Asian Railway Plaza

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戸袋窓を今も残す岡山区H13編成

2008年09月08日 23時11分19秒 | その他
先週末も2週間前に引き続きムーンライトながらで西を目指しました。そもそも本来ならばムーンライト信州で長野や新潟を目指すはずで、115系などを撮影するつもりでいましたが、あいにく天気が悪い予報が出ていたのと、指定券のほうが取れないこともあり、急遽、行先変更することに至りました。西を目指すからには、今回もマンネリ化していますが103系を追い求め、まずは姫路に行ってみることにしました。この日(6日)の58C運用には播但線オリジナル色が充当されているようであったため、先日のような銀の馬車道4連の可能性はないと判断し、すぐに岡山を目指しました。いつも私が岡山へ来ると103系ではここ1ヶ月、H12やH17編成が充当されることが多く、H13やウグイスのH18編成は運用につくことがないため、いつかは撮影してみたいと思っているのですが、今回もそれを期待して岡山まで足を運んでみました。とりあえず庭瀬まで行って上り岡山行きの450Mを撮影することにしたのですが、下り列車から岡山区の様子を伺うと一番西側には早くもウグイスの車体が寝ている姿が見られ、今回もH18編成の姿を撮影することは難しくなりました。庭瀬で下車し、しばらくするともちろんのことですが水色の車体が見えましたのでH12かH17編成かと思っていると戸袋窓ありのH13編成でした。この450M岡山行き(岡山13:15着)は、岡山駅で下関側の引上線に一旦入り、しばらくして718M和気行き(岡山13:49発)となりますので、450Mを撮影したあとにすぐに後続列車で追いかけると、岡山~東岡山で先回りして再び撮影することができます。したがって今回は貴重な戸袋窓ありのH13編成であったこともあり、後続列車に乗車し、東岡山まで先回りすることにしました。途中、岡山区内の様子を見るとH17編成が動く様子があったので、461M(岡山14:09発)三原行きにはこのH17編成が充当されると予想し、ここは迷いもなくH13編成を撮影することにしました。写真は安易ではありますが東岡山駅で撮影したもので、この撮影後は備後赤坂まで行って465Mに充当されるH13編成を撮影しました。再び岡山にもどり669M宇野行きにH17編成が充当されているのを確認すると、この日3回も走行写真を撮影したH13編成で播州赤穂まで乗車し、この日の夜は大阪へ行くことにしました。この戸袋窓ありの103系に乗車すると、赤穂線内であったことからも、単線時代の横浜線に乗車しているようで、私が小学生の頃に乗車した記憶がよみがえってくるような気分でした。しかもCPも消音器が付いていないような音でもあり、ロングレール化されていない区間を走行するところが、103系好きなものにとっては堪らないものではないでしょうか。このH13編成の全検は平成17年9月に受けているようで、今度いつ検査を受けるのかわかりませんが、今や103系の原形に近い編成は広島所のB09編成とこの岡山区のH13編成の2本だけですので、末長い活躍を期待したいものです。また、車齢も40年以上でありますが、人間の寿命と同じくらい活躍するといいのですが。(私が年寄りになっても現役でいるといいのですが)