをさいてチーズのコーナーがあリます。
      
チーズ屋専門店でなく普通のスパーでもこのぐらいのスペースを取っています。
      
このコーナーにあるチーズはほとんどが10ドル前後で買うことができます。

      
硬いチーズ、パルメジャーノやペッコリーノなど、カップ一杯ぐらいの砕いたものがプラスチックの容器
に入ったものも5ドル以下で買えます。ペッコリーノをたっぷりかけたシンプルなパスタはそれだけで泣く
子も笑うおいしさです。
チーズとワインはつきもので、日本のように凝った前菜はありませんがチーズ、これさえあれば
皆ハッピーです。簡単で極上のうれしい食べ物です。
写真はすべてニューヨークの住まいの近くのスーパーで撮ったものです。