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廃棄物処分場の建設についての疑問点

2017年05月08日 | 日記
私の住んでる所から2km余り南に、6市町の廃棄物を受け入れる廃棄物処分場の立地計画があり、
その説明会が明日開かれる。
徳島市の最東南部の静かな田舎町で、公共施設も何もない(小学校は、最近廃校)飯谷町に、何故、
迷惑施設の廃棄物処分場を建設するのか、説明会で聞いてみたい事項をまとめてみた。

1 飯谷町を予定地に選定した理由について
 6市町から発生する廃棄物の量の多寡からすると、処分場を徳島市に設置するというのは理解できる。
  しかし、各市町の発生量や運搬問題からすると、徳島市の最東南部で、しかも、非常に交通事情の
  悪い飯谷町を選定することは、通常では考えられないが、どうしてなのか。
 広域廃棄物は、本来、佐那河内村に建設されるはずだったのが、村を挙げての反対運動により不可能と
  なった。
  次に考えられるのは、当然、6市町における廃棄物発生量の重心から捉えての場所や交通事情、津波被害
  想定から考えると、徳島南環状道路の上八万IC近くの高台が想定されるはずである。しかし、佐那河内村
  に隣接した上八万町は、相当以前から根強く、地道に反対活動を実施していた。
 飯谷町にある旭鉱石の採石場跡だと、土地代及び造成費については、かなり費用も少なくてすむと、議会に
  対して説明もできる。
  だから、周辺住民の反対活動が起きないうちに、上八万町の二の舞を演じないよう、早急に飯谷町に決定
  しようと考えているとしか思えないが、どうなのか。また、上八万町以外に一宮町や国府町なども検討した
  のかについてもお伺いしたい。

2 道路通行問題について
  6市町からの運搬車両の1日平均の想定通行台数と、それが現在の交通状況に与える影響について調査して
  いるのか。丈六団地の造成に伴い建設された、団地の中心を通る市道を通行するのか。また、旭鉱石付近の
  道路は、2車線にもなっていない狭隘な箇所が多いが、どうする予定なのか。計画している通行ルートも含め、
  お伺いしたい。

3 原発事故による放射性廃棄物の受け入れについて
 この廃棄物が、一般廃棄物と同様に扱っても支障はないとの科学的証明が、十分でない状況下において、指定
  廃棄物の処分は、中座している。仮に、地元住民が同意したとして、飯谷町に処分場が建設された場合、この
  廃棄物を受け入れることは、想定しているのかどうか、お伺いしたい。


予定地と6市町の位置及び人口を記載した地図
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