Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

南武線快速電車運転開始HM付き、ラッピング車両登場

2011年02月27日 22時56分42秒 | 南武線


3月12日のダイヤ改正から南武線に快速列車が復活登場しますが、南武線の快速列車運行に向けて着々と準備が進められ、いよいよ秒読み段階へと入っています。そのような中、本日、相模線の115系を撮影に参ったのですが、その足で南武線へとぷらっと寄ってみました。(相模線の115系関連は後日掲載する予定)
なんと中原区を覗いてみると、南武線快速電車運転開始を記念すべくそのヘッドマークの付いた車両やラッピング車両を発見しました。


27日夕方現在、5編成が登場しています。内訳はナハ7、13、39がHM付きのみ、ナハ54がHM付きとラッピング編成、ナハ46がラッピング編成(HMなし)となっています。早速、本日27日夕方から一番上の写真のとおりナハ39が19Fに充当され、他の4編成については明日28日朝から運用に充当されるものと思われます。
HMは下の写真のとおりで、南武線の3色カラーを表現したもので、なかなかセンスのあるものになっています。


ラッピングのデザインについてはHMと同じもの、南武線の路線図をあしらったもの、
205系1200番台の写真の3種類があるようです。


今後、その他の編成にもHMの付いたものやラッピング編成が登場するのかどうか不明であり、これらの編成がいつまでこのままの状態で運行されるのかについてはわかりません。
また、南武線の各駅では快速電車運転開始に向けて、パンフレットの配布、ポスターの掲示が行われております。
特に川崎駅では下の写真のように3枚も同じようなポスターが貼られていたり、横断幕の掲示、踏切での注意喚起を行うポスターが貼られております。
川崎駅や登戸駅では、ダイヤ改正時の3月12日にセレモニーやテープカットなどの祝賀会は今のところ予定はしていないとのことで、矢向車掌区を含めて記念切符の販売も予定していないとのことです。なお快速運行時においては矢向車掌区での乗務員交代は川崎駅で行うとのことです。


南武線快速関連の話しについてはここまでとし、続いて南武線内に運行された臨時列車について、簡単に述べたいと思います。
立川~伊豆急下田間に「リゾート踊り子91号」が、2月18日と25日に運転されました。使用車両は今や恒例となった黒船電車でした。


川崎~甲府間に「お座敷いちご狩り号」が、2月11日、26日、27日に運転されました。使用車両は485系6両編成お座敷「宴」でした。


最後に連続立体交差事業が行われている南多摩駅周辺を観察しましたが、南多摩駅西側にアーチ型の橋がほぼ完成するとともに、乗用車の通れる踏切が整備されています。
府中街道がこちらに移設されるもので3月下旬あたりから使用されるようです。南多摩駅東側の大丸踏切についても先程説明しました踏切使用後も使用される予定で、南多摩駅を挟むこの2つの踏切は両方とも供用予定です。


本日は南武線快速に関連することを中心に述べましたが、快速運転まで秒読み段階に入っているため、駅施設についても快速関連の表示などが行われるものとみられます。また、時間がありしだい南武線ウォッチングを実施し、述べていきたいと思っております。

南武線ダイヤ改正の中身は?

2011年02月23日 23時28分26秒 | 南武線
仕事が忙しいにもかかわらず、趣味優先ということで、先程、神保町の鉄道関係の書籍を発売する某書店に行って、3月ダイヤ改正の時刻表を購入して参りました。
私として最も注目しているものは33年ぶりに復活する南武線快速列車の運行で、詳細な時刻を一刻も早く知りたいということで早速購入したしだいです。
以前も述べましたが、南武線の快速列車の停車駅は川崎、鹿島田、武蔵小杉、武蔵中原、武蔵新城、武蔵溝ノ口、登戸、登戸~立川間は各駅に停車ということで、横浜線の快速列車の停車駅にも似通ったところがありますが、南武線のほぼ中間点の登戸以北については各駅に停車することから、区間快速的な要素が多く、何とも中途半端な快速列車ではないかと思っています。将来的には登戸以北も快速列車は乗降客数の多い駅や乗換駅に停車することが望まれますが、輸送人員がある程度今後増加することや快速、各停の緩急の接続を行う必要があるなど、いろいろ問題はあるかと思われます。

