観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

由布院温泉月燈庵

2009年02月26日 | 旅・風景・グルメ
ゆふいんには、由布院と湯布院という漢字名があるが、何でだろうと調べると意外に答えははっきりしてる。
元々、「由布院町」の中に「由布院温泉」があり、隣接した「湯平村」には「湯平温泉」があった。1955年に両者が合併、「湯平」の「湯」を一字を残して「湯布院町」とした。
しかし、ウイキペディアによると実際には、「由布院ブランド」は、全国的に「湯布院ブランド」として広められ、本来は由布院と湯平を合わせた「湯布院町」という自治体名としての町名である「湯布院」という名称が、由布院と由布院温泉を表す名称として使われている。つまり、「湯布院」がこの自治体内の一地区を表す地名であるかのような誤解が全国に広まってしまったらしい。
また、2005年には湯布院町と庄内町、挾間町が合併し、由布市となっている。現在では、由布市湯布院町という形で平成の大合併前の湯布院町という地名は残っている。
以前からある地名などは由布岳、由布院温泉、JR由布院駅、という具合に「由」の字を使っている。
今回の旅の宿は、「月燈庵」という由布院温泉の中心街から離れた隠れ家のような全室露天風呂付の離れで12棟ある。これをツアー客25人で貸し切った。ちょっぴり贅沢なツアーで、私は露天風呂付の離れは初体験。
しかし、この個室露天風呂、やはり寒いので、ものは試しと入っただけで、結局ゆっくりしたのは、下の写真にある風呂。ここで、一度、室内の浴槽で暖まってから屋外の広い露天風呂で、満天の星空と月を独り占めにして浸かっていた。(風呂までカメラを持ち込むのはどうかということで宿の名前の由来(月の燈りを楽しむ庵)となった月の証拠写真はなし。
最近、さらに奥に「渓酔居」という別館特別室が6室できている。


築300年の古民家を山梨県より移築した母屋


母屋の入り口


母屋から離れにいく吊り橋、凍って滑るので、莚を敷いていた。


男風呂