Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

今日は何の日?

2017年02月09日 23時22分59秒 | 南武線
見出しには今日は何の日ということで、皆さんにいきなり問いかけておりますが、一般的に2月9日は語呂合わせから「ふく(ふぐ)」の日、「服の日」または「肉の日」だったり、スーパーでは肉の特売日だったりするのかもしれませんが、私個人的には209系の日ということで、南武線で唯一活躍するナハH53編成のことについて、ご紹介させていただきたいと思います。
先日もお伝えしましたように今年3月に南武線は全車E233系に統一されるということで、209系の活躍もあと僅かと想定され、火曜日の7日は副業のほうも休みであったため、朝早く起きて209系ナハH53編成目当てで南武線沿線で撮影することにしました。

この日の運用は41Fということで日中運用に充当されることから、富士山といっしょに撮影してみましたが、右下にショベルカーの姿がほんの少し写り込んでしまいました。


多摩川の対岸に渡り、定番の撮影地になりますが、私にとってはつまらないE233系が行き交う中、209系を撮影しました。


その後は稲城長沼〜南多摩間にあるマンションの非常階段から撮影するため、まずはそのマンションの管理人の方に撮影させていただきたいことを伝えると、「何か特別な列車でも来るのですか?」と言うので、私は「特別な列車ではないのですが、古い車両が1本だけ走っており、その車両がもう直きなくなるので」と言うと、管理人の方はよくわかっているのか「209系ですか?」とおっしゃるので、私は「そのとおりです」と返事をさせていただきました。


続いて電車に乗車し鹿島田に来てみましたが、最近、鹿島田駅で撮影したことがないことから、冬場にここから撮影する上では高層マンションの建物の影が列車にかかるようになり、望遠レンズでないと綺麗に撮影できなくなってしまいました。まあ、夏場であればその影も短くなるので気にせず撮影ができるのですが、この209系が去ってからのことを考えると撮影することはあまりないのかもしれません。


その後も南多摩駅と南多摩〜府中本町間で撮影し、最後は1541Fの快速列車で川崎〜立川間に乗車したのですが、2月9日の運用では03Fに充当され、朝の運用で終了していることから、209系にとって記念すべき2月9日がラストランになってしまうのか、明日2月10日以降の動向が気になるところです。


103系が活躍していた当時には、いやというほど「この電車は従来(103系?)の半分以下の電力で走っています。」と見せつけられましたが、今ではその103系が去ってから10年ちょっと経過しており、そのメッセージもとっくに陳腐化しています。
果たして、このナハH53編成の今後は同僚のナハH52やH54編成と同様に廃車されてしまうのか、それとも電撃的に他線区へ転じて活躍することになるのか注目しておりますが、南武線での最後ぐらいは205系と同様に「あリがとう運転」を期待したいところです。