観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

夏の花

2012年08月26日 | 日記


夏の花といえばヒマワリとなるが、樹木の花ではこのサルスベリだ。このサルスベリ、花が美しく病気に強い。
そして必要以上に大きくならないので、庭や公園などによく植えられている。この木の特徴は、幹の成長に伴い
樹皮のコルク層が剥がれ、すべすべした新しい樹皮が次々と表面に出てくることだ。
猿が登ろうとしても滑るということで、猿滑といわれたりするが実際は全く滑ることなく簡単に登るらしい。



次は、キョウチクトウ(夾竹桃)
この木も花がきれいし、乾燥や大気汚染にも強く、またその毒性のため病害虫に強いので、管理もしやすいため街路樹
などに利用されている。ウイキペディアによると“広島市では、原爆で75年間草木も生えないといわれた被爆焼土に、
いち早く咲いた花と言われ、原爆からの復興のシンボルとして広島市の花にもなっている。また、ベスト電器広島本店
で、2007年2月に、当時の駐在役員の指示で、見栄えが悪いという理由で、店舗外周に植えられていたキョウチクトウを
伐採したところ、その怨念で業績が悪化し、翌年の2008年2月11日に店舗が閉鎖、ビックカメラに明け渡すという都市伝説
も生んだ。”
“花、葉、枝、根、果実すべての部分と、周辺の土壌にも毒性がある。生木を燃した煙も毒。腐葉土にしても1年間は毒
性が残るため、腐葉土にする際にも注意を要する。”とある。そして花言葉は、「用心、危険、油断しない」である。
しかし、危険な木であるからただちに切ってしまえという考えは短絡的と思う。