それはさておいて、快速列車のダイヤについて述べていきたいと思いますが、快速はほぼ10~15時代に平日は30分置き、休日は約30分置きに運行されます。
平日は川崎発が毎時(10~15時台)03、33分に出発、立川発が13、43分に出発。休日は川崎発が毎時03、29分に出発、立川発が毎時12、38分に出発します。
休日で例を挙げて詳細に時刻を見てみると、
各停、川崎10:54→登戸11:22
快速、川崎11:03→登戸11:25→立川11:52
各停、川崎11:06→登戸11:34→立川12:01
というような具合になっています。
なお、登戸においては下り線の緩急接続が同一ホームでの乗換えができず、登戸行き各停列車の乗客は階段の昇り降りが強いられます。
また、快速の運用のパターンを見てみると、平日、休日ともに快速列車のスジに入る運用に充当されると、その折り返しが各停となり、さらにその折り返しが快速のスジに乗ります。
つまり、例えば下り快速に充当されれば、上りは各停になり、さらにその折り返しが下り快速に充当されます。(上り快速→下り各停→上り快速....)
そのパターンが下り4運用、上り4運用あり、快速運行時間帯に3往復することになります。
同様に各停のスジに入る運用で、快速列車のスジには絶対入らない運用(各停のみのスジ)もあり、詳細にパターンを読むと面白い発見ができると思いますが、これについても後日述べていけたらと思っております。






大阪環状線のスカイブルー103系を求めて急遽遠征

2011年02月22日 19時10分45秒 | 他線区の103系
昨年12月から今年1月にかけて約1ヶ月間、阪和線にウグイスとスカイブルーによるシマシマ編成が登場し脚光を浴びていましたが、私は年末、年始と2度の大阪遠征にもかかわらず、残念ながら運用されずに1枚も撮ることができず悔しい思いをしました。
混色、異色好きな私にとっては後悔が残ったわけなのですが、私の心を触発するように先月末頃から突如と大阪環状線にスカイブルーの103系1編成が登場しました。ただこの編成の所属表記は「大ヒネ」(近ヒネではない)を表示し、日根野区所属のようですので近々日根野区へ移動することが予想されます。2度も同じ悔しい思いをするのも御免ということで、ちょうど仕事に区切りがついたこの週末(19、20日)に普段はあまり利用しない新幹線で急遽大阪へと行って参りました。

前日の18日、このスカイブルーの編成は15M運用に充当され、夜間は大阪滞泊となるため、自ずから19日は何もなければ16Mに充当されることが予想できましたので、躊躇なく大阪へ行く決断ができたのですが、大阪に到着してみて驚いたのはあまりにもギャラリーが多いことでした。普段は103系なんかに見向きもしない撮り鉄がごっそりとホームの片隅に人だかりができ、乗客からはお召し列車でも走るのかというような目で見ていたようです。そのような中で撮影することに苦手な私は桜ノ宮へと移動し、最初に撮影したのが下の写真です。


この日の運用(16M)は、しばらく外回りを何周かしたあと、昼頃から向きを変えて内回りを周回し桜島へ1度入ったあと、再び外回りを周回するという終日運用であるため、1日中、大阪環状線・桜島線内を追いかけて撮影することができるのですが、この編成、奇数方が高運、偶数方が低運ということで、103系ファンにとっては偶数方の低運もきれいに撮影しなければなりません。しかしながら、この線区の撮影できる場所となると数少なく、しかも低運の偶数方は関西線直通の運用に充当されないかぎり、奇数方に比べたら厳しいものがあります。とりあえず、奇数方の低運もゲットすべく今宮で撮影してみましたが、私の持っているレンズ(200㎜×1.5倍)では足りませんでした。(下の写真は若干トリミングしています)


その後の行動については、USJ、桃谷、寺田町で撮影してみましたが、どの駅でもホーム隅には私も含めてギャラリーが集まり、ネット社会の普及なのか103系異色、混色編成に対して人気があるようですが、関西線から大阪環状線に直通する103系4+4の編成に対してはあまり気にしている方が少ないようにも感じています。


次の日は7時頃から出撃したのですが、まず向かったのは安治川口でした。来月のダイヤ改正から西九条~桜島間の行ったり来たりの運用がなくなり、大阪環状線からの直通に改められるため、103系USJラッピング編成の去就が注目されます。現在あるオレンジ色の103系もしくは201系の8両編成でUSJラッピング車が登場するのか、現在の103系USJラッピング編成が色を塗り替えて他線区へ転出してしまうのか、いろいろなことが考えられます。おそらくダイヤ改正後には動きがあるかとは思いますが、今後の動向に注目していきたいところです。


また、前回の大阪遠征でも記述しましたが、関西線用103系4+4両編成による大阪環状線乗り入れ運用についても、ダイヤ改正後の動きに注目しており、現行どおり運用されるのか気になるところです。


103系スカイブルーの編成は、この日は運用の順序どおり17Mに入ることなく、森ノ宮区でお休みでした。しかしながら、おおさか東線では運良く2本の103系が充当されておりました。


最後に順序が前後しますが、19日夕方、日根野区に寄ってみましたが、先程も説明しました阪和線混色シマシマ編成のうちウグイスTc97がT'c616とともに新たな予備となり、ひっそりと留置されていました。このウグイスTcが再び阪和線で運用につき、混色を演じてくれるのか気になるところですが、かつて天王寺駅の車止めに衝突したような事故を再び繰り返すことがあれば抜擢されるのではないかとひそかに期待しているところです。(とは言いつつ事故がないことを祈っていますが)

雪明けの南武線を撮る

2011年02月15日 23時09分17秒 | 南武線
こんばんは。久しぶりのブログ更新になってしまい、大変申し訳ありません。
101系さよならから20年ということで、前回から101系特集を行っていますが、時間のある時に述べていきたいと思っております。
昨夜から気象庁の予報に反して太平洋側に大雪をもたらしたということで、今朝は雪明けの南武線ウォッチングに行って参りました。私の自宅周辺では約10cm(相模原中央の最深積雪11cmを記録)ほどの積雪があり、東京大手町の最深積雪2cmに大きな差があるのですが、南武線沿線においても10cm近くあるものと予想しておりました。
まずは久地に行ってみると私の予想どおり私の自宅のある町田ほどではありませんが、ある程度雪が積もっておりました。3月のダイヤ改正から先日もレポートしましたように快速列車が復活するということで、その準備の一環として行先表示が快速が含まれたものに変更されつつあり、今となっては旧幕の方が僅かに残るのみとなっています。


続いて矢野口に移動し、この時点で11時でありましたが、気温の上昇とともに雪が解けて行く中、バラスト上にはまだ雪が残っていました。下の写真は大人の休日倶楽部を宣伝するナハ40です。


最後は登戸と中野島のほぼ中間地点に移動しましたが、雪のほうはほぼ解けてしまいました。この日は米タンが運転されており、EF65-1085+黒タキでした。


ところで1月29日に特急色183系による鎌倉臨が南武線武蔵溝ノ口まで運行されました。特急色の入線は久しぶりであり、沿線にはギャラリーの姿もいたるところに見られました。


武蔵溝ノ口まで入線ということで、是非、南武線205系もしくは209系との並びを狙いましたが、ビームの影が車体に写り込んでしまいました。