観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

D800とカメラバッグ

2012年08月08日 | 日記

デジタル一眼カメラ、ニコンD800を買った。フルサイズのデジタル一眼は初めてだ。予約を入れてからちょうど
1月後の納入だった。退職後、家人とのバス旅行の機会が増えたので、旅行本来の楽しみに撮影の楽しみも加えよう
と思ったからだ。今まで、APS-CサイズのD300を使っていたが、D800は風景撮影に向いているようなので、
ちょうどいい気がした。しかし、野鳥の撮影が多い私には、やはり焦点距離がレンズの焦点距離×1.5倍相当となる
D300も手放せない。
ところが、D800にはクロップという機能が付いている。クロップというと、20年くらい前によく話題になった
ミステリーサークルを思い出す。このミステリーサークル、人為的な作品であるとの見解が一般的になったので、
ミステリーとは言わなくなり、主に作物畑で行われていたことからクロップサークルと呼ばれるようになった。
クロップ(crop)は、作物、収穫高という意味以外に群れとか、短髪といった意味もあるようだが、他動詞だと
~を刈り込むという以外に写真をトリミングするという使い方もあるらしい。(ニコンは、この意味で使っている。)
ニコンがこのクロップモード登載したのは、2005年に出たD2Xが最初である。野鳥仲間が使っていたので知って
いたが、クロップモード搭載機種、はいずれも高価なため高嶺の花で買えなかった。クロップモードとは、デジタルズーム
で画面をトリミングして、ズーム効果を得るのと基本的には同じだ。しかし高画素なので、D800の場合だと3630万
という画素のため、1.5倍クロップでもD300の1230万画素より画素数が大きい。ということは写りもきれいという
ことだろうか。
しかし、D800は重いし、手に持った感じはD800に慣れていないせいかもしれないが、D300の方がずっといい。
D300の後継機種(D300Sではない)がそれほど高くなく、しかもD800以上の性能で登場すれば別だが、
2台のD300は今後も持ってるつもり。
話をバス旅行に戻すと、自分の車で移動する時はカメラバッグをいくつも載せることできるが、バスの場合はそういうこと
もできない。


一度、D300+70-200mmF2.8のレンズと18-200mmF3.5-5.6のレンズを持って行こうと、この写真のよう
に3個のカメラバッグを買った。しかし、後から小さい方のレンズバックは必要のないことが分かった時には悔やんだ。
(D300に18-200mmF3.5-5.6を付けるときには、70-200mmF2.8を入れておく大きなレンズバッグが必要だが、
D300に70-200mmF2.8レンズを付けている場合、小さい方のレンズは大きいレンズバッグに入れとけばいいのだ。)
という訳で、左の2つをセットして持って行った。しかし、ただ重たい思いをしただけで、70-200mmF2.8レンズの出番は
あまりなかった。
しかし、D300+18-200mmF3.5-5.6もいいのだが、望遠側が中途半端である。広角側も35mm換算だと27mmと
これまた物足りない。風景がメインのバス旅行は、標準のズームレンズ一つと割り切ったほうがいい。
フルサイズのデジタル一眼購入と同時に買おうと思っていたニコンの24-70mmF2.8は、高価で手振れ防止装置がついていない。
キタムラカメラで相談すると、タムロンの24-70mmF2.8は手振れ防止がついて価格も安く、性能もそれほど劣らないということ
なので、それに決めた。しかし、D800にこのレンズを付けると、D100の時から使っていた右のバッグは少々きつい。

どうしたものかと思っていたら左のバッグがちょうどいいことが分かった。このバッグ、どういう用途に使うつもりで買ったのか全く
思い出せないが、初めて出番がきた。