この写真は、知床に向かうバスの中からの写真であるが、いかにも北海道という感じだ。
すべり止め用の砂をいれるボックスとキタキツネが写っている。(路上にある木の枝のようなものは、エゾシカの骨らしい。)
最近は、キタキツネと聞けばエキノコックス。しかし、尿のかかった山野草を食べただけで恐ろしい病気にかかるから駆除しなければ、というのは短絡的だ。キタキツネ、ネズミ、エキノコックスの関係は、森林生態系の一部である。バランスがくずれば、森林の生態系が破壊し、結局人間の暮らしも悪くなる。ガイドさんに聞いたのだが、エキノコックスの卵も熱に弱いので、山野草などを食べるとき、熱処理をしたり、生水を飲まないなど気をつければいいそうだ。それから近づいていって、餌をやるのが一番いけないらしい。動物と共存するのは大切だが、野生のものは野生で十分生活できるように人間のほうが生息環境を悪化させず、動物との距離が保てるようしなければならない。
それから、エゾシカが天敵のオオカミが完全に駆除されたことにより増えすぎて困っているらしい。道中、窓からかなりのエゾシカを見た。また、エゾシカを殺さずに捕獲し、解体処理施設まで運び、食肉生産する計画があることも言っていた。
すべり止め用の砂をいれるボックスとキタキツネが写っている。(路上にある木の枝のようなものは、エゾシカの骨らしい。)
最近は、キタキツネと聞けばエキノコックス。しかし、尿のかかった山野草を食べただけで恐ろしい病気にかかるから駆除しなければ、というのは短絡的だ。キタキツネ、ネズミ、エキノコックスの関係は、森林生態系の一部である。バランスがくずれば、森林の生態系が破壊し、結局人間の暮らしも悪くなる。ガイドさんに聞いたのだが、エキノコックスの卵も熱に弱いので、山野草などを食べるとき、熱処理をしたり、生水を飲まないなど気をつければいいそうだ。それから近づいていって、餌をやるのが一番いけないらしい。動物と共存するのは大切だが、野生のものは野生で十分生活できるように人間のほうが生息環境を悪化させず、動物との距離が保てるようしなければならない。
それから、エゾシカが天敵のオオカミが完全に駆除されたことにより増えすぎて困っているらしい。道中、窓からかなりのエゾシカを見た。また、エゾシカを殺さずに捕獲し、解体処理施設まで運び、食肉生産する計画があることも言っていた。