Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

岡山区103系H18、H19編成ゲット

2009年01月21日 20時35分21秒 | その他
12月から今まで休みらしい休みが取れませんでしたが、1月18日、19日とようやく時間が取れましたので、岡山まで行ってみることにしました。そもそも昨年の12月当初は18きっぷを使って、いろいろと遠征することを予定したいたため、早くも18きっぷを予め購入していたのですが、1月17日まで1回も使用せず、このまま払い戻してしまうことも検討しておりました。しかしながら、たった2日間であっても使用できればよいかということで使用することとしたのですが、あくまでも目的は岡山の103系ということで、103系は基本的に朝が勝負ですので、夜行バスで行くことにしました。

夜行バスといえば、私がいつも利用するのが、横浜~町田~福山~広島に運行されている「メイプル・ハーバー号」ですが、あまり快適なバスではありませんので、以前2回ほど利用したことのある、新宿~東京~横浜~岡山~倉敷に運行されている「京浜吉備ドリーム号」を利用することにしました。しかしながら、このあと人生最大の地獄が待っているとは想像ができませんでした。
私は頻繁にお腹をこわしますので、用心のために自宅を出発する前に正露丸を服用しました。特にお腹をこわしているわけでもなく、バスにはトイレが付いておりますので、そこまで心配する必要がないのですが...
横浜駅のYCATにはバス出発時刻の20分前に到着。和歌山行きの夜行バスが出発すると間もなくJRバス中国の「京浜吉備ドリーム号」が到着しました。バスは主流のダブルデッカータイプ。下がレディースシート、上が一般用で、もちろんトイレ付きなのですが、そのトイレの扉には「故障中」の貼紙が付いておりました。私がバスの切符を見せると乗務員は「大変恐れ入りますが、バスのトイレは現在故障中のため、2時間置きにサービスエリアに寄り、トイレ休憩とさせていただきます。」とのこと。私はお腹の調子も良いし、正露丸も先程服用したので、別に心配することではないと高を括っていました。バスが定刻22:40に出発するとやけにお腹の様子がおかしいことに気づきました。最初は気のせいかと思っておりましたが、どうもこれはマズイことになるかもしれないような予感がしておりました。間もなく車内アナウンスが流れ「次のトイレ休憩は足柄のサービスエリアです。」とのこと。足柄といえば神奈川と静岡県の県境付近で、まだ1時間ほどかかります。なんで手前の海老名のサービスエリアではないんだと思いつつ、乗務員が乗客にキャンディーを配りにきたので、念のために乗務員に「ちょっとお腹の調子が悪いようで」と告げました。乗務員は「急にトイレに行きたくなりましたら、バスの後ろと前に電話がありますので、その電話を使って運転手と話してください。」とのことでした。私はできるだけ、その電話を使わないことを願いつつ、お腹の調子が回復することを願っておりました。しかしながら、私のお腹の調子は時間の経過とともに悪くなり、これは本格的な○痢だと悟りました。(汚い話しで申し訳ありません)
外を見ると高速道路上であり、これではコンビニにも簡単に飛び込むこともできません。このような絶体絶命の状況が更に精神的に追い討ちをかけるように、私の腹具合の様子もますます悪くなりました。横浜町田インターに近づくとお尻のほうの筋肉に力をいれないとマズイことになりかねないと思い、ついにバスに備えている電話で「お腹の調子が悪いので、近くのトイレに寄ってもらいたい」と運転手に告げると、「海老名サービスエリアでも大丈夫ですか?」と質問され、私は力ない返事で「はい」と答えました。横浜町田ICから東名に乗るとバスは100km/hぐらいのスピードで走っていると思うのですが、私には40km/hしか出ていないのではと思うぐらいに感じ、もう限界かもと思っておりました。間もなく車内アナウンスが流れ「このバスは海老名サービスエリアでトイレ休憩とさせていただきます」とのことで、私は1秒でも早く着いてくれと願いつつ、超危機的な状況が続いておりました。バスの扉が開くと本当は一目散にトイレへ駆け込みたいのですが、私のために海老名SAに寄ったということを他の乗客に知られないように小走りにトイレへと向いました。
このように私は今までの人生の中で味わったことのない最大のピンチであり、何事もなく無事に生還できたので、本当に神に感謝なのですが、いつものように町田から福山に行くバスを利用すれば良かったのではないかと反省しておりました。汚い話しが長く続き、大変申し訳ありませんが、本題に戻しますとその後のお腹の調子も急によくなり、バスも定刻どおりに岡山駅に到着しました。

岡山ではいつものように103系を狙うべく、まずは岡山の隣駅の大元へ。最初の1本目(634M)に充当されていたのが、最近まで広島にいたH19(旧E05)編成で、幸先の良いスタートとなりました。この後、早島に場所を移し2本目(638M)を撮影することにしたのですが、これがまたいつも岡山に行くたびに振られているウグイスのH18編成で、ようやくゲットすることに成功しました。1本目で確認したH19編成のこの日の運用は1日運用であるため、笠岡で迎え撃つことに。笠岡での撮影後は、このH19編成が1時間近くも糸崎に留置されるため、私も糸崎に向いました。糸崎では留置する場所が三原寄りに移され以前のように形式写真をきれいに撮影することができなくなりましたが、M437とT'c228の山側はなんとか撮影することができました。このH19編成は糸崎11:32発の441Mに充当されるので上りホームで待っていると4番線に入線しました。以前であったら3番線に入線し、きれいに撮影はできませんが山側も撮影できましたが、4番線に入って来るとは思いませんでした。(以前は3番線であり、駅の時刻表を見ていませんでした) このまま441Mに乗車し、三原駅での折り返しのところを撮影したのち、広島へ行ってみることに。途中の瀬野でわざわざ103系(B12編成)に乗換えて広島へ。広島では1時間半ほどしか滞在できませんでしたが、現在の103系の中では最も美しいと思われる戸袋窓ありのB09編成が3940Mに充当され、元気な姿を見せてもらいました。広島14:24発で再び三原まで戻り470MにH18編成が再び充当されることを確認すると、そのままH18編成で岡山まで戻りました。ということで次の日(19日)はH18編成とH19編成が18日とは逆の運用に充当されることが予想されましたので、18日夜は岡山に宿泊。19日朝も私の予想どおりに充当され、ある程度今回の遠征で収穫が得られました。

ところで19日朝、瀬戸内色のH19編成に乗車し気づいたのですが、M437の電動機は高音のMT55Aタイプで、M'593のほうは低音のMT55の古いタイプのようでMM'ユニットで異なるタイプの電動機が付いております。このようなことはJR東日本でもよくありましたので、特に珍しいということでもないかと思いますが、JR西日本の103系でもこのようなケースがよくあるのでしょうか。

今年3月のダイヤ改正により、岡山・広島地区の103系にも動きが出ることも予想されますので、再び103系を求めて遠征したいと思っております。また、例年7月下旬に開催される尾道の花火大会の臨時列車に103系が充当されておりますので、今年こそ8連の姿を撮影してみたいと思っております。(昨年はウグイスとスカイブルーの8連のようでしたが)

検査入場した8608F

2009年01月06日 22時32分08秒 | インドネシア
ジャカルタの鉄道ファンの方から元東急の車両の情報をいただきました。

1つは2006年度の譲渡された8608FがDepok車両基地に検査入場したとのことで、上記の写真のような状態になっているようです。昨年の11月下旬に恩田の長津田工場で見られた秩鉄向けのような姿であり、一瞬この私もこれは秩鉄向け改造のための車両かと思うほどですが(私だけかもこのように思うのは)、まさかJABOTABEKから秩鉄に譲渡され日本復帰なるはずがなく、帯の色を最近流行りの黄色+緑色に変更するために帯を剥がしただけかと思われます。この8608Fは以前も黄色+緑色の太い帯でしたが、果たしてどのような帯の色を纏うのか、また、車両前面の帯のデザインがどのような姿で登場するのか楽しみです。また、情報が入りましたら、お知らせしたいと思います。

もう1つのジャカルタからの話題は、昨年11月に検査入場していた8003Fが出場しました。気になるのはやはり帯の色ですが、これも8612Fや8618F、8007Fと同様に黄色+緑色の姿で登場し、車両前面の帯のデザインが8007Fには似ているものの、形状が異なっております。

最後は私からの報告ですが、先程、時間が取れましたので、川崎港まで行って8613Fの状況を確認して参りました。8613Fは先月と同様に全く動きがなく、埠頭に留置されておりました。もうそろそろ出港するものと思われますが、本当にいつ出港するのでしょうか。ちなみにビルマ向けと思われるキハ183や24系客車も8500系と同様に留置されておりました。
Saya pergi ke pelabuhan Kawasaki tadi sore.
Raingkaian 8613 masih berada di pelabuhan Kawasaki.
Bulan lalu, saya pikir bahwa rangkaian ini akan tiba di Jakarta bulan Januari.
Tetapi saya tidak bisa yakin, rangkaian ini pasti tiba di Jakarta bulan ini.
Kalau saya ada waktu pada 2 minggu yang akan datang, saya akan pergi ke pelabuhan Kawasaki.

Foto:Bpk.Adam

毎日放送(MBS)馬野鉄アナ、103系を求めてとんでもない旅へ

2009年01月03日 20時47分24秒 | インドネシア
先月の話しになりますが、関西の放送局であります毎日放送(MBS、4ch)からJABOTABEKの鉄道を取材したいと担当者の方から連絡をいただきました。担当者のご説明によりますと毎日放送には鉄道好きのアナウンサーがおり、中でも103系の低運転台をこよなく愛しているとのことで、是非JABOTABEKの鉄道を取材し、毎日放送で夕方に放送されている「ちちんぷいぷい」(MBS以外のTBS系列の放送局では放送されていない)の年末の特番で放送を予定しているとのことでした。
私も何かお手伝いできることがあればということで、JABOTABEK鉄道の情報を提供させていただいたり、KRL Mania(地元の鉄道ファン)やJABOTABEK鉄道の連絡先等を提供させていただきましたが、先程も申しましたようにMBS以外のTBS系列では放送されませんので、リアルタイムに視聴することはできませんでした。
取材陣は12月18日に現地入りし、19・20日と取材されたようで、22日から編集作業に取りかかり、26日の放送でON AIRされました。関西圏の方々はご覧になられた方が相当いらっしゃるかと思いますが、つい先日、担当者の方からその放送されたDVDを頂き、何度も見させていただきました。

放送の内容は簡単に説明しますと、当放送局の馬野アナウンサーは、小さい頃から鉄道ファンであり、先日引退した東海道・山陽新幹線の0系よりも103系の方を愛しており、中でも低運転台がお気に入りのようで、阪和線の103系からとんでもない103系の旅へと展開するストーリーになっています。まず、12月17日、馬野鉄アナが向ったのは天王寺駅で、偶然?にも103系のトップナンバーであるクハ103-1を発見ます。「特に初期のものは堪らないね」や「あのプシュー、ガラガラガラ~とう音は103系が呼吸しているんだよね」と持論し、103系のトップナンバーが日根野駅で去る時に「いい電車ですねトップナンバー。これに乗務できるなんてすばらいしいことですよ!」と発言するのですが、そばにいたトップナンバーに乗務した女性車掌には全く反応してもらえませんでした。日根野から関空快速に乗車し、場面は飛行機の中へと展開するのですが、なんと到着したところがジャカルタでした。

次の日の朝?おそらく19日の朝かと思いますが、まず向ったのがJakarta Kota駅。ここで東急の8500系や都営6000形を目撃するのですが、ここでも馬野鉄アナの鉄道に対する物知りが発揮されます。東急8500系の前面の貫通扉にあるサークルKマークを見て、「これは東武線には乗り入れができないよという印」と発言されるなど、かなりの筋金入りの”鉄”ぶりが発揮されます。
その後は念願の103系低運転台Benteng Ekspresに乗車しTangerangへ移動したり、Depokの車両基地を訪問します。Depokの車両基地ではR氏により、KRL Maniaの方々といっしょに説明を受けたりしたようですが、R氏の発言で「とても日本の列車がほしいです」と発言されたところは印象深いところでした。取材陣はR氏の自宅に招かれ、家族が紹介されておりましたが、3人の子供の名前が「のぞみ、ひかり、きしゃ」と紹介されているところも、面白かったのではないかと思います。

番組の放送内容は大阪でもジャカルタでも、時間の経過とともに順番に編集がされていないようですので、よーく状況がわかる方には映像がとびとびになってわかりずらいところもありますが、なかなか面白く出来上がっていたのではないかと思います。JABOTABEKの103系は現在JABOTABEK独自の塗装となっておりますが、次回の検査時にはオリジナル塗装に変更していただくことを要望しますので、もし変更された場合には、是非とも馬野アナウンサーにもう一度ジャカルタへ来ていただき、103系の醍醐味を視聴者にお届けしていただきたいと思っております。

写真はDepok車両基地で取材を受けるR氏と馬野アナウンサーです。

Saya baru munurima DVD dari MBS(Osaka TV station).
Saya sudah menonton DVDnya. Jadi saya senang sekali.

Foto:Bpk.Adam

Ekspres列車の公認車内販売

2009年01月01日 19時14分42秒 | インドネシア
あけまして、おめでとうございます。
今年もJABOTABEKの鉄道の話題や南武線などの通勤型車両の話題を提供していく予定ですので、よろしくお願いいたします。
昨年11月訪問時のJABOTABEKの話題が全て終わっておりませんので、少しずつ提供していきたいと思います。まずはいつも車両の話題ばかりですので、ちょっと変わった視点からということで、Ekspres列車内の公認車内販売の話題を1つ。
ジャカルタでは冷房車でないEkonomi列車では、果物やテンペ、ジュース、新聞、子供のおもちゃなどを売る売り子が走る列車の車内を行ったり来たりして乗客らに販売されており、また、3~4人ぐらいのバンド連中が生バンドを車内で披露したり、小さな子供が自家製カラオケセットを背中に抱え、音楽を流しながら歌い、乗客らにチップを求めるというようなことが、日常茶飯事に行われています。これらの行為はEkonomi列車でよく見られる光景ですが、Ekspresの車内ではいっさい禁止されております。
Ekspresの列車では、以前から日本の通勤電車のように車内販売などがなかったと思われますが、昨年11月の訪問時ではJABOTABEK公認の車内販売員が列車の中でお菓子類やパン、ジュースなどが販売されております。おそらくこのような光景は他の国では見られないかと思われますが、このような車内販売を行っているのは販売員の話しによるとJakarta Kota~BogorとJakarta Kota~BekasiのEkspres列車で行われているようです。この写真はKotaからBogorへ行く列車の中で撮影したもので、販売員はManggarai駅付近を通過したあと、Bogor寄りの先頭車からKota寄りの後部へと移動し車内販売が行われました。乗客自体が少ないにもかかわらず、多くの乗客がいろいろなものを購入しており、売上げの方も上出来ではないかと思われます